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【アメリカ留学記】授業1週目を終えて #39

こんにちは!
カリフォルニアで学部留学中のぴおりです。

サムネは、先日1人で行ってきた、LAのThe Broadという美術館で撮った写真です。我らが草間彌生大先生のInfinity Mirror Roomsという展示で、The Broadの一番人気の展示です。
小さな部屋の全面に鏡が置かれ、無数のLEDライトが反射する、非常に美しい展示でした。

この展示は2013年からあるそうですが、とにかく大人気!
予約必須にも関わらず、予約は激戦。私も偶然のキャンセル拾いで、潜入に成功しました。

私はあまり美術館とは縁のない人生を送ってきましたが、The Broadは万人ウケする作品が多く飾られていて、純粋に楽しめました。
LA観光の際にはぜひ!!



さて、ついに冬学期の授業が始まり、1週間が経ちました!
ヒイヒイ言いながらも、なんとか耐え抜いております!!

火曜日に5コマ、木曜日に2コマ(一つ減りました)というスケジュールで一週間送りましたが、感想としては

結構楽しい!

日本の大学では、ダラダラ授業を受けたり、寝たりサボったりと、まあ退屈な大学生をしていましたが、アメリカの大学はすっごく刺激的です。

1時間20分という時間の制約の中で、教授たちは皆それぞれ違う授業スタイルを提供してくれています。
ジョークをバンバン飛ばしながら生徒を笑わせる教授、生徒の発言を元に参加型で授業を進める教授、淡々と進めながらも生徒のリアクションを求める教授。
どの授業も日本の大学の退屈な授業とは違って、ブワっとアドレナリンが駆け巡るのを感じます。

スピードはもちろん早い。
ジョークに笑っていたら次のスライドに移っていたりとか、メモを取るのに一所懸命になってしまったり、ん?今の笑いどころどこだ?とか思ったりすることもあります。

ですが、バイリンガル教育や、言語と文化の関わりなど、私が興味のあるトピックの授業を選択したおかげで、学ぶことはめちゃくちゃ多いです。
日本でも似たような授業を取ったことがありますが、「それ英語だとそう表現するのか!」とか、「うわーこれは日本では教えてくれなかったな」と思わされることが度々あり、私今すっごく勉強してる!!と思いながら授業を受けています。

授業のインタラクションもとても活発です。
教授が「たとえばこの例って何があると思う?」なんて聞くと、すぐさまいろんなところから手が上がります。100人規模の大教室であってもです。
私が、何かあるかな〜なんて考えているうちに、2,3人がパッと発言しているのを見ると、もうすごいなぁとしか思えません。現地の学生は、授業を受けながらも想像力を働かせ、聞かれたらすぐに反応する力が身についているのだと思います。
発言する勇気云々以前の問題で、そもそも私にはまだ、授業中にアウトプットするという感覚が身についていないのだと感じさせられます。
もっと頭を働かせ、レクチャーを受けているうちにも、自分の考えを持ち、すぐにでも発信できる状態にしていきたいと思いました。

刺激的で面白い授業ですが、私自身の課題ももちろんあります。

まず、ReadingとListeningが同時にできないことに気がつきました。
授業は基本、教授が用意したパワポと共に進められることになります。生徒は適宜メモを取り、時たま生徒の意見も求められます。
私は授業中はメモ魔なので、パワポを見ながらせかせかメモを取っているわけです。
が!!!
教授は、パワポに書いていないことをブワーッと話し続けるのです!
いやこれ当たり前だと思うじゃないですか。当たり前なんですよ。日本の大学も当然そうでした。
しかし英語の場合、私の脳は、パワポの情報と教授の言葉を同時に処理できないことに気づいてしまったのです。

パワポに書かれた重要なことをせっせとメモしていると、「ちなみにね」と教授が話し始める。一般の生徒は、教授の話を聞きながらも、パワポの重要事項をメモし続ける。私は、つい顔を上げて教授の話を聞いてしまう。「ちなみに」の追加事項なのに。そして教授が話し終わると、パワポは次のスライドに移ってしまう。私のメモはまだ半分。

ということになってしまうのです!!
最悪なのは、スライド途中に挟まれるジョークに笑っていると、次のスライドに移ってしまうことです。
いや不器用か!!

当面の目標は、教授の話を耳に入れながら、パワポを見て情報分析を行うことです。
日本語だと当然のようにできていたことが、英語だと難しくなるのってすごく悔しい。きっとできるようになるはず!!


