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ファンのせいで『共演NG』になるなんてあってはいけない【King & Prince×Number_i】

先ほどあげた記事と少し関連性がある話だと思うので、もし時間がある方はこちらも読んでいただきたい。

この記事をあたためている間に、発表されたこと。

7月13日(土)午後2時から8時間にわたって放送される
TBSの音楽特番『音楽の日2024』にて、
Number_i、そして2人体制のKing&Princeが、
初めて同じ番組に出演することになった。

世間的にもこれは話題になり、
”King&PrinceとNumber_iが初共演”
という見出しでのネット記事もたくさんあがった。


一方。

私も思ったが、やはり

”あ、これ、揉めるかも”

となったファンが多くいた。


私は、5人が喧嘩別れなどしていない、現在も決して仲が悪くない、連絡の頻度まではわからないが会ったら「会えたねー!」とハグしあう感じだと思っている。
いよいよきたか、でもなかなかの長尺の番組だから共演はないかもな、
世間的にも騒ぎになりそうだし無理しない方がいい、ゆっくりでいいよな、だって仲はいいから、楽屋とか近いのかな、会えるかな、、、、、、

という感じだ。


ただ、やはりSNSでは、
共演に関しては賛否両論で。

あーーー、こういうことがあって、
”批判が多い”とされて
あったはずの企画がなくなったりするのは嫌だな、と思ってひやひやしていた。
King&Prince、Number_iのメンバー本人たちもSNSを見る。いつでも見られる世界だ。
推しにとって、やさしい言葉だけが届いてほしいし、
どんなに普段は推しに愛を叫んでいるファンが多いのに、
こういうときに推しの喜ぶ言葉ではないであろう言葉が飛び交う。


この、『音楽の日』での共演について、
普段アーティストのダンスリアクション動画をあげている
YouTubeチャンネル『チカログ』のチカヤさんという方(ダンサー、ダンス指導者)が、動画を上げた。

このチャンネルでは、King&Princeのパフォーマンスについて5人時代から動画をあげていて、King&Prince、Number_iとグループが分かれてもなお両グループのパフォーマンスを取り上げ、ダンサーとしての目線、ファンとしての目線(チカヤさん:神宮寺勇太、リョウスケさん:髙橋海人)をいい感じに織り交ぜて解説や感想をあげている。
私がこのチャンネルを知ったきっかけが、私の推しである永瀬廉のダンスについての動画。

周りのメンバーのスキルと比べられがちだった彼のダンスは、ダンサーとして活動している方に評価してもらえると、本当にうれしいものだ。
2人になってから彼の成長をプロからも認めてもらえてうれしくて、そこからKing&Prince関連の動画が出たら視聴している。
アーティストを基本的にフェアにリスペクトしていて、偏った意見を言うことはない。Number_iに熱いのかと思いきや、2人になったKing&Princeのことを、2人でYouTubeをやっている身として今のれんかいの姿勢をリスペクトしていることが伝わってきて素敵だなと思った。


そんなチカヤさんが、『音楽の日』に関しての賛否両論について、自分の意見を語った。

大丈夫かな、叩かれたりしていたら自分が嫌だな、、、、、、
と思いつつ、勇気を出して観た。

チカヤさんは、
”iLYs(アイリーズ、Number_iのファンの総称)目線”と、
”冷静チカヤ目線”に分けて語っていた。

iLYsとしては、King&Princeの共演を「最&高」としたうえで、コラボも多い『音楽の日』という番組内で、少しでも交わってほしい、恥ずかしそうに会話する姿も見られたら、という希望を話している。

冷静チカヤ目線としては、こうしてお互いのファン同士衝突が起こるのは、アンチ、ファンじゃないとかいうことではなく、推しを大切に思うからこその感情であると思う、と話す。この話題を、デリケートなものにはしたくない、という思いでこの動画を出したそうだ。
相手の意見に納得はしなくていい、衝突をしない、理解するというだけでいい。Number_i、King&Prince、どっちがいいも悪いもないので、ファンが落としどころを見つけるしかない。

