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中医学・アロマから見る不眠の原因とは?

こんにちは!10年間不眠で悩み続け離婚後、1日で解消したアロマセラピスト大島鶴枝です。

本日は、不眠の原因を中医学とアロマの観点からお伝えしていきたいと思います。

中医学から見る不眠になりやすい時期とは?

梅雨(長夏)をすぎ、夏になると陽の気が強くなってくる夏。
五気でいうと、暑邪(しょじゃ)に侵されやすく、五臓六腑では、心臓と小腸が力を無くすことで、不眠に陥りやすい季節とも言われています。

陽の気が高まるということは、血流が早くなりやすく、血圧が上がる、頭がのぼせるなどの症状になりやすく、感情が高まり、テンションが高くなりやすい季節でもあります。

心理的にポジティブになりやすいことは、一見、良いことのように思いますが、上がった気持ちは下がりやすいとも言えるため、浮き沈みの激しいメンタルにもなりやすいのです。

夏は、太陽が登っている時間が長いことも関係し、血液の流れが早くなることで、心拍数が上がり、夜になっても、寝付けないなどの症状が現れます。

5つの季節の中で、最も眠れない状態になりやすいのが夏という季節になるのですね。

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中医学から見る不眠の種類

不眠の種類については、こちらの記事も合わせてお読みくださるとわかりやすいかと思います。

ここでは、中医学でいう不眠を識別し、解説していきたいと思います。

①虚証タイプ
不眠になるのは、鎮静を司る小腸の働きが弱ることが原因です。胃腸機能と腎機能の低下、虚弱体質、老化などが原因で身体に必要な血液と気が不足し、疲労感や倦怠感に見舞われ、体が休まらないことで、不眠になってしまいます。

このタイプは、主に、気血不足によって起きるため、めまいや立ちくらみ、息切れなどの症状のほか、顔に艶がなくなり、腰痛になりやすいとも言われています。

心臓は、血液を送る臓器です。心臓が力を無くすことで、脾臓も力を無くしてしまい、そのせいで、ふらふらな症状になりやすくなります。

メンタル的には、肝臓機能の低下による不安、腎臓機能の低下による驚きやすい、怯えるなどの症状が起き、

浅い睡眠しか確保できず、夢を身がちになるとも言われています。

【食べると良いもの】
人参、アサリ、ほうれん草、イカ、たこ、小松菜、アーモンド、
龍眼肉、松の実、棗

【飲むと良いお茶】
ジャスミン茶

②実証タイプ
陽の気が高まり、血液の流れが早くなることで、肝機能の上亢(肝臓が興奮する)によって、強いストレスを生み、イライラや食べ過ぎなどの不摂生で、身体に余分な水分がたまり、心(心臓)が興奮状態になり、不眠になってしまう。

このタイプは、①の肝機能が低下する状態とは違い、臓器の興奮状態によって、血流が早くなることによって起きる症状です。

主に、季節的に起こりやすく(夏に起こりやすい)目の充血、頭のふらつき、頭の重だるさ、耳鳴り、など三半規管にも支障をきたします。

興奮状態になることで、水分が足りなくなり口の渇きに見舞われる、食欲不振、胸焼け、便秘などの症状も現れます。

肝が興奮するのは、陽の気が高まることによって、陰が不足するから。

【食べると良いもの】
苦いものを食べると良い。
ゴーヤ、セロリ、きゅうり、スッキーニ、トマト、スイカ、

【飲むと良いお茶】
緑茶、蓮心茶

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アロマテラピー的対処法

アロマの精油は、香りを嗅ぐだけでも血液の中に取り込まれ、全身に運ばれます。身体的なアプローチがメインで行われることが多いですが、不眠に関しては、モノアミンへのアプローチを意識するとより効果的です。

①虚証タイプに使うと良い精油
このタイプの睡眠状態は、浅いのが特徴です。深い睡眠を促す精油を使用すると、心地よい眠りへと導いてくれます。

【アロマレシピ】
40代の過度期を迎えた女性のメンタルを整えると言われるプチグレンと、レモンのような香りで蜂が好むことで名付けられたレモンバームを1:1の割合で植物オイルにブレンドし、みぞおちと手首に塗り込みましょう。

②実証タイプに使うと良い精油
このタイプの睡眠状態は、興奮して入眠できないのが特徴です。鎮静精油を用いて、心穏やかにリラックスできる精油を使うと良いでしょう。

メンタル疾患に良いオレンジビターと、そっと寄り添い背中を押してくれるネロリ、不安やストレスを緩和してくれるマンダリンを、カリンデュラオイル30ミリに、10滴:10滴:10滴でブレンドして、みぞおちにマッサージする。

興奮した心が落ち着き、自然と入眠へと導いてくれます。

まとめ

今回の記事は、日常生活で、不眠を緩和するための対処法としてお伝えしました。いかがでしたか?

不眠の人の数は、年々、増加傾向にあります。

私は、不眠に関して、かなり学び、実践してきましたが、これらは困った時の対処法であり、不眠の原因のほとんどは、メンタルであるということに結果、行きつきました。

ぜひ、不眠でお悩みの方は、こちらの記事もお読みください。

私は、眠れないからといって、お薬をもらうのは、根本的な解決にはならないと思っています。

何が原因で、眠れないのか。自分の心と対話すること。

一番、みたくないところに、その原因は隠されています。

あなたが、自分の心と向き合うことで、きっと健やかな心と体が手に入ります。

自分のことを諦めないで。きっと、悩まない日々が来ることを信じて。

ぜひ、これらの対処法も含め、試してみてくださいね。

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https://petit-bon-aroma.com/guidebook/

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