相手を尊重しながら主張するということ
こんにちは、東島です。
最近、弊社で勉強会が開催されました。
勉強会で行われた内容は、職場でのコミュニケーションが抱える問題に対してアサーティブコミュニケーションを行うことで改善していくというものでした。
職場の上司と後輩という立場によるコミュニケーションの格差が扱われていると思ったので、「人や国の不平等をなくそう」という目標をテーマにお話ししたいと思います。
アサーティブコミュニケーションとは
自分の意見を飲み込むことで我慢をしたり、一方的に自分の主張を押し通したりせずに、自分も相手も尊重しながら自分の気持ちを伝えるスキルやマインドのことをいいます。
職場などでのコミュニケーションにおいて、自分の意見をどのように伝えればいいか困った、という経験を一度はしたことがあると思います。
例えば、後輩に依頼した仕事の進捗報告が中々もらえず、自分の要望や意見を相手に伝えなければならないという場合です。
初めてのミスや、たった数回のことであれば深刻には捉えないかもしれません。しかし、もし何回も続けて起きてしまった場合、依頼した側はどのような対応が求められるのでしょう。
リアクションのパターン
このような状況に遭遇した場合、とっさに取ってしまうリアクションのパターンには以下の3つがあるそうです。
思い通りにならないときや余裕がないときは、つい感情的になってしまうことがあると思います。
意見を押し付けたり、抑え込んだりすれば一時的に問題は解決するかも知れませんが、中長期の付き合いを考えた場合、人間関係は良好である方がお互い気持ちよく仕事ができると思います。
良い人間関係を築くためには、相手の気持ちを尊重しつつ自分の主張を伝える、アサーティブな対応を行うことが求められます。
アサーティブな対応を行うときに気をつけるポイント
主観を交えず原因となった事実をシンプルに伝える
自分の責任でもあると認めた上で感情を伝える
相手に寄り添った具体的な解決策を提示する
アサーティブな対応をした場合とそうでない場合を比較してみるとこのようになります。
言い方を変えるだけで印象がずいぶんと変わるように思います。
アサーティブの概念としてお互いの意見を尊重した対話をするということがあります。
主張を伝えるだけではなく、相手の言い分を聞いてみたり、状況を伺ってみたり、相手に寄り添った問いかけをいくつか投げかけてみることで、一緒に問題を解決していく信頼関係を作ることができます。
まとめ
コミュニケーションがうまくとれないと信頼関係にも影響し、不平等に扱われているように感じたり、最悪パワハラ問題に発展したりする可能性があります。
私はこれまで、SDGsは個人でできることには限りがあると思い込んで積極的に行動を起こすことはできていませんでした。
しかし、アサーティブコミュニケーションを学びコミュニケーションの仕方を変えることで取り組めることもあると気づくことができました。
これまで自分のコミュニケーションを振り返ってみると、アサーティブな対応をしているつもりがやってなかったと思うこともあったので、これを機会に取り組んでいきたいと思いました。
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