見出し画像

アメリカの中間テストにビビり倒した話 #46

こんにちは。
ようやく中間テストが終わり、大変ハッピーなぴおりがお届けします!

サムネは、今日の大学のメインロードです。
ここ一週間、謎イベントが開催されていて、サブカルショップがたくさん出ていました。なんのイベントなのかは誰もわかっていない様子。

さて、アメリカの大学にも、日本の大学と同じように、中間テスト期末テストが存在します。
それぞれMidtermFinal(exam)と呼ばれています。

これもまた日本と同じように、試験スタイルだけではなく、エッセイをいくつか提出することで成績が出るタイプの授業もあります。

私は今学期3つのクラス(+ディスカッション)を取っていて、どれも成績の出し方が違っていてとても興味深かったので、それぞれの例を挙げて紹介したいと思います。


全体的な雰囲気

個人の感想にはなりますが、私の通うUCIの学生たちは、信じられないくらい真面目に勉強をしています。日本の学生たちとは比べ物になりません。

日本はといえば、GPAを気にする生徒はごく稀、大人数授業は寝てよし、落単してもまあお咎めなし、授業をサボって何が悪い、みたいな酷い習慣があると思いますが(うちの大学だけじゃないよね??)、どれもアメリカじゃありえません。

GPAは就活や奨学金に響くため必死に取る、インタラクティブな授業で寝るなんてありえない、授業中は一所懸命メモを取る、試験前は大学の勉強スペースが埋まる。
といった雰囲気で、試験前の緊張感はもの凄いものでした。

アメリカの大学はテキトーそう〜
なんて思ってる皆さん。
私はここまで真面目な生徒たちを、日本の大学で見たことがありません!!
(もう一度言いますけど、うちの大学だけじゃないですよね??)

大学生はクラブ行ってビーチ行ってバイトして飲んで飲んで飲んで、、、なんて想像するかと思いますが、少なからずUCIの生徒は、学業への力の入れ方が尋常じゃありません。めちゃくちゃ良い影響受けてます。


エッセイ型

エッセイ型の授業は日本でもアメリカでも大好きです!
なぜなら、書くのが好きだから。時間をかけられるから。辞書を使えるため言語のハンデがほぼないから。いくらでも調べて書けるから。

今学期の授業のうち、一つはエッセイ型の授業ですが、一か月に一度の小テストに加えて、中間・期末レポート一本ずつのみで成績が出ます。

とても心の平穏が保たれる!!!

どの授業でもちょっとしたエッセイが課されていますが、どれも授業内容を理解していれば特に負担にならないものばかりです。枚数もせいぜいA4用紙が2枚から4枚ほど。
アメリカの大学は、授業で使用したパワーポイントを、授業後にアップしてくれることが多いので、エッセイを書く上で苦はなし!

エッセイ型は時間はかかりますが、個人的にとってもイージーなので、来学期も取りたいところです。


小テスト型

これは大人数授業では結構多いタイプです。
小テストは主にオンラインで実施され、大抵は選択式なので比較的イージーです。

回答式より選択式の方が簡単というのは一般常識ですよね??(異論は認めません)

小テストの場合、オンラインで時間制限があるものが多いものの、Openbookの場合もかなり多いです。

Openbookとは、簡単にいうとカンニングペーパーOKということです。
時間制限の中なら、ノートでもパワポでもカンニングペーパーでも何見てもOK!というスタイルです。
何を見てもいい分、難易度は少し上がる傾向がありますが、完璧に準備をしなくても良い点が取れるということで、学生人気は高いと思います。

かくいう私も、先日Openbookの小テストにノー勉で挑みましたが、9割以上は取れたんじゃないかと思っています。はい楽勝。

日本でもOpenbook積極的に導入しましょう!!学生に優しい!!


筆記試験型

これこれこれ!
私が今年一番悩まされたのは、断トツトップで筆記試験型のテストです!!!

これは大人数授業の多いアメリカの大学の授業でも、上手いことできるように工夫されています。
しかし残念ながら上手いことできていません。

まず、担当の教授からの指示がこちら!

