見出し画像

急がば回れ!な新事業でも、1年で成果は出せる!!『ピートラ』Vol.55

あっという間に12月!!
1年が早すぎることに慄いている「ピートラ」イノベ乗組員のましもんです。
ピープルは実は年俸制。毎年12月に1年間を振り返る「自分プレゼン」を執行部にし、次の1年の年俸が決まります。
1年に1度自分の仕事の成果に向き合ういい機会であり、ピープルの社風を作っているとも言えるこの制度と私の1年の振り返りをシェアします。

大きな失敗ほど評価される!?

「ヒットメーカー」:ヒット商品誕生に、自らの知恵と工夫と行動で関わった人
「ビッグチャレンジャー」:大きな投資をするチャレンジを主導、成功・失敗どちらも結果を出した人
「コーポレートイノベーター」:会社の重要な施策に自ら手をあげて、参加する人
「リスクヘッジャー」:①リスクを先回りして想像し、回避策や対応策を考えた人​②想定外の事象発生時に、対応策を考え実行した人

ピープルの4つの評価軸

Qこの中で最も評価される成果はどれでしょう?


A ビッグチャレンジャー

「ヒットメーカー」より「ビッグチャレンジャー」が高く評価されることによく驚かれますが、更に驚かれるのが、投資金額が大きいほど評価が高いこと!
そして、これは失敗であっても評価対象!!!
〜たくさんお金を使ったら使っただけが評価される〜
想像するとなんて太っ腹で良いことづくし!にも思えますが、実際、自分の責任でお金を申請して実際に使う覚悟と責任はとても重い&お金を使うのにもマンパワーが必要なことを実感しており、たくさんお金を使うことは意外と難しい!!
だからこそ、
投資金額=挑戦の大きさ=評価 の連動するこの考え方には、いち社員としてとても納得感をもってます。
また、成功者だけでなく失敗者も評価されると明言されていることで、スピーディーなトライ&エラーによって冷静に「やめる」判断ができるようにもなっています。
挑戦し続ける社風を表す、お気に入りの評価制度です。

「リスクヘッジャー」がグッと身近に!

上記4つの評価軸で1年の成果を振り返った時、
毎年、ビッグなチャレンジをしているつもりはあるものの、
成果となると、トライ&エラープロセスが長い新事業の結果はそうすぐには出ないことの方が多く、「ビッグチャレンジャー」は先送りに。。
そんな中、
自分の成果として今年最も成果が書きやすかったのは「リスクヘッジャー」です。
今回振り返ってみるまで、自分が「リスクヘッジ」が得意と思ったことは一度もなく、むしろ苦手だと思い込んでいました。
「リスクヘッジ」のためのシミュレーションやチェックリスト、承認手続き、、もちろん必要なことは分かりつつも、新事業を進める上では面倒な手間が増えるな、、もっと自由にやれた方が早いに、、と嫌厭していたくらいです。

なぜ今年、心境が変化したのか?
それは、新事業プロジェクトが具体化してくるにつれ、いろんな人が協力者となってくれ、新たな視点が増えたことで社内のリスクが俯瞰視点で捉えられるようになったからだと考えます。
新事業チャンスを追求する新たなトライをしていたら気づかぬうちに自然と、リクスヘッジ視点での行動を起こせるようになっていました。

リスクヘッジ例〜井の中の蛙リスク〜

前回、新事業の中での採用トライのプロセスを書きました(以下)。

プロジェクトでは、社外の人をメンバーとして採用することが可能で、新事業のために必要があって、既存の採用活動とは別の方法でトライ&エラー実行していたわけですが、
その行動は、現状の社員50人規模からの拡大を目指さず少数精鋭をモットーにするピープルにとっての「リスクヘッジ」の成果になると振り返って気づきました。
●メンバー内だと見えなかったが、社外視点だと当たり前のリスクへの気づき
●ITなど世の中の変化に応じたスキルを持った人材との接点
●社内人材不足を社外人材で解決する社内へのナレッジ提供
など、
新事業のための多様な人材採用トライ&エラーは、自分たちが井の中の蛙になるリスクヘッジとしてつながりが見えました。
人材採用以外にも、
新事業のチャンスを探すための新しいトライ&エラーは、今までやってきたピープルの当たり前を疑うきっかけになり、うまくいくいかないに限らず、その経験は、結果、新事業のためだけでなく、社内で起こった既存事業のトラブルに対して、「リスクヘッジャー」としてすぐに役に立てることがありました。

急がば回れ!!

新事業の結果が出るまではとても長い道のりで、先が見えません。
だからこそ、成果として評価されるタイミングは先が長いとも言えるのですが、
会社にとって新たな挑戦(トライ&エラー)をしている人は、リスクヘッジャーとして貢献できる!と、あくまで自己申告レベルですが、複数例を思いつけたことは1年の自分の仕事をとてもポジティブに捉えることにつながり、
新事業リーダーとして来年の目標も明るく持てました。
チャンスはすぐには見つかるわけがないので、回り道で何かを拾える余裕が大事
回り道や多くのエラー経験が結果会社のリスクヘッジにもつながる成果となるはず!
そして、最終的には「ビッグチャレンジャー」と「ヒットメーカー」の成果を出すぞ!!!(意気込みです)

新事業を進める皆さんも、会社の「リスクヘッジ」という観点では既にたくさん成果を上げているはず!?
新しい挑戦は行きつ戻りつ、、ですが、それも無駄ではない!
いつもたくさんのトライ&エラーの課題が山積みですが、
たまには、そんな新事業あるある!交流会ができたらな〜と書いてみて今思っているので、計画したいと思います(笑)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?