他にも、読むのが遅すぎることも課題の一つです。

パワポのスライドに載せられた文章を読むのが遅く、理解しようとしていたら次のスライドに進んでしまうことが何度かありました。

課題として出された大量のエッセイを読むのにも、かなりの時間を割いています。てかエッセイが多い。長い。飽きる。
ムラカミハルキの洋書を読み、英文を読むのには慣れている気でいましたが、やっぱり読むのが遅いんだな、と自覚する場面が何度もあります。

量をこなせば読むのも早くなるかとは思いますが、文の意味を解釈するのに時間がかかるのは問題です。集中力を保って、英文速読の力を身につけたいです。

課題が多くて頭を抱える

家での課題に時間を割くことはできます。ゆっくり読むのが間違っているとは思いません。
ですが、授業中に大事な情報を聞き逃すことだけは、あってはならないと思っています。
時間をかけて慣れる、ということよりも、自分に合っているやり方を見つけたいと強く思います。


一丁前に授業慣れてきたよ感を出していますが、ここで最大の壁にぶち当たっております。

私友達できない

なんとなくそんな予感はしていました。
昔から友達作りは狭く深くばっかりだったし。
あんまり友達多い方じゃないし。
ていうか大学の友達、部活繋がりしかいないし

1週目は、友達作りの希望の綱だった、ディスカッションの授業が休講となり、完全に出鼻を挫かれております。大授業では人と話すタイミングがない。
そもそも日本の大学だって、大授業に友達なんかいなかった。

軽く詰みを感じております^_^

というわけで、私は対抗策を打ち立てました。

オフ会(死語)に参加してきました〜〜


今どきオフ会ってなんだよって感じですが、Meetupというプラットフォームを利用し、友達作りをしてきました。

Meetupとはアメリカ発祥のアプリで、アプリから自分の興味のあるグループに所属し、日ごとに開かれるイベントに参加し、共通の趣味や興味を持つ人と交流を深めることが可能です。
日本にいるときは名前を聞いたことがある程度でしたが、アメリカでは老若男女問わず、活発に使用されているようです。

ヨーロッパの留学生のnoteを読み、友達を渇望する私もMeetupを始めました。

20-30代向けの南カリフォルニアのグループに参加し、日曜日の昼に初潜入を果たしました!
日曜昼にアーバインのカフェで、80人規模の集まりに参加してきました。カフェテラスに多くの人たちが集まっていたので、すぐにここだと分かりました。

はじめまして~と名乗ってから、なんとなく会話に入っていきましたが、これが本当に楽しい!
長くSoCalに住んでいる人から、私のように最近来た人、学生から社会人まで幅広くいる上に、人種も年齢も様々。そして何よりも、そこにいる人たちは、みんな新しい出会いを求めてきている。もちろん恋愛的な意味ではなくて、「新しい人と話したい」とか「趣味を共有したい」なんていう純粋な気持ちで来ている人しかいなくて、話していてすごく楽しかったです。
今までに行った国の話とか、これまでどういう経験をしてきたのかとか、話してみると本当にみんな違くてとても面白かったです。私の怪しい英語にも誰もがしっかり耳を傾けてくれたし、そんな経験してきたんだ面白いね!って反応をくれるし、一緒に話していて心地よかったです。

たくさん話して連絡先を交換したり、次はスポーツしに行かない?って誘い合ったり、今度近くで飲み会あるよーなんて情報の共有もあったりして、心から行って良かったと感じました。
「アルティメットが好きなんだよね」と、日本で言ったら「何それオモロ」なんて言われそうなことを言ったら、「いいね!今度イベントあるんじゃない?」や「今度みんなでやろうよ!」と、みんなにものすごく肯定的に受け止められました。これは嬉しすぎる。
私アメリカ向いてるってつくづく思います。

色んな人と話す経験ができてすごく楽しかったし、英会話が役立ちすぎると感じたので、またすぐに参加しようと思います。スポーツもやりたいし!

これで大学に友達がいなくても大丈夫、、、🤥



そんなこんなで、一週目は刺激的にお送りしました~!

授業が週に2日しかない上に、休日を見事にぶっ潰してくる課題の量に圧倒され、一週間あっという間に過ぎ去ってしまいました。
しかし、2023年も、去年に負けないくらい新しい経験をし始めています。

  何事も挑戦。
  難しいことは別視点から。
(友達作りとか)

これらをモットーに、残り6か月の留学を充実させたいと思っています!
あたたかな応援をお願いいたします!!


毎度毎度長文失礼いたしました!
ここまで読んでいただきほんっとうにありがとうございました。

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ぴおりでした!

アリスになれたよ!

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