として、コメント欄にiLYs目線、ティアラ目線、そして5人とも応援しているひと目線での思いを書いてほしい、書くのがちょっと、というひとはDMでもいい、と、意見を出し合う機会を作っていた。



私は、書こうとするとどうしても心が重くなってしまうが、ちょうど前記事を書いていたこともあって、共演についての思いを整理してみようと思った。


まず、
”共演やめてほしい”=”相手が嫌い”、とかアンチをしているというのでなく、
実はその大多数が 
"ファン同士がまた揉めるからつらい"
の意で放っている言葉なのだと思う。実は揉め事が嫌な人がほとんどであって、うるさく言うのは一部だけ。本当の意味でのアンチほぼいないはず。
と私は思う。


”誹謗中傷はなくならない、こちらがたのしいことを与えていくしかない”
というようなことを、永瀬廉がインタビューで話していたことがあった。
5人ががっつり、自分たちの真の関係性を示してくれたらいちばんいいけど、まだ早いのでは?などいろんな意見を聞くとそうかもな、と思ったりするし、動画のコメント欄をいろいろみているうちに受け止めきれなくなり、メンタルダメージを食らってしまった。
だから深く探るのはやめようと思っていたのに、、、、、、つい見てしまったのだ。
情けない、、、、、、


だからチカヤさんはすごい。
かつて、SNSに上がった岸優太のダンス動画についてのリアクション動画をあげた際で「彼のことを知らなさすぎる」など悪い意見の書き込みが多かったことがあった。
推しをとりあげてもらってそれはないだろう、言い方というものがあるだろう、と個人的には思ったのだが、さすがYouTuber、その意見も受け止めて別動画で謝っていた。今はNumber_iを応援し、King & Princeもリスペクトし、フェアに応援し双方の意見を全て受け止めようとしている。

ダンサーとしてアーティストへのリスペクトはもちろん、
指導者としてフェアにひとをみることができ、
YouTuberとして素直に視聴者の意見を聞けるんだなと。


私は5人分の活動を追いきれず、King & Princeのふたりに絞って応援している永瀬担。
母はKing & Princeを知る前に平野紫耀という人物をすきになって長いので、
Number_iは”母のすきなアーティスト”、というスタンスでもある。
でも、私も母も共通しているのは
”5人が、6人がそれぞれしあわせでいてくれたらいいね”、ということ。
そこが共通していることは本当に大きい。どちらかが裏切ったとかそういう認識はない。

2人のKing & Princeの活動が始まって、平野紫耀が退所している、という状況の頃は、母も私もお互いつらかった。

ただ、最終的に3人が一緒にドームでグループ結成発表したときは、私の心はなんともいえない鉛のように重くなっていくのを感じた。

今はそれぞれのしあわせを願えるし、Number_iが活躍してくれることがれんかいにとってのしあわせであることも確信できる。非常に強く。

れんかいが5人、6人の時代を大切に抱きしめながら自分たちの道を開拓していることは、これまでの活動や、現在Netflixで配信中の『RIDE ON TIME』というドキュメンタリーを観ればわかる。

私は、Number_iのメンバーも、特に言葉にしないだけでれんかいの活躍を見守り今も繋がっていると思っている。
それは連絡の頻度の問題ではなく、良きライバルとして、戦友として、友として、どこかで大切に思っていてくれたらそれだけでうれしくて。

今回の音楽の日で絡んでいるところが見られなくても、楽屋近いかなとか会ってるのかなとか、そういう妄想だけでもさせてほしいなと思う。
そういうつぶやきだけで叩かれそうな雰囲気が、SNSにある。

