「こうきしん」ってなんだろう?~子どもPeopleえぴそーど⑤『ピートラ』Vol.56
イノベ乗組員のましもんです。
私が新事業で取り組んでいる「子どもPeople」プロジェクトで、年末に子ども達とのビッグミッションがスタートしました!
(子どもPeopleについては以下)
好奇心はじける「ラーニングラウンジをつくろう!
インターナショナルスクール「AIC国際学院初等部」1年生〜3年生、”自称”子どもの好奇心のプロである私たち「ピープル株式会社」、空間作りのプロのオフィス家具メーカー「株式会社オカムラ」でのコラボプロジェクト。
AICの「ライブラリー(図書館)」をベストな学びができる好奇心がはじけるばしょ=「ラーニングラウンジ」に変身させる!というビッグミッションに取り組みます。
好奇心って何?
ピープルのパーパスは「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい」。「好奇心」というワードは普段、社員同士では挨拶がわりに使ってますが、いざ、子どもにわかるように「好奇心」を説明しようとすると難しい!
「好奇心って何?」の子どもの疑問をどう解消するか?が最初の難関となりました。
ワクワク、ドキドキ、ゾクゾク、、、心が動く感情を分類して子ども達に提示すると、、
「好奇心って、すきなひとのことしりたいときのきもちだとおもう」「好奇心って、きょうみしんしんのきもち?」と自分の意見を言葉で表現する子、好奇心をイラストで表現する子、好奇心を感じる絵本をシェアする子、、それぞれの得意な方法でイメージを広げていきました。
そして、直感的に好き!楽しい!瞬間的な感情の好奇心(拡散的好奇心)だけでなく、
「じゆうなかんがえでまえむきにちょっとづつこなしていくこと」「むちゅうになっちゃうきもち」「たのしみながらけんきゅうする」など、
継続的に探究する好奇心(知的好奇心)にも、子どもたちのイメージする言葉が広がっていったことに驚きでした。
明確な正解はない「好奇心って何?」。
「好奇心」の探究に「好奇心」を持って、自分なりの方法で理解しようとする子どもたち。
そのプロセスこそが「好奇心がはじけている時間」!!
ちなみに、個人的には活動中にでてきた子どもの気づきの発言の中でも、
「好奇心ってわからないことがわかること、好奇心ってべんきょうかな〜!?」
という声が一番印象に残っています。
そうだよね、本来、べんきょうって、好奇心が原動力!!
子どもたちとの「好奇心って何?」の対話によって、”好奇心全開で遊ぶことが脳の発達(成長)につながっていく”というピープルの玩具づくりの軸が、自分の中で深く腑に落ちた瞬間でした。
学校内&外で好奇心を探せ!!
さて、好奇心について思いを十分に巡らせた後は、
「好奇心」×「空間」の課題にグッと近づくために、
1日目は学校内、2日目は学校外へ、いざ、好奇心体験!!
いつも過ごしている学校を、好奇心レンズを通してみると、いつもは気にしてもいないところが目に入ったり、新たな発見がいっぱい。
「何にもない体育館も、暗くするとゾクゾクする!」
「しつもんをしたい先生が部屋の中にいる かな?ドキドキする」
などなど。
今回のプロジェクトでは、子どもたちのインプットのために、オカムラのオフィス家具貸し出し、梅小路ポテル京都見学、淳風bizQ見学と、ありがたいご協力をいただき、なかなかできない好奇心体験もできました。
実際のこだわって作られた家具や空間をリアルで見て触って、奥行き感や触り心地や質量など、五感で体験できたことは子どもたちにとって大きな刺激になり、子どもたちの好奇心爆発!!
「床が広くて寝転がれて、柔らかい芝生って心地よくって、ざんしん!」
「ソファがふかふかで、ゆったりゆっくり話せる」
「草があるとずっといたくなってほっこり」などなど
具体的なモノを中心とした環境によって好奇心の感情が生まれる気づきがたくさん!
好奇心という広い概念の認識、答えがない課題に対して、思いをそれぞれ自分なりの表現でアウトプットする子どもたち。
ワクワク、らんらん、ぞくぞく、ドキドキ、、いろんな感情の言語化の共通認識が最初にあるからこそ!!たくさんのアウトプットの言葉が子どもたちの中から出てきました。
こうきしん(好奇心)「博士ちゃん」認定!?
このウィンタースペシャルプロジェクトは、まだ始まったばかり!
もう既に日本一(世界一?)「こうきしん」というワードをこの冬使った小学生になること間違いないくらい、好奇心について考えを広げた子どもたち。
「好奇心って何?」に対してのアウトプットの引き出しは、もはやピープル社員より多い可能性も!?
そんな子どもたちが、これからどんな好奇心はじける「ラーニングラウンジ」を提案していくのか?
私たち大人も全く想像はできない中、子どもたちと一緒に、このプロセスを好奇心全開で楽しんでいきたいと思ってます。
今後毎月、できるだけリアルタイムで、このプロジェクトレポートを書いていく予定なのでお楽しみに!
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