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5-2-12歩行器は使って良いもの?

 こんにちは!赤ちゃん遊具のひとつ、歩行器って移動が自由になり楽しそう。立って移動ができるので歩行練習にもなるのかな。歩いていないのに使っていいのかなというご相談を受けることもあります。(私のプロフィールはココ)


 歩行の補助具ではありません
 遊具です

歩行器って何ですか?


 ご存じでない方もいらっしゃるかもしれないし、今でもたまにこの話題あります。今の子育て世代のご両親、祖父母あたりなら、歩行器(ベビーウォーカー)の存在を知っていらっしゃる方多いと思います。海外製のものならバネがついていて飛び跳ねるタイプの歩行器もあるみたいです。


 先に結論から申し上げると、歩行を促すものでもなく、立位を促すものでもなく、遊具です。商品にもそのように書いていると思います。


 結果これを使ったから歩けるようになるわけではなく、赤ちゃんが発達の順番をきっちり掴み取っていくと歩行はできるようになります。


 歩行できていない時期にこれを使うことがほとんどですので、発達の先取りを目指していることに過ぎないと思います。先取りすることのメリット、デメリットについては、よかったらお立ち寄りください。

好奇心を駆り立てるものです



 高さがあるメリットとしては、地面にいてるハイハイの高さより視野が広くなるので好奇心を誘うことになります。


 デメリットしてはつま先でぴょんぴょん突くことが多いと思います。


 立位になるにはそもそも脚力そのものがまだ追いついていないこと、立つ・歩行する準備がまだであるということ。股関節、座面(おしり)で全体重を支えていることで腰への負荷が大きくなること。足裏の着地がキッチリできていないので姿勢がぐらつきやすいことが挙げられます。


 「喜ぶ・怖がる」赤ちゃんは感じたことを表現しますが、喜んでいるから何も問題ないわけではないのです。つま先立ちを覚えてしまうと、歩行した時の転びやすさ、つまづきやすさ、足裏全体で体重をかけることの不器用さなどがでないとはいいきれません。



 あくまで遊具だということで
 補助具ではないということ



 赤ちゃん自身のちからで歩行を獲得していく方が、体重の支え方前後左右に転ばないようにバランスのとり方を学び覚えていきますのでそちらの方を、行動発達を支援するものとしてはお勧めしていきたいです。



『3-9つかまり立ちから伝い歩きの変化』『3-10伝い歩きから自力歩行への変化』もよかったらお立ち寄りください




▼当方は赤ちゃんの行動から読み解く、赤ちゃんの発達に即したベビーマッサージもしていますが、こういった雑談ネタもレッスン中よくしています。



 この度は、「5-2-11赤ちゃん30分以上メリーを見続けてる、大丈夫?」をご覧いただき、誠にありがとうございました。あなたの子育てライフを応援しています。


 0歳の教科書の著者、ぴよままより



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