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#47 「ローズヒップ」のガチ解説

「ローズヒップ」という言葉聞いたことありますか?

個人的に美容や健康思考の方には超絶お勧めの食材です。

今回は、その「ローズヒップ」の解説をがっつりしていきます!

○「ローズヒップ」

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ローズヒップ」は、特にここ最近になって非常に注目され始めた食材です。

よくスーパーなどでは、ハーブティとして置かれていることが多いです(見たことない方は、チェックしてみてね)。

他には、「ローズヒップ」のオイルとして売られていたりもします。

ローズヒップ」は、バラの果実のことを指します。

バラの果実は、小さく真っ赤な実で一粒一粒に豊富な栄養分を蓄えています。

そのままでも食べることができますが、多くは実を乾燥させたり、種を圧搾してオイルを抽出したり、そのままよりは加工した状態で、ハーブティや料理、スキンケア、入浴剤、芳香剤などに使われます。

実は気付かないところで非常に多く使われていることが多いです。

バラと一言で言っても全てのバラに「ローズヒップ」が実るわけではありません。「ローズヒップ」が実るのは、主に”ワイルドローズ”というバラの原種で、”ドッグローズ”やハマナス”と言った種類のバラが使われることが多いです。

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○「ローズヒップ」の栄養価

ロースヒップ」と言えば、なんと言っても『ビタミン』が非常に多いという特徴があります。

別名”ビタミンボム”、”ビタミンCの爆弾”と称されるくらい『ビタミン』、特に『ビタミンC』含有量は豊富です。

ビタミンC』の含有量は、なんとレモンの約20倍以上含まれていると言われています。

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さらに、「ローズヒップ」の『ビタミンC』は『ビタミンP』に守られているため、熱に強く、より効率的に『ビタミンC』を摂取することができます(本来、『ビタミンC』は熱に強くありません)。

その他の栄養価を見てみると、

『ビタミンE』

『ビタミンA(ほうれん草の約2倍以上の含有量)』

『ビタミンB1』

『ビタミンB2』

『食物繊維』

『鉄分(ほうれん草の約2倍)』

『カルシウム(牛乳の約9倍)』

『ポリフェノール(ほうれん草の約2倍)』

『リコピン(トマトの約8倍)』

『βカロテン(トマトの約20倍)』

『マンガン(わかめの約2倍)』

『ナトリウム』

『ペクチン(レモンやライムの皮から抽出される多糖類)』

『フラボノイド(ポリフェノールの一種で天然に存在する有機化合物群の植物色素の総称)』

などの多様な栄養素が、豊富に含まれています。

『ビタミンA』や『ビタミンE』、『ポリフェノール』、『リコピン』などは、抗酸化作用(いわゆる”体の老い”を防止してくれる)があり、肌のターンオーバーを促進して健康な状態をキープしてくれる効果があります。

つまり、美容を気にしている人にとっては、ぜひとも摂取しておきたい食材の一つということになります。

さらに『ビタミンE』には、紫外線から肌を守ってくれる効果もあるため一石二鳥です。

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○効果

栄養価のところで、抗酸化作用については書きましたが、まだ他にも「ローズヒップ」を摂取することによって得られる効果がありますので、ご紹介いたします。

・便秘解消

ローズヒップ」には、食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境を整えてくれる効果が期待できます。そのため、便通を促し、便秘解消につながります。

また、腸内環境が整うため、栄養の消化吸収の効率が良くなったり、肌荒れが解消されたりすることも期待できるため、「ローズヒップ」は優秀な食材ではないでしょうか?

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・ホルモンバランスを整える

女性ホルモンの一つである『黄体ホルモン』の材料になるのが『ビタミンE』になります。

『黄体ホルモン』は、生理痛の軽減や月経トラブルの改善などに役立ってくれるため、その材料になる『ビタミンE』を摂取することはとても大切なことです。

また、『その他ビタミンやカルシウム』は、ストレスを抑えてくれる効果があるため、生理痛のイライラの軽減などにも効果的です。

・貧血予防

貧血予防と言えば『鉄分』ですね。

上記にも挙げたように「ローズヒップ」には『鉄分』も豊富に含まれています。

しかし、『鉄分』はなかなか吸収がしにくい栄養素の一つと言われていて、不足しがちな栄養素とも言われています。

そこで『鉄分』の吸収をよくしてくれる栄養素が、『ビタミンC』なんです。

つまり、「ローズヒップ」は、貧血予防に必要な『鉄分』と、それの吸収を助けてくれる『ビタミンC』の両方が含まれているという素晴らしい食材ということになります。

ただし、貧血予防には”植物性の鉄”と”動物性の鉄”、どちらも取ることが最も重要ですので、「ローズヒップ」で”植物性の鉄”を取り、”動物性の鉄”はマグロやカツオなどからとると良いと思います。

・疲労回復と免疫力向上

有名な話なので、さらっといきますが、『ビタミンC』には、疲労回復や免疫力を高めてくれることによる風邪予防などの効果もあります。

ビタミンA』も免疫機能の向上に働くため、毎日健康的に元気に過ごすために「ローズヒップ」をうまく活用すると良いのではないでしょうか?

・体脂肪減少

ローズヒップ」には、『ティリロサイド』という成分が含まれています。これは『ポリフェノール』の一種ですが、近年、この『ティリロサイド』には脂肪の代謝を促して脂肪燃焼をスムーズにさせる作用があり、体脂肪減少に効果があるということが研究により判明しています。

『ビタミンC』にも脂肪燃焼の作用を助ける作用もあるため、「ローズヒップ」を飲むことで、もしかしたらダイエットにも効果が多少はあるかもしれません(ダイエットの基本的考え方は抑えた上での効果です。「ローズヒップ」を飲めば痩せるというわけではありませんので、それだけ誤解しないように。)。

○「ローズヒップ」オススメの取り方

ローズヒップ」について、色々と書きましたが、最後に「オススメの取り方」について書きます。

ローズヒップ」は、最初にも述べたようにハーブティとして売られていることが多いです。

つまり、パックに入れられてお湯に数分つけて香りや味を出して飲む方法が一般的です。

しかし、その方法では、せっかく「ローズヒップ」が入っていたとしても、入っている分の30%ほどの栄養分しか摂取ができないと言われています。

せっかく良い栄養素がたくさん入っているのに、そのうちの30%しか取れないなんてもったいないですよね。

そこでオススメなのが、パックから中身を取り出して、それをそのままヨーグルトなどやスムージーなどのドリンクと一緒に摂取する方法です。

そうすると、パックに入った「ローズヒップ」を余すことなく摂取できるため、僕個人的には非常にオススメの取り方です。

昨年、体を絞っていたときには、朝食にバナナ+プロテイン+「ローズヒップ」の粉末、果物をミキサーにかけて飲んでいました。

ローズヒップ」自体は、酸味が強いわけでもないので、非常に飲みやすかった印象があります。

たんぱく質と糖質、ビタミンCに食物繊維と、減量期の朝食には非常に良いものだと思います。

よかったらぜひ試してみてください。


今回の記事は以上になります。

「ローズヒップ」について、理解を深めることはできましたか?

ぜひ自分の健康のために、この記事の情報を有効に活用してみてください。いつまでも若しく、元気に過ごせるように、日頃から意識してみましょう!


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