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4-1-1母乳育児をしてみたい、飲めているのかどうかわからない

 こんにちは!見た目にわからない母乳育児の悩み。疲れて眠ったのか、満足して眠ったのか、見えないゆえに悩まれてることも。(自己紹介はココ)




最初は1週間単位・2週間単位と
赤ちゃんの体重増加や排泄量見ながら
おおむねということで認識しよう


総論:やりたい気持ちは押し込めなくていい。しかし、「やりたい」が「やらねば」に変わると身も心も視野も狭くなる。「やれたらいいね」、「やれる方向で」というつもりが丁度良いのかもしれません


母乳育児してみたい



厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」にも書いている通り

授乳及び離乳を通じた育児支援 の視点を重視。親子の個別性を 尊重するとともに、近年ではイン ターネット等の様々な情報がある中 で、慣れない授乳及び離乳におい て生じる不安やトラブルに対し、母 親等の気持ちや感情を受けとめ、 寄り添いを重視した支援の促進。

厚生労働省授乳・離乳の支援ガイドより引用

 World Health Organization(世界保健機関)のHPからも

生後1時間以内に母乳育児を開始し、その後6か月間母乳のみで育て、最大2年以上母乳育児を続けることで、消耗や肥満を含むあらゆる形態の子供の栄養失調に対する強力な防御線が提供されます。母乳育児は赤ちゃんの最初のワクチンとしても機能し、多くの一般的な小児疾患から赤ちゃんを保護します。

WHOの本文より引用



 上記のように、メリットが沢山あることを書かれています。この情報だって、これまでの母乳育児の結果があると分かったから、導き出されたものですから、



自分が出せるものならやってみたい
母になった今、この瞬間しかできないから



 そう思われることは至極当然な話かもしれません。これまでも混合育児の方で「1滴でもでるならば続けていきたいと思う」という声も何度も伺ったことがあります。

目に見えないものを信じれるか



 透明の母乳タンクで、哺乳瓶のように目減りしていくのが見えるならば、信じることができても、実際は生体反応です。いつ湧き出しているのか、判る方もいれば、さっぱりわからない方もいるのです。


 実際のところは、授乳直後の乳頭刺激によって授乳のためのホルモンを刺激され、そこから母乳排出されていくわけですが、乳房にミルクがいつも同じだけの量がたまっているわけでもないのです。乳房が大きい・小さいはほとんど関係なく、小さくても出る人は出ます。

赤ちゃんの体重増加してなければどうしよう



 ここです。ひとつ続けられるかどうか。心が折れないかの分岐点かもしれません。信じれないと続けられませんから。


 産婦人科勤務において、入院期間中から完全母乳育児にたどりつくかたはほんの一握りで、それ以外の方は、どちらにも移行できる「混合授乳」であることが多いのを目の当たりにしてきました。


 赤ちゃんからの刺激を与え続けられることによって徐々に増えていくことがおおく、最初の1カ月で母乳育児になるかたもいれば、3~4か月ぐらいで母乳育児にたどり着いた方もいます。過去の経験で陥没乳頭で二プルシールド(乳頭補助具)をつかいながら混合続け7か月で完全母乳へ移行した方に出会ったこともあります。


 ふたつめの分岐点として、生まれたから1カ月を過ぎ、いざ産婦人科へ。そこで小児科医などにより1か月検診を受けた時に「出生時から体重が増えてなかった」「体重が減っていた」という事態が起こることだって、何度も目にしたことがあります。もちろん、授乳回数もしっかり与えてくださっていたうえでの話です。


 その時に、頑張ったのに結果(体重増加)つながっていない事実を目の前に突き付けられると、心折れてしまって「無理だ」と諦めてしまう方、何人も出会ったことがあります。


 先に申し上げた通り、数カ月かけて母乳量も体重も増えていくものなので、不確かなものです。信じて続けられるかどうか。完全でなくても、「1滴でも続けられているならば」、「できる方向でやってけばいい」という折り合いのつけ方。それを信じれるかどうかかもしれません。


 気を張らないで行きましょう

注釈として



 完全母乳育児を推進している産院など知らないわけではありません。母乳育児に関しては多方面の考え方があります。当方が記した考え方がすべてではありません。一番こころが落ち着く方向で選ばれたら良いのだと思います。


 この度は「4-1-1母乳育児をしてみたい、飲めているのかどうかわからない」記事ご閲覧いただき誠にありがとうございました。あなたの子育てライフ応援しています


0歳の教科書著者:ぴよままより



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