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プロダクトライフサイクルの視点で見る「オンライン懇親会」の導入~飽和と、解決策たち

こんにちは、株式会社PHONE APPLIの「テレワークをする梅田」です。

最近さまざまな会社の方から「社内でいろんな取り組みをされていますね!」とお声がけをいただく機会があります。せっかくなので、「モチベーションスコアDの組織がAAを取得し、健康経営コンサルを始めた話」と題して、しょんぼりモチベーション時代から、「健康経営優良法人2020(ホワイト500)」や「ホワイト企業大賞 特別賞」を受賞した現在まで、
どのような試行錯誤を繰り広げてきたのかを、時系列および施策ごとに、ご紹介していきたいと思います。

今回シーズン4に位置する内容の投稿ですが、シーズン1~3に行った施策も後日公開予定です。(シーズン1から公開しないという、某SF映画と同じ公開スタイルですね。)

「モチベーションスコアDの組織がAAを取得し、健康経営コンサルを始めた話」
シーズン1(2017年):モチベーションスコアD(偏差値45.9)
シーズン2(2018年):モチベーションスコアC~B(偏差値50~)
シーズン3(2019年):モチベーションスコアA(偏差値59~)
シーズン4(2020年):モチベーションスコアAA~(偏差値64~)◀イマココ

[シーズン4]
オンラインFunFund(懇親会)はじめました

株式会社PHONE APPLIでは、ランチや飲み会などで同僚とコミュニケーションをとる費用を、月に1度会社が負担してくれる「FunFund(ファンファンド)」という制度があります。時間や場所は自由で、同じチームのメンバーだけで開催してもOK、他チームと合同の開催もOKです。

そんなFunFundも新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2020年春ごろからオンライン開催がメインとなりました。
今回は、新型コロナウイルスによるフルリモート開始から約1年経ったいま、改めてオンライン懇親会がどのように変遷していったのか、現在のメンバーの「生の声」とともにご紹介します。

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オンラインFunFund導入期:
「人数が多いと喋りづらい」は環境で解決

オンラインでのコミュニケーションで、真っ先に立ちはだかる第一の壁は、「人数が多いと喋りづらい」でした。そこで、Discordをはじめとした無料のツールや、ブレイクアウト機能のような部屋を複数に分けられるしくみを使用して、人数を10名以下にするチームが目立ちました。

・Discord!(同じ趣味の人同士で喋れるようにある程度部屋を分けていて、途中から各自好きな部屋へ移動しています。)
・Spatial Chatで様々な部屋を作り自由に行き来しました。(例:恋愛相談室/なつかしい話部屋など)
・Spatial Chat(このツールは近づくと声が大きくなって、話したい人と話が出来るので、みんなが各々楽しめていたような気がしました。)
・oviceのような、みんなが話せるサービスを使いました
・Microsoft Teamsでブレイクアウトルーム
・メンバーが多すぎるので3部屋ぐらいに分ける(ブレイクアウト機能がないころはあみだくじをしていました)
・事業部のメンバー全員で20~30人くらい。ブレイクアウトルームで20分おきくらいでメンバー変えていろんな人とお話し。

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▲MS Teamsを利用したようす。背景を変えて遊ぶのも、流行りましたね。


オンラインFunFund成長期:
話題がない!には「食事」がカギ?

さて、そんな懇親会ですが、オンラインでも対面でも、「なに喋ればええかわからん」問題は依然として(むしろ、もっと強くなって)存在するようです。

懇親会のオンライン化をはじめて1年が経ったPHONE APPLIでは、まず「食事」の面で、以下のような工夫がされているようです。

・高級ランチ会
・チームメンバーの大多数にご家庭があるのですべて昼開催です。ランチだと必然的にお酒無しになるので、これはこれで食事が豪華で良いものです。
・テーマを決めて料理を用意する(クリスマスとか)
・デリバリーでみんなで同じものを食べた
・「nonpi」を頼んでメンバー全員が一緒のものを食べた

また、「食事の音が聞こえてご飯が食べづらい!」というメンバーには、たとえば、以下のような設定などを行ってもいいかもしれません。

Microsoft Teams 会議と通話 Teams 会議で背景の雑音を減らす/Microsoft サポート(2020.02.05)


オンラインFunFund成熟期:
他部署とのつながり強化は「合同開催」で

オンラインでのコミュニケーションで、ある程度部内のコミュニケーションはとれるようになってきた頃。次に立ちはだかる壁は「特定の部署、メンバーとしか会う機会がない」ことでした。全社でのミーティングもすべてオンラインで開催されるため、ほかの部署はなにをやっているのか?どんな人が入社しているのか?が分かりづらいという悩みが発生します。

そこで、現在はFunFundの「合同実施」が主流になりつつあります。

・別のチームに混ぜてもらって合同FunFund。毎月いろいろなチームを渡り歩いてます。
・他チームと合同Funfund!
・事業部全体で新年会をしたり、萩メンバーと懇親会をしたりした
・本部内全体メンバーをランダムシャッフルしたFunfundを開催した。
・同期入社メンバーで懇親会を開いた!