5人が普通に見られる世界に、とんでもない言葉やだいすきなひとかみたら悲しむだろうなという内容の投稿があると、自分が悲しくなる。
これは、私が鬱病だからではなくて、きっと大多数がこういう思いをしていると思う。
エゴサするメンバーがいるのも知っているだろうに。



スルースキルを身につけること。
いつでも誰でも見られる場所にすきなひとがみて悲しむような言葉を投稿しないこと。
"自分の考えや想像すること=推しの考え"ではないことを弁えること。
など、
心がけたいことはたくさんある。

ちょっとしたことが嫌だな、と気に障ったらブロック、という勢いでSNSを整理しまくることで自分のメンタルを守る、自分の心地よい環境を自分で作る。それが人を傷つけないことにつながる。

揉め事があるたびに双方のメンバーにはすぐバレているし、すぐにネット記事に書かれる。
そういう推しを悲しませるファンにはなりたくない。

つべこべ言わず、もっと推しを信用して、余計な心配をせずに見守ってあげたい。
推しをかわいそうとか被害者扱いするのは、推しに対してそろそろ失礼だということを自覚したほうがよいと思う。

『音楽の日』での共演がもしあったとして、ファンが荒れるからと、元々あった企画がなくなったりしていたらと思うとゾッとする。
ファンが推しの仕事を邪魔したり無くしたりするなんて絶対あってはならない。

僕がいて
きみがいた
意味も嘘もない ない

『1999』/King&Prince
詞:海人

これに尽きると思っている。


納得しろとは言わない。
ただ、自分の推しを悲しませるファンにならないようにしたいよねって話。


ちなみに、
もうこの共演に関してのSNSの荒れ具合は、ネット記事に書かれてしまっているようだ。

そして、
フジテレビの『FNS歌謡祭』に出演するNumber_iがKREVA氏とのコラボを行うという発表に関しても、モノ申す人々がいたようでまた書かれてしまっている。

もう、、、、、、

こんなこと、絶対にさせない。

King&PrinceとNumber_iが共演NGなんて。
(所詮ネット記事、とは思いつつ)

ファンが推しの首を絞めている。
もう嫌だ。


今、私は心身の事情、経済的事情で、LIVEに行くことはできていないが、
もし、いつか元気になってKing&PrinceのLIVEに行ける状況になっても、
会場にいるファンが”Number_i批判しているひとだろうな”とか、そういう気持ちになるのが怖くて、行けない気がしている。

元気な時ときに行けていた、L’Arc-en-Cielや中島美嘉さんのLIVEとは違う。


永瀬廉をみていて、3人を恨んでいるとは思えない。
3人の退所が決まった後に、彼らに「しあわせになる魔法をかけてあげたい」と、雑誌で話していたほどのやさしいひとだ。
そんな彼を応援するうえで、Number_iのすることにいちいち目くじらを立てて叩きまくるファンをみると、
こういうファンにはなりたくないと思う。
永瀬廉のやさしく広い心、仲間に対する愛情を目の当たりにし、こういうひとになりたいと尊敬する。ファンって、そうありたいよなって。
彼を傷つけるひとを許さない、という思いでNumber_iを攻撃することが、永瀬廉にとってうれしいことなのか?

こわい。

”れんかいは平和”

とされているけれど、こういうことが起こっている限り、私は心からそうは思えない。
だから、私は誰かとつながることなく、今日も独り言アカウントで垂れ流す。

実際の社会性もないからなのか、それはわからないけれど、

推しだけをみて平和に過ごしたい。


なんだかんだいって、『音楽の日』が放送されるTBSは、我が家では観られない。

SNSをみるのもこわい。

どう過ごそうか。


『チカログ』の動画で、番組のあとどういう動画が出るのか。
待ってみよう。

私は、身の丈に合った、心にやさしい推し方をしたい。

SNS中毒から少し抜け出さないと。


自分の心を大切にすることで、推しのことを少しでも、守ることができますように。
大切なひとが、どうかやさしさで包まれる世界になりますように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。