King & Prince『Pain』に震える
カップリング曲のタイトル発表から、ずっと気になっていた。絶対聴きたいやつだ、私のすきなやつだと。
5/23、King & Princeのデビュー記念日であり、6周年を迎えるこの日に合わせ、
『moooove!!/halfmoon』ダブルAサイドシングルをリリースするKing & Prince。
『moooove!!』は髙橋海人主演のテレ東ドラマ『95』の主題歌、
『halfmoon』は永瀬廉主演のテレ朝ドラマ『東京タワー』の主題歌。
2人とも主演、どちらも主題歌に起用されるということは、当たり前のことではないし、結構な偉業だと思っている。本当にありがたい。
2人とも攻めたドラマをがんばっていて評価されているし、この度King & Princeの楽曲のがサブスク解禁も決まり話題であるが、
まず、今解禁されたカップリング曲の音源を聴いて震えたのでここに記したい。
もおおおおおおお!!!!!!!!
これだよ!!!!!
私は、永瀬廉×髙橋海人に、
どん底の失恋バラードを歌ってほしい、絶対泣けるような表現力をみせてくれるはず!
と、密かに思っていた。
既存の曲では、
『泡の影』『別々の空』など、胸を突くような切ないバラードが似合う2人だと思っていた。
以前とある雑誌で、廉さんが海人さんの歌声について
「それだけで切ない」声だという評価をしていたが、すごく頷けるのだ。
『別々の空』という曲を聴いてみると、
の部分で、海人さんの歌割りでは
「♩なみ〜〜だはぁ〜〜いらぁな〜〜い!」
と、もう泣きながら歌っているように聴こえるのだ。
感情表現であるならばあっぱれなのだが、
廉さんにそう言われてなんだか腑に落ちた私がいた。
ダンスの申し子でもある髙橋海人だが、スキルはもちろんだが素人目にもわかるのは表情の豊かさ。歌うときの表情も感情がたっぷりこもっているし、演技の中での表現力も評価されている。
繊細でネガティブなところがあるが、その分彼はその感情表現力の方法がたくさんある。
私の尊敬する中島美嘉さんの言葉を借りると、
彼は"表現者"なのだろうと思う。
そして、永瀬廉。
ダンスでは、スキルの高いメンツに囲まれる運命だったため、それを比べられることが多かったアイドル人生だったと思う。
ダンスは「嫌いじゃない」と言うが、
歌うことに関してはとにかくだいすきで仕方がないように思う。
『King & Prince永瀬廉のRadio Garden』という彼のラジオ番組でも、話題に出てくる曲を口ずんだり、歌に夢中でメールを読む枚数が減ったりするほど。
髙橋海人と2人で行った『LIVE TOUR 2023ーピースー』でも、MCで廉さんはすぐ歌い出すらしく、円盤化された際に著作権的にかなりカットされてしまったよう。
澄んだ美しい声。地声で高い伸びやかな声を響かせることができるし、HIPHOPのときのセクシーな歌声もまた私は激推しだ。
普段はダンスナンバーよりもゆったりとした音楽を聴くことを好むよう。backnumberがだいすきで「いつか一緒に歌いたい」と話す。
曲の世界観や感情をたっぷり表現する繊細な髙橋海人、
伸びやかに響く声が心地よくとにかく歌うことがすきな永瀬廉。
アイドルダンスもHIPHOPもいいが、
バラードをふたりで歌い上げること、
しかもこのふたりが切ない、哀愁を纏った雰囲気を醸し出して歌うことを想像するだけで、
"あ、絶望的な失恋で打ちひしがれるバラードなんて、どうだろうか……いや、絶対最高!"
と、私の中で密かな野望を抱いた。
そんな折。
今回の新曲のカップリング曲の中に、
『Pain』
と言うタイトルを見つけた。
このとき、バラード云々は関係なく、
ROCKファン的思考(L'Arc-en-Cielを愛する者)で、
Pain、なんて曲は間違いなくいい!
と、メイン2曲はもちろんのこととにかく『Pain』が聴きたくてたのしみだった。
それが、
今日、解禁されたら、
願い、叶った!!!!!!
E minorはいちばん悲壮感溢れるコードだし、
どうやら失恋している!!!!!
現在放送中の永瀬廉主演『東京タワー』的な感じでもあるし、忘れられない、次のひとに出会ってもこの痛みを思い出す、そして合間の「wow wow wow…」の廉さんの色気のある歌声、海人さんの切なさ溢れる表情。
嗚呼、完璧。
曲調が、EXILEのバラードのような、KinKi Kidsのような、なんていうかこう、
冬が訪れる肌寒さすら感じるような。
これを待ってたんだ。
本当は、この記事より先に、
King & Princeのサブスク解禁に関しての記事を書いていた(途中)のだが、
どうしてもこの曲を聴いたら、誰かにこの感動を共有したくてたまらず、スマホでさくっと書くつもりがどうやら長くなっている。
TikTokの音源をエンドレスで聴いている。
早く5/23にならないかしら。
『Pain』、痛み。
"れんかい"は、どうしても周りから
「守ってあげたくなる」
ような存在にみえるようで。
2人でKing & Princeを背負う、ということもあるのかもしれないが、
永瀬廉は特に、何か影のある、背負っている役が似合う俳優でもある。
彼らが何か無理をしているという自覚が仮にないとしても、世間からしてもそう思わせる力、応援したくなる存在であるようだ。
"痛み"の表現ならおそらくお任せあれだし、
だんだん大人の表現もできるようになってきたふたりだから、
ますます、様々な曲のジャンルにチャレンジしてくれることがたのしみだ。
今回は無理かと思ったけど、サイトを分けたりいろいろ駆使して、FC版以外の3形態を1000円台で購入することに成功した。
鬱病無職、賢く推し活をしよう。
生きるのを諦めそうになる病気の私に、
生きるたのしみをくれてありがとう。
King & Prince。
ああ、音楽っていいなぁ。
音楽を届けるほうも受け取るほうも、happyな関係性でいられますように。
未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。