To take the exam, please bring a Scantron 882-E form, examination bluebook booklets (any type, but they should be 8.5 x 11 sized), and number 2 pencils.

ん???
pencilしか意味がわからないし、no.2なんて鉛筆は知らないぞ???

全く意味がわからない中、クラスの友達にヘルプを出して、一緒に手に入れたのがこちらです。

マークシートと、アメリカでよく見る鉛筆と、なんか緑の冊子。

そう、アメリカの大学は、
解答用紙を用意してくれないんです!!

いやもうなんで!
ほんとになんでよ!!!

マークシートは機械で採点するため、鉛筆は指定のもののみ。
さらに、一問一答やショートエッセイなどを書く用紙としてブルーブック、もしくは地球にやさしい再生紙を利用したグリーンブックを購入しなくてはならないのです。

え。めんど。

マークシートもグリーンブックも、1ドルを切るほどの低価格で販売されていましたが、どうせ指定なら配ってくれたらいいじゃんと思うんだけど??
試験当日忘れてきた人がめちゃくちゃ多かったし、その度に、「誰かマークシートのextra持ってない〜!?」って声を上げてました。良かったね、優しい世の中で。

まあそんなこんなで試験用グッズをゲットしたわけですが、選択式も回答式も存在するテストとか、長いことやっていなくてドッキドキ。
しかもその授業は、教授が面白く楽しいですが、スピーディーすぎて予習復習を必死に行なっている授業。

つまり、非常にやっばい。

一週間前から、授業のまとめノートを懸命に作り上げ、Quizletという暗記用アプリで叩き込み、家でブツブツ唱えたりして、もう完全に死に物狂いで勉強していました。

落単したら強制帰国。(?)
中間しくったら期末で巻き返せるかわからない。

という事実が余計に焦らせ、前日はなかなか寝付けないほどのストレスを抱えていました。
周りの友達が余裕そうだったり、私の知らない事象を唱えたりしていて、もう気が狂いそうでした。

しかしテスト当日。
「今日って何日だっけ〜?」
「鉛筆忘れたんだけど持ってる〜?」
なんて周りから聞かれ、自分の緊張感が若干アホらしくなりました。
私は心臓バクバクで【Scantron how to use】なんて検索していたのに、みんなの緊張感どこよ。

テストも、想像以上に良くできた気がします。
なんなら深いとこまで勉強しすぎた。割と、いや、かなり簡単でした。あれれ。
おそらく先生や友達の言葉にビビりすぎました。普段授業ちゃんと受けていれば、全然なんとかなるレベルでした。

まあなんというか!テスト勉強で、授業の理解がより深まったということで!良いでしょう◎


まとめ

タイトルの通りですが、今回は初めてのアメリカでの中間テストということで、ビビりすぎ&気張りすぎでした。
普段から予習復習をしていれば、そう恐れるものでもない、と気付かされました。

にしたって、中間前の自分の緊張っぷりには、我ながら驚きでした。そんなに自信なかったんだね…

もう1ヶ月もすれば、早くも期末試験がやってきますが、周りに踊らされず、それでいて周りの勉強ムードに負けないように、しっかり備えていきたいと思います!

あとは中間レポートを一本放置しているので、早く書きます笑

アントマン観に行きたいから、噂のChatGPTに「エッセイ書く前に映画観に行っていいー?」って聞いたら、至極まともな正論で返された。めっちゃ恥ずい。先に書きます。


留学生の皆さん!!!

ネットに大学の情報はあまり落ちていないし、ScantronとかBluebookってなんやねん!って思うかもしれませんが、生協には間違いなく売っています!見つからなければスタッフに聞いてみてください。
そして、テストを恐れすぎず!日々の予習復習をしっかりしていれば、怖いものじゃありません!
一緒に乗り越えていきましょう☆


ではレポート書いてきます。
今日もお読みいただきありがとうございましたー!


中間に追われながら書いた面白い記事

懐かしき授業1週目の感想

この記事が参加している募集

#この経験に学べ

53,218件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?