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眠れない夜に食事をすると太りやすいのはなぜ?

こんにちは。10年間の不眠に悩まされ、離婚したことで1日で眠れるようになったアロマセラピスト大島鶴枝です。

私自身、入眠するのに1時間くらいかかるという、入眠困難症を患っていましたが、その際にアロマの精油には、たくさん助けられてきました。

本日は、睡眠不足が大きな病を引き起こすきっかけとなるというお話を、お伝えしたいと思います。

睡眠と高脂血症・高血圧・糖尿病

眠れないと悩む人の多くは、生活習慣、食生活、メンタルのどれかのバランスが悪くなることで、引きずられるかのように、悪化し不眠へと進行してしまいます。

良質な食事・アロマでの対処法の記事も合わせてお読みください
https://note.com/petit777/n/n142ab0ce9784

その中で、気をつけないといけないのが、生活習慣の乱れ(概日リズムの乱れ)による不眠です。

最近では、夜遅くまでスマホを見て、眠る時間をどんどん遅らせた生活をしている人が増えていますが、長時間光を浴び続けることによって、高脂血症や高血圧、糖尿病のリスクが高まるとも言われています。

哺乳動物は、冬眠します。T・Sワイリーの研究によると、冬に備えて、寒さから内臓を守るために、臓器の周りに脂肪を付け、全細胞の外壁の凍結を回避するそうなのです。

長時間光を浴び続けることで、人間の体は、冬が近づいていると錯覚し、くるべき冬に備えて、脂肪を身につけようと炭水化物を食べたくなったり、お酒を飲みたくなる。

これは人間が哺乳動物であることから、代謝機能的にも、心理学的にもどうしようもないことなのです。

夜遅くまで食事をとっていると、胃のなかに消化しきれない食事が溜まったまま、眠ることとなります。

胃腸は、副交感神経が活発になった時に、動きが活発になる臓器です。

通常、眠る3時間前に食事を済ませている場合は、胃の中にほとんど未消化物が残っていない状態となるため、消化にエネルギーを使う必要がありません。

でも、眠る直前まで食事をとっていて、就寝すると胃のなかに内容物があって、その消化にエネルギーを使わなければいけないため、血液の流れが早くなり、血糖値が上がっては下がるという、安定しない状態が続き、体が起きている状態となります。

通常、夜間は血糖値が一定でもっとも低い状態であることが、良い睡眠の条件です。寝ている時に、体が消化にエネルギーと時間を使うことで、朝起きにくい状態を招きます。

その理由は、血圧を上げるコルチゾールの分泌不足が原因です。

夜の食事によってガンになるリスクが高まる

デービット・スピーゲル博士の研究チームによると、睡眠は人のホルモンバランスに大きな影響を与えるとして、概日リズムとも呼ばれる睡眠・覚醒サイクルが乱れることで、ガンになる可能性が高まるともおっしゃっています。

通常、太陽が昇る朝、起き上がるためにストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。コルチゾールは、多く分泌されることで体の炎症を引き起こすホルモンとして有名ですが、

実は、ガンと戦うNK細胞などの免疫細胞郡の働きを含め、免疫系を制御するホルモンの1つとしてとても重要な役目を担っているホルモンです。

1日の中で、朝は、もっともストレスがかかる時間です。なぜなら、副交感神経が優位な状態から、一気に血圧を上げ、心拍数を上げて、起き上がらないといけないからです。

その際にコルチゾールが大量に分泌され、ストレスなく起き上がることができるのです。でも、夜間に食事をし、血糖値の急降下を体験した朝は、コルチゾールの分泌量がぐんと減ります。

それによって、朝の目覚めが悪く、なかなか起き上がれないという状態になってしまうのですね。

概日リズムが崩れた状態によって、メラトニンの産生量も減少します。

メラトニンは、抗腫瘍作用があり、卵巣のエストロゲンの過度の産生を抑制する働きがあります。

エストロゲンは、血中に多く産生され続けると、エストロゲン様疾患(乳がんや子宮筋腫)を引き起こします。

メラトニン産生減少により、細胞中のDNAがガンの誘発性の変異を引き起こしやすくなるとも言われており

眠る時間と食べる時間の乱れは、良質な睡眠を妨げ、不眠を招き、ゆくゆくはガンになるリスクを上げてしまうことになるのです。

まずは、早寝早起きを

規則正しい生活は、心と体の健康を作り、良質な睡眠を作ります。もし、夜遅くに食事をとることが多い生活をしていることで、良質が睡眠がとれない状態になっているのだとしたら、

まずは、夜眠る前の3時間前には、食事を済ませる。もしくは、遅くなったら食べるのを我慢してみることで

良質な睡眠と、生活習慣病リスクの軽減へ、つながるのではないでしょうか。

夜、遅い時間にスマホを見るのではなく、早寝をして早く起きることで、自分の時間を確保する。

すぐにはできることではないかもしれませんが、1分でも2分でも、早く起きれた自分を毎日、褒めてあげて、そこから少しづつ、生活リズムを整えていけるといいですね。

参考にしていただければうれしいです。

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https://petit-bon-aroma.com/guidebook/

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