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3-3-1片側寝返りしかしない赤ちゃん

 こんにちは!寝返りができた!嬉しい瞬間だと思います。そのうち反対側もするのかな~、1週間経ても2週間経ても1カ月経ても、おやっ?!しそうにない。ズリバイ始めたけど、片側寝返りだけ。これでいいのかな?というご相談をお受けすることがあります(自己紹介はココ)



推すは推すでも反対側ではないですよ!
見るべきは、得意になった理由です


総論:片側の寝返りしかしないのは、赤ちゃんがカラダが動かしやすさを優先した都合により『選択』した結果です。得意側と不得手側ができているのでそこをどうアプローチしていくかで両方寝返りできるチャンスが巡ってきます。両方使えることが0歳の発達の上で大切なことです。

イメージはそのうち寝返るよね?




 イメージはそのうちかもしれません。はじめての寝返りは、左右どちらの方向になるかはカラダの操作しやすい方を起点に寝返りを始めます。そのあと、反対側はどうだろう、試し行動が始まります。

試し行動をする赤ちゃん



 試し行動とは、仰向けになった時ごろごろと左右を転がりながら、できる方はこうだよね?まだできない方は?この時、遠巻きでも表情を見てみるところころ「あーでもない、こうでもない」と試しながら確認していたりするのです。


 かわいいですよね。まだできない方がうまくいかないときには、できる方で「こうだよね」と言わんばかりの表情しています。なんどか繰り返すので試し行動といっています。

試した結果諦めることもある



 ただし試し行動がうまくいけばいいのですが、「どうも無理そうだ」「
うまくいかない」と分かったとたん、「もういいか」と諦めてしまって、片側寝返りを決め込む赤ちゃんだっている訳です。


 できないものを追求しないこともあります。赤ちゃんだって人間ですから、自分で実現できる方法を主軸へ選ぶのも当然な話です。


 そうなると、待てど待てどしないな、どうしたものか・・となるわけです。

残す片側ができる可能性はある?ない?



 もちろん、両方寝返りできる可能性はあります。ただ「しづらいから諦めた」にすぎません。しづらさは何だったのか。そして、赤ちゃんができるかもしれない、やってみたら達成できた!これがないと動いてはくれません。


 今まで自分一人で何ともならなかったものです。見守りだけで待ち続け偶然に両方できることもありますが、多くは、なくても不自由はなく寝返ることができるわけで支障ないですから、気に留めようともしないというが通常かもしれません。


 動かしづらさをどう解消していくか、どう好奇心を引き出していくのか、そこが焦点になると思います。

では一体何があったの?



 残す片側の寝返りをしてもらえたら、親御さんは安心されると思いますが、しなくても大丈夫と子どもは判断したわけです。



 使いづらさは、寝返りより前の段階であったということだと思います。それゆえ得意側と不得手側が存在してしまったということです。『3-3寝返りには5種類ある』と書いたのですが、私の経験上、片側寝返りのこのタイプでは、反り返り寝返りしている子が比較的多い傾向を見受けます。



どうやって両方するの?
どうやって?
どうやって?


 これまでも先に勧めたい願望からか、何度も詰め寄られることありましたが、お子様ご自身の今置かれている諸事情はわかりません。ただ、赤ちゃんをきちんと捉え、理解しようとすることで見えてくることはあるとおもうので、そのあたり書いていますので、ご理解おねがいいたします。


 もしかしたら、うつ伏せ時代から寝返りまで、どんなパターンが考えられるのかをこの後書いてみたいと思います。予想できればヒントになるかもしれません。

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