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4-13フォーク使いはじめ、見逃しやすいこと

 こんにちは!一人で食べてくれないかな?そうだ!フォークに食べ物をグサッとさして手渡せば、ひとりで食べられるんじゃないの?と大人は思いがち。しかし、重要なことを忘れていることもあるのです。(自己紹介はココ)




 食べたらOKじゃない
 食べることは生涯教育のひとつ
 何を育てる必要があるのかな


総論:一人で食べるの自己実現の焦点をどこに置くのか。食べていたらいいのか、その先にある大人と同じように道具を使えるようになるまでを焦点にしているのか、その違いで、違ってくるものがあります。

食事の自立はいつなのか



 離乳食後期頃・離乳食完了期あたりになると、自分で食べようとするしぐさが見られることと、ある程度形のあるものだって食べることができるようになってくるので、そろそろ自立に向けて、フォークを使ってみようかとお考えになられる傾向あると思います。


 当レッスン「離乳食おくちの育て方」の考え方は、食事の完全な自立は、大人と同じ形態のお食事が取れるころ、つまり3歳を目指して考えています。


 食事内容自体は離乳食完了期から3歳くらいまではほとんど変わらず、大人のものよりは比較的柔らかい、形はある、味は薄目かわらずだけど、種類が増えてくるお食事となっていきます。


 おくちアーンしていた時代が抜けたんだから、自立というわけではありません。これまでも食事に関しては細かく述べてきました。


▼食べること、授乳から自立へ向けてまとめています


 スプーンで使えるようになったし、それならフォークも変わらないんじゃないのかと思われがちですが、自立に向けて大切なことがまだ抜けています。


 今回はそのあたりを書いていこうと思います。


忘れているのは手の育ち

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