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IT業界に転職した人事担当者による、オンライン新入社員研修のコツ(5選)

こんにちは。前職では住宅業界で6年ほど人事の業務を行っていました、梅田です。2019年からはPHONE APPLIの人事系担当者として日々さまざまな勉強を続けています。

さて、そろそろ研修の季節が近づいてきましたので、今回は、2020年(昨年!)からフルリモートで新入社員研修をはじめたPHONE APPLIの、やってよかった「オンライン新入社員研修コツ」(というか、おススメ行動)を、5つ、まとめていきたいと思います。

なお、先述のとおり、2年前までは異業種の会社にいましたわたしは、ITとは無縁の研修運営を行っておりました。正直なところITスキルには全く自信がありません(A4用紙を3つ折りにすることが得意です)ので、ツール活用に不安な方にこそ、ご覧いただきたいなと思って、書きました。

すでにツールをばしばし活用してるぜ!という方は、ぜひ、「こんなんもおすすめだよ!」なんてコメントも、お待ちしています。ぜひ。


1.体調は毎朝「Microsoft Forms」などで確認する

Microsoft のアンケートツール「Forms」を使い、新入社員には毎朝、出勤後に体調確認のアンケートを回答してもらいます。リモートで顔が見えないからこそ、体調確認はまず欠かせないポイントかなと思います。

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2.「Formsチェック」の時間はなるべく減らす

Formsで、回答してもらった内容を逐一チェックするのはたいへんなので、
Microsoft の Power Automate(繰り返し作業の自動化システムを使用して、「Formsのアンケートが回答されたら」「Teamsの【体調確認】のチャネルに自動でメッセージが送付される」ようにしています。

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個人的な意見ですが、いくつかのツールを行ったり来たりすることなく、「Teamsさえ開いていればOK」というのは非常に気持ちの面で楽なので、おススメです。

3.「日誌」もPower Automateで自動投稿/共有する

新入社員研修の大変なところのひとつに、新入社員の学びを定着させるべく「レポート」を書かせたり、その内容を回収し、講義をしてもらった講師へ共有するなどの細かな作業があるかと思います。

今回PHONE APPLIで行う新入社員研修では、講義関係者をおなじTeamsのチャネルに招待し、先述したPower Automateによって自動投稿される「日誌」を確認するチャネルを、いつでもだれでも見れるように運用していく予定です。

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社内のメンバーから「新入社員が研修で何を学んできたのか分からない」という問い合わせがある研修担当者のかたに、まずは情報共有の第一歩として、おススメかもしれません。

4.「ど~でもいいこと」チャットルームを作る

この記事でも記載したのですが、仕事中の「雑談」有無の違いでストレス解消具合に14.1ptの差があるとのこと。PHONE APPLIでは業務時間中に「雑談タイム」を設けるなどの仕組みがあります。

新入社員研修中は、ミーティングの初めに雑談タイムを設けることもありますが、新入社員の人数によっては、なかなか全員が発言するのは難しいことが多いです。

そこで、PHONE APPLIのオンライン新入社員研修では、チャネル「新入社員ど~でもいいこと」部屋を作成し、いつでも、なんでもつぶやいてOK!としています。

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いつでも、だれでも、なんでも質問・会話してOK!という環境を作ることで、「リモートだから寂しい」ということも少なく、同期感の形成にもつなげられているのでは?と感じています。

5.講義コマに「健康」の時間を設ける


個人的には、研修あるあるだと思っているのですが、とりわけ新入社員研修期間は、学生から社会人への環境の変化もあり、研修中に新入社員のうち何名かは、体調を崩すことが多い印象があります(とくに入社2週目以降)。

PHONE APPLIは2019年からホワイト500に認定されていることもあり、社内では定期的に健康に関するイベントを行っています。

さて、そんなPHONE APPLIの新入社員研修では、週に1回「健康」に関する知識を学んだり、実践する時間を設けていました。

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オンラインで新入社員研修をやっていると、気づけば1日中座りっぱなし、なんてことも(そして、緊張に気づかず疲れて体調を崩してしまったり・・・)。

だからこそ、定期的に運動をしたり、呼吸をしてみたりと、自分自身の身体や意識に目を向ける機会を、計画的につくることも大切だと考えています。


(まとめ)研修は、オンラインだからこそ、省エネしやすいところもある!

かつて(というか2年前)前職では、毎朝研修会場のカギを開け、出欠を確認し、提出物は忘れたひとがいないかチェック、前日の「日誌」を回収、日誌を読みコメント、日誌をスキャンし、講義担当者や人事担当者、役員などにpdfを共有…といったアナログなフローを踏んでいましたが、いまはこれがオンライン実施に変わり、運用方法も一転しました。

驚いたのは、前職のアナログな研修運営のときと、現在PHONE APPLIでの研修運営では、ツール(PC)やアプリ(Microsoft Teamsなど)の条件はほぼ変わらない、ということです。

「働き方改革」なんて大層なことばがありますが、難しい組織改革や、風土の醸成、ツールへの投資などを行わずとも、まずは「ツールの使い方を知る」くらいから始めてもいいのでは?と思っています。きっと、残業時間の削減だけでなく、仕事の楽しさにも変化があるのではないか?と思っています。
(なにより、PHONE APPLIに転職するまでITリテラシーのあまりなかった私でも、ひとりでも上記のPower Automateの連携や、Teamsの活用を行うことができるようになったのが、いい例かもしれません。)

今気づきましたが、上記のコツは、オンラインでの新入社員研修じゃなくても、ぜんぜん使えるネタでしたね。

この記事に関する問い合わせ先


PHONE APPLIでは、わたしたちが提供するサービスによってコミュニケーション改革が起こり、イキイキと働き、パフォーマンスを最大限に発揮できる社員が増え、豊かで幸せな社会の共創に貢献したいと考えています。

・Microsoft 系アプリの活用がなかなかできていない
・PHONE APPLIの新入社員研修のバックヤードをもっと知りたい
・こんな活用おすすめだよ

などなど、どのような内容でも結構です。「noteを見て来ました」と、HPからでも、コメントでも、いつでもお声がけいただければ幸いです。

▼ PHONE APPLIコーポレートサイト
https://phoneappli.net/

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