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1-3-8①赤ちゃんを触れる、ボディ・イメージとは

 こんにちは!生まれたての赤ちゃんは視力が充分見渡せるほどではないということは周知のこと。赤ちゃんはお世話されながら、五感を使って「それは何だろう」と思いを寄せています。そこで作り上げられるボディイメージとは。(自己紹介はココ)

ボディ・イメージとは何か



 ベビーマッサージや発達障がいなどを学んでいくうちに、ボディイメージという言葉にたどり着いた経緯があります。木村順先生の書籍「感覚統合」によれば

【自分の体に対する実感ボディ・イメージとは】
 感覚統合的なアプローチを考える腕、ひとつひとつの感覚を分けて語れないこともあります。その一つとして「ボディ・イメージ」があります。
 ボディ・イメージとは、学術的な立場で様々な定義がありますが(中略)「自己の身体に対する実感」ととらえることにします。
①自分の手足・体の輪郭、サイズ、位置や部位
②自分の手足・体の曲げ伸ばし具合、力加減
③自分の体の軸の傾き具合
などの実感することを指し、

保育者が知っておきたい発達が気になる子の感覚統合/木村順/学研保育BOOK/2014より引用



 と書いている通り、赤ちゃんの感覚は五感を通して、自分が何者か、どういう状態、どういう状況なのかを知ろうとしています。

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1-3-8①ボディ・イメージとは
1-3-8②赤ちゃんが与えられるもの
1-3-8③赤ちゃんが自分でできること
1-3-8④赤ちゃんの限界とは
1-3-8⑤赤ちゃんが知りたいことは


赤ちゃんを触れる時はいつなのか



 生まれたての赤ちゃんは、自由な身動きはできません。生まれてくることだけに特化して生まれてきているので、それ以外のことはこれから習得していくのです。



 自分の身動きもままならないけれど、何とかして生きていかなければならないので「泣く」などの手段を用いて、傍にいる大人を誘導します。そして抱っこやお世話が始まる、これが触れてもらえる最初になります。



 赤ちゃんのお世話、具体的にな何があるのか。


 授乳、おむつ交換、抱っこ、お風呂、着替えが人を介して触れてもらえる機会です。


 人を返さない触れるとしては、衣類、寝具、ベビーカーなど道具、右や左を向く自分で行う傾き、手足の動き、くねくねと体幹の動きなどがあります。



 いわゆる、「されるがままの状態」で、ボディ・イメージが育つだけのものは少ないです。なぜなら限られた時間でいつも同じ行動だからです。



 あえて挙げてみるなら、自分の手足をバタバタしている、くねくねしている程度が、赤ちゃんが意図してしていることかもしれません。



・・ということで、明日に続きます。


▼ぴよままオカンが運営するレッスンでは雑談が面白い。こんな話もサクッと聞けたりします。


赤ちゃんの発達を学ぶベビータッチはココ



 当方の得意は、個別性対応できることです。うつ伏せ苦手、寝返り、ズリバイなど赤ちゃんの動作を支援しています。赤ちゃんの行動を読み解くと、今赤ちゃんが困っていること、克服していきたいことなど目標が見えてきます。赤ちゃんの仕草がみえてくることで、子育ての細やかな視点を学ばれる方が多いですよ。 



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