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【目指せバレエ留学】太らず身長を伸ばしたい 食事編2

今回、当時の食事を書き出してみたら、よく太らなかったなと思うくらい、娘はしっかりと食べていた。
その分、身長が伸びてくれたのかもしれない。
うちの子、食べたらちゃんと太るタイプだけど、これくらい食べても大丈夫だったんだよ。
もし今、バレエのために無理なダイエットをしている子がいたら、本当に大事な時に怪我しないように、体を壊さないように、きちんと食べておいてねって言いたい。


朝、娘が起きてきたら、まずマグカップに水を入れてレンチン。
白湯というよりレンチンしたぬるま湯である。
意識が高そうなフリして低い。
体温よりやや温かいくらいの白湯を飲んで、体の中を起こす。

その間に、小さな鍋にスープカップ8分目くらいのお湯を沸かして、そこにもやしやわかめ、小さくカットした高野豆腐と、その時ある野菜や海藻をぶっ込んでひと煮立ちさせる。そのまま野菜たっぷりのスープや味噌汁にしたり、湯切りして温サラダにしたりして出す。

食べる順番にテーブルに出していくのだ。
まず白湯をだして、次に野菜。これを食べないとメインを出さない。
強制的に食物繊維→タンパク質の順に食べることになる。
ただ、娘には「お腹が減ってるだろうから、ご飯の準備ができるまで、とりあえずこれを食べながら待ってね」と、
どうだ母の気遣い! なんならやさしさすら感じさせてしまえ!という作戦だ。

さながらコース料理みたいだけど、地味だ。
でも、食べる順番のクセ付けにはなったし、先に水分と野菜を摂って少し時間をおくと空腹が落ち着くので、メインが出てからもドカ食いはしないし、食べ過ぎも防げる仕組みになっていた。

娘は、家で夕飯を食べないので、前日の家族の夕飯メニューを温め直して朝ごはんにすることが多かった。さらにその一部をお弁当にも流用するという大雑把さ。でも毎日の栄養素を摂ることができれば、その日に朝昼でおかずの一部が同じでも気にしない。
毎日続けられることが大事。

朝はしっかり。炭水化物は小さめのお茶碗に1〜2杯。
パンの場合は、6枚切り1枚。
GI値を少しでも低くして、血糖値を上がりづらくするために、ご飯は玄米やもち麦、雑穀を混ぜたもの。食パンはライ麦や全粒粉のものを選んだ。

さらにデザートにはプレーンのヨーグルトにオートミールを少しと、細かく刻んだドライフルーツをトッピング。

私は、朝ごはんで食べさせたい栄養素を摂らせてしまうというミッションを遂行することに燃えていた。

そしてお弁当は昼と夕の2食分。
学校で食べるお昼ご飯の分と、レッスン前の夕方に食べる夕飯分。
昼は曲げわっぱ(500ml)のお弁当箱にご飯を半分以上しっかり詰めて、間食がいらないくらい、おかずもたっぷり入れていた。
そして夜の分は容量300mlくらいの小さめのお弁当箱にご飯1/3くらい詰めておかず多め。その代わり夕飯にはご飯が少なくても満足感があるように、スープジャーに野菜たっぷり、高野豆腐入りのスープをつけた。

右の曲げわっぱが500ml 昼用
左の小さいお弁当箱と奥の白いスープジャーが夕飯用

写真をみたらわかるように、これ、量は結構しっかりあるのだ。
揚げ物もよく入れたし、肉も脂身もそのまま使ってた。
これだけしっかり食べても太らなかった。一度もダイエットはしていない。
スイーツなどの甘いものが苦手な娘だったから、おやつなどの間食がなかったことも大きいかもしれない。

ジョグメイト のいいところは、プロテインの他、カルシウムを250mg、ビタミンDを5μg含有で身長を伸ばすための栄養素を補えるところ。カロリーは低め!なのだ

娘は偏食で食べられないものも多かった。
我が家は、子供のうちはとにかく食事は楽しく。嫌いなものは無理して食べなくて良いという考えだったのだが、え?中学生になってもまだこんなに偏食のまま?甘やかしすぎた?とちょっと心配はしていた。
牛肉NG、卵焼き以外のたまご、ゆでたまごや生卵はNGなのだ。
納豆ももずく酢もめかぶも全部ダメ。この辺が食べられたら朝どんなに楽だったか。
野菜も食べられるの少ないし、お弁当の隙間埋めと、いろどりに有能なブロッコリーも入れられないし、梅干しもふりかけも使えないしで、
あぁ、弁当大変!って思ったけど、
元気に育ったからオールOK。
あれだけ何年も毎日レッスンして怪我も一度もない。

そして、ドイツに行ってから自炊するようになって、自分からいろいろ挑戦して食べるようになったらしい。なんと、今はほぼ好き嫌いはなくなったのだ。これは意外だった。
「ドイツに行ったら偏食克服できました」って本を書いて欲しいと思うくらい不思議だ。
母はあんなに四苦八苦したのになんだったんだ、と思う。


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