あの人は、なぜ転職するのか
こんにちは。
ペルソナ株式会社 シニアコンサルタントの金子です。
ペルソナは、DX・コーポレート職種に強みのある転職エージェントです。
私は、2022年1月よりペルソナのメンバーとして加わったばかりです。
退職することを伝えたときには「なぜ転職するんですか」と聞かれました。
それは、辞める雰囲気が全くなかったからだそうです。
ここでは、私がなぜ転職したのか、ペルソナに入社したのかを、転職エージェントとして感じたことと合わせて、お伝えします。
マネジメントとスペシャリストの選択肢
サービス業・教育事業の営業として勤務した後、
2013年より専門特化型エージェントにて管理部門・公認会計士・税理士の方を中心に転職・採用のご支援をしていました。
ここが転職エージェントとしての始まりです。
入社3年目以降は、事業・人数が拡大していくのと共に、プレイングマネージャー、そして次第にマネジメントがメインになりました。
社員10名未満、シェアオフィス、女性コンサルタントはゼロという状況で入社し、8年間で100名弱の組織になるまでを間近で体験することができました。
一方、会社が大きくなるにつれ、クライアントや求職者の方々よりも社内向きの仕事が増え、物足りなさを感じていました。
自社採用、教育や育成、仕組みづくり、顧客管理システムの入れ替え、中期経営計画の作成、新規事業の提案、実行など。
新たな発見、やりがいと面白さがありつつも、このままでいいのだろうか、自分がやりたいことなのだろうか、と悶々とした日々を過ごしていました。
当時は女性の役職者が私のみでロールモデルとしても、マネジメントを期待されていると感じていました。
転職を決断するとき
突発的に転職をすることはなく、大抵の場合は徐々に思いが蓄積されていきます。
私がこれまで在籍した会社の中には、リーマンショックで業績が悪化し、リストラもありました。
社長室に順番に呼ばれ、全社員一人ずつ、リストラされるかどうかを通達されるのです。
この体験は私の中で強烈でした。
昨日までの上司や先輩がリストラされる姿を見て、「会社は守ってくれない、最終的には自分でなんとかするしかない」という気持ちが芽生えたのです。
ですので、40歳が近づきだしてから、「50歳になったときに自分の軸になる経験ってなんだろう?」と考えることが増えました。
それは、マネジメントではない、というのが結論でした。
マネジメントではなく、スペシャリストとして直接お客様に貢献できる仕事がしたい、という結論になりました。
当時走り始めていたプロジェクトのタイミングを鑑みて1年後目処に転職することにしました。これまでもマネジメントありきの会社の方針とズレがあり、なかなか変わらなかったからです。
始めたのは採用です。
後任者のスカウト、カジュアル面談、面接、オファー面談を行い、晴れて入社。部下の面接をするのが一般的ですので珍しいかもしれません。
引き継ぎを行い、目処が立ちそうなタイミングで転職活動をスタート。
ご縁があり、2022年1月よりペルソナに入社することになりました。
ペルソナに入社した理由
設立3期目、10人未満という小回りがききそうな組織であること。
代表の佐野の「20名以上はエージェント事業では規模を追うことはしない」という考えに深く共感したこと。
労働集約型のビジネスは限界があり、組織的になり過ぎると、KPIを追うようになり窮屈になります。
前職では、一人の営業が50~100社強のクライアントの求人オーダーに対して、候補者をご紹介していましたが、あれもこれも応えることができません。
人材紹介エージェントの種類
登録型:候補者に対してマッチする求人を紹介・転職サポートをする「候補者視点」
サーチ型:求人のオーダーをいただいた企業へマッチする候補者を紹介する「求人側視点」
ペルソナは、サーチ型で一人あたり最大でも15社程のクライアントに絞っています。
人事担当者の方は、エージェントからよく「良い方がいたら、紹介します」という言葉を聞くのではないでしょうか。
サーチ型は「見つけます」です。
クライアントの期待に応えられないものどかしさを解消できるのではないか、というのが理由です。
悩まないマネージャーはいない
ここでいうマネージャーとは、組織における役職者「マネージャー」、名称は様々ありますが管理職のことです。
転職サポートする方々からのマネージャーになる手前でのキャリア相談は多く、こんな声を聞きました。
・マネージャーになった先輩は上と下に挟まれて楽しくなさそう
・部下に残業させないように自分で仕事を巻き取っている
・仕事量は増えるが残業代が出なくなるため年収が下がる
私はマネージャーになりたいと思ったことはありません。
しかし、マネージャーを経験してよかったかどうかでいうと答えは「Yes」です。
上司の苦労も分かりましたし、自分だけではなく会社全体を把握しようとするので、ものの考え方が変わったと思います。
それまで自分がいかに目の前のことしか見ていなかったのだと、学ぶことがありました。
親の心、子知らず、とでも言うのでしょうか。
私がここでお伝えしたかったのは、
悩まないマネージャーはいない、ということです。
私自身もそうでしたし、上司もそうでした。
また転職サポートする方々もそうです。
多くの場合は、自ら手を挙げるよりは、任命されてマネージャーになるでしょう。
小さなことでいうと、自分が発信したことに対してチャットやオンラインで反応がないと不安になったり、しっかりしているように見えて、気にしている人も多いのではないかと。
結果も出す、部下のことも気にかける
マネージャーは考えること、やることが盛りだくさんです。
マネージャーがいない
マネージャーのポジションの採用に苦しんでいるという声を聞きます。
周知と円滑にコミュニケーションを取り、
部下を育成し、
積極的に業務改善を行い、
成果を出す人
求めていることは決して簡単ではありません。
会社が採用したい、理想とするマネージャーはどこでも引っ張りだこです。
エージェントとしてできること。
それは、会社にとっても、マネージャーとして働いている方・目指す方にとっても、最適の選択肢を提供することです。
想定外の出会いを。
会社の屋台骨でもあるコーポレート職種やDX・IT人材の採用にお悩みの人事担当者、経営者の皆様、お気軽にご相談ください。
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ペルソナ株式会社 金子
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