PHONE APPLIではオフィスが東京と萩にありますが、FunFundがオンライン開催に変わったことにより、結果として事業部・事業所をこえたコミュニケーションが増えたという声が多く上がりました。

また、オンライン化をきっかけとして「意識的に行動する」ことが増え、社内でのコミュニケーション量は増加したというデータも。
https://note.com/pikkitk/n/nddbcbdcd5aca


オンラインFunFund飽和期:
マンネリには「遊び」や「しくみ」で解決

さて、様々な壁を乗り越えてきたオンライン懇親会ですが、最後の壁は大きいかもしれません。毎月行われるFunFundに話題が尽きてしまったり、チームメンバーとの会話に慣れすぎてしまったり。
そう、「マンネリ」の壁です。

内容から、PHONE APPLIメンバーのさまざまなチャレンジが伺えます。

・「昔はやったもの」などの縛りトーク
・イントロドンクイズ
・カラオケ大会
・疑似Instaライブのようなもの(一人の人が発言者となり後は全員ミュート。コメントでその人への質問やつぶやきを行い、それを見た話者がトークを回す)
・ペット自慢(私はペットを飼っていないので、ぬいぐるみで参戦^^) 
・世論調査(「〇〇といえば何?」のお題を1人ひとつ考えてきて、チャットで一斉に投稿→ワイワイ話し合い)
・改めての自己紹介タイム!
・ラジオのハガキ投稿形式でチーム全体や個人への質問を募集
・google mapでみんなの故郷巡り
PHONE APPLI PEOPLEを使って部署、自己紹介

ちょっと宣伝みたいになってしまうのですが、PHONE APPLI PEOPLE(※PHONE APPLIコーポレートサイト)の「社内電話帳」機能を使っての自己紹介はたしかに面白そう。わたしも今度やってみます。

(▼試しに社長の石原を検索すると、「もんじゃ検定3級」の文字・・・。)

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番外編:ゲームしたり、その他

そのほかにも様々なアイディアがありましたので、ご参考までに記載しておきます。「釣り」って、なんだろう・・・。(笑)

・ネットゲーム(大貧民、マージャンなどなど)
・ワードウルフ
・オンライン大富豪をした
・メンバーがゲームの配信しているのをみながら盛り上がった
・技術部と一緒に釣りしました!

当アンケートは完全匿名で回収したため、「釣り」がなにかは突き止められませんでした。残念。
さらに、おまけのおまけ。Among Us人気がすごい話。

・チームメンバーでAmong Us(宇宙人狼)をやった!
・Among Usやったり
・8人で Among Us やりました
・10人くらい?でAmongUsをやりました
・Among Usをやった
・最近だと宇宙人狼をしました。
・Among Us をやった(一部メンバーはやるのを見学)

Among Usについては、会社非公式(!)のDiscordもあるようで、大きなブームが来てるみたいです。見学者までいるようですね。


番外編:ときには真面目な話をしようか

・仕事でやってみたいことを話した(そしてやってもいいよと言われた!)
・チーム内の人たちをどう思っているのかとか話した(真面目か!)

チームメンバーや、他部署のメンバーとの懇親を深めるFunFundは、プライベートの話やラフなコミュニケーションがメインかと思いきや、ときには真面目な話になることもあるようです。

あえてなかなか言わないことも、FunFundのような機会があると、言えるかもしれませんね。最後になんだかときめきを感じたアンケート結果でした。


この記事に関する問い合わせ先

PHONE APPLIでは、わたしたちが提供するサービスによってコミュニケーション改革が起こり、イキイキと働き、パフォーマンスを最大限に発揮できる社員が増え、豊かで幸せな社会の共創に貢献したいと考えています。

▼ PHONE APPLIコーポレートサイト
https://phoneappli.net/
「noteを見て来ました」と、HPからいつでもお問い合わせください。

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