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社員全員参加の経営戦略会議!?「P-1グランプリ」とは?『ピートラ』Vol.63

広報チームの川端です。
私は第一子、息子が1歳になった昨年8月より仕事復帰しました。
私から見た会社の変化、新米ワーママとしての体験など、noteに残していけたらと思っています。


さて、「P-1グランプリ」とは私の育休中に始まった社内での新しいイベントです。

社員・役員は全員参加。
新事業のアイデアを思いついた人がプレゼンし、これからのピープルにとって新しい飯のタネになりそうなアイデアか?をみんなで投票して決める会議です。

漫才師の頂点を決める…のも責任重大ですが、
この先のピープルの行方を想像して自分が投票するわけなので、こちらのグランプリもなかなか責任重大。


先週、P-1グランプリ第4回目があり、私自身は2回目の参加となりました。

前回と同じく私は「審査員」として参加したのですが、前回審査したときと比べて自分の中で変化を感じました。

出てきたアイデアに対して、すごくはっきり判断できるようになったのです。
私以外の審査員側の観点にも変化を感じて、試行錯誤してる中でもピープルの進みたい方向、大切にしたいことがクリアになってきたのかも!と、会社全体での変化を感じました。

そんなP-1グランプリで感じたことをまとめてみようと思います。

自分の判断軸が定まった!

審査員側にはあらかじめ評価軸が共有されており、この軸をもとに審査員は発表者のプレゼンを聞いて投票していきます。

P-1グランプリ 評価軸

①パーパスを体現しているか?
パーパス「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい」
②新奇性
今までに無かった、新しいと感じる提案
③普遍性
流行に左右されない 等
④収益性
多くの利益が出て儲かりそうか 等

社内資料より抜粋

上記の評価軸は持ちつつも、審査するにあたって私としては下記のことを意識してみんなのプレゼンを聞いていました。

①広報目線
・社会的な関心に当てはまりそうなテーマか?
・なぜそのテーマにピープルが取り組むの?
社外の人になった気持ちでプレゼンを聞いていました。

②ピープルの得意が活かせそうか?
今までの経験やノウハウを生かせること。私たち50人の規模では得意を活かして行動できることに集中していかないと厳しい。

プレゼンを聞いたあと、評価点数とコメントを書いていくのですが、前回はとても時間がかかりましたが、今回は「これは進めたい」「このまま続けるのは難しい」とか、割とスッパリとした判断ができている自分に気づきました。コメントを読み返してみてなんだか「わたし冷たい…?」と思ったけれど(笑)

前回は、あまりピンときてなくても可能性がゼロでなければ「この部分は良いと思うから引き続き取り組んでみては」のように、なんだか捨てきれない、みたいなコメントをしていたように思います。

その変化は私以外の審査員のコメントにも感じていて、一つのテーマを深掘りしていくにはヒトと時間、お金がかかることは実感した。
いつまでも続ければよいというわけでもない。

これからどうしよう?となにも見えなかったところから、トライアンドエラーを繰り返したことで、向かう先、集中していきたいことが見えてきたように思ったのでした。

責任ある審査だけど…雰囲気はこんなポップな感じで運営してくれています(笑)

ビジネスチャンスか?社員一人ひとりが考えてみる時間って大事。

改めて、社員が新事業のビジネスチャンスを自分で提案できる仕組み、
意見を持って判断できる環境があることって貴重だなと思います。

最終的には、新事業GO!の判断は社長ふくむ経営陣に委ねられますが、社員の意見は参考にしてもらえてると思います。

以前、社長がアイデア提案したP-1グランプリもありましたが、
そこは平等、社長のアイデアだからってなかなか通りません。
社長のアイデアでも通らないということを他社の人に話したらそれはとてもとても驚かれました(笑)

それはピープルならではのフラットな関係性、
昔からの、若手でもベテランでも関係なく、みんなで知恵を出し合って進んでいくぞ!というピープルらしさの現れなのかもと改めて。

最後に。
割と切れ味のよいコメントを残しましたが(笑)、日々の仕事をこなしつつ、この先の未来を考えて、今回のP-1グランプリにエントリーした社員のみなさんのことを、とても尊敬しています。

アイデアはピープルの飯のタネ。
私も今度は提案者になれるように、アンテナを立てていくぞ!

みんなで未来に向かって進んで行きましょう!と、パワーチャージできたP-1グランプリでした。

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