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7/14木:早めの夏休みには主体的にボランティアを。

今日は、来週中に参加する予定のボランティアの打ち合わせに行ってきた。

1ヶ月ほど前、例の研究モチベーションが上がらなかった時期、この研究に関連する職以外の職として、社会福祉や教育事業を行っているところを本気で探していたときに、あるNPOが運営しているコミュニティスクールの存在を知った。

ホームページを見ると、そこでは子どもたちの自主性や調和を大事にした集団づくりを基礎にした小学生たちの教育事業を行っているようだった。

そのスクールを見つけたときには、興味を持ったら即動く、と考えていたので、次の瞬間には見学依頼のメールを出していた。

すぐに返事が返ってきたのだが、一番近い見学会は既に席が埋まっているとのことで、次回まではしばらく時間が空いてしまうとのことだった。

これは残念だ、とまたホームページを何の気なしに眺めていると、ふとあるお知らせに目が留まった。

それは、スクールの子どもたちを連れて行く3泊4日のキャンプに参加するスタッフのボランティアの募集のお知らせだった。

日程を確認すると、平日4日間だが、全く都合がつかないわけではない。

地元の教育活動でも毎年のようにキャンプに参加している私は、これは運命かもしれない、と思った。

よし、例年は皆と同時に8月のお盆に夏休みを取っていたけど、今年は7月中に早めに夏休みを取ってボランティアに参加し、8月中は博士論文の予備審査準備に集中しよう。

そう思った私は、次の瞬間にはもうボランティアに申し込んでいた。

そして今日は、来週に迫ったキャンプ当日に向けての打ち合わせだったのである。

50人ほどの小学生たちを連れて行くキャンプに、教員としてのスタッフが約10名ほど、そこに私を含めた数人のボランティアが加わり、それ以外にも参加する子どもたちの父母から助っ人を入れる形で運営されるようだった。

3泊4日のキャンプのプログラムは盛りだくさんだ。
初日はまずテントを張るための場所の開拓から始まる。自分たちで草刈りをし、平地を作ってテントを張って野宿をする。
2日目は川登りに田んぼでの田植え作業をして、BBQで盛り上がる。
3日目はテントを引き払って山に向かい、山中で再び野宿だ。
そして最終日は、起床直後に宿場から山頂に向かい、景色を眺める。

これまで私が参加してきたキャンプよりもかなりワイルドな要素が含まれたキャンプだから、本当にうまくやれるか今からドキドキである。

でも、なぜこれに参加しようと思ったかと言えば、それは実験的な側面が大きいと思っている。

それは、私は一体何が好きなのだろうか、ということを知るためだ。

これまで、地元の子育て団体活動の中でのキャンプは、かなり力を入れてやってきたし、中心になってキャンプ集団を動かすのは何の苦にもならずに楽しむことができた。

しかし、それは一体どの要素についてそう思っていたのか。

キャンプそのものが好きなのか?
子どもたちと一緒に楽しむのが好きなのか?
計画を立てて、それをうまく進行するのが好きなのか?

いろいろな仮説がある一方で、イマイチ確信に至らないのだ。だから、自分の地元の活動とはまた違う形で、子どもたちと行くキャンプというのを体感してみようと思ったのである。

スクールのスタッフたちは、とても暖かくウェルカムなムードで出迎えてくれた。年齢も性別も多種多様だが、お互いにあだ名で呼び合うほどの仲で、1つのキャンプを作るために様々な準備をして、当日に臨んでいた。やっていることの本質は、自分たちと何も変わらなかった。

そして大変ありがたいことに、このボランティアは有償なので、日当が出る。この4日間の日当で、ちょうど必要物品をレンタルしたり手配したりすることができたから、金銭的にはほとんどプラスマイナスゼロで、多大な経験を得ることができることになった。

参加したらきっとあっという間なのだろうが、参加する子どもたちと同様に、この4日間で様々な体験と学びを得られるように、より主体的に参加したいと思っている。

ちょっと応援したいな、と思ってくださったそこのあなた。その気持ちを私に届けてくれませんか。応援メッセージを、コメントかサポートにぜひよろしくお願いします。 これからも、より精神的に豊かで幸福感のある社会の一助になれるように挑戦していきます。