出会うべき人に出会う時ー心が近い人に会いたいよね
渋谷MAGNET5階のお店で「ジミー」を平積みしてくださるというお話になり、記念サイン会を行うことになりました。
渋谷は、15年以上訪れていなかったし、「スクランブル交差点の真ん前」と言われて緊張しました。11年もマレーシアでのんびりしていたのに、「渋谷で自著のサイン会」って…。
東京に初めて行ったのは、小学校高学年の時。私の住む田舎では、高層マンションなんてもちろんなく、空を遮るものといえばカラスや雀、そして工場の煙突でした。
東京に着いた私は、立ち並ぶ高層ビルを見たときに、大きな衝撃を受け、ぽかんと口を開けたまま立ちすくみました。
あの時の私に、「大人になったあなたは、そのビルの中にいて、サインをしてるよ」と言われても信じなかったでしょう。
小さなサイン会ですが、それでも、そのために来てくれる人に向けたもの。嬉しいです。
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さて、会場は、5階の「PAYLOVE」様。エスカレーターを降りてあるくと、壁一面の「ジミー」ポスターに目が止まります。
こんな感じ。
来てくださったnoterさんたち、ありがとう。
サチさん、すうぷさん、ゆきさん、あけみさん、toyodaさん。
今回、こんなことが起こりました。気がつけば、私というよりも、皆さんで仲良くなられたようで、あちらこちらで、ニコニコお話しされていたのです。
それを見たときに、「ああ、こういうの、いいなあ」って。
「ジミー」という小説に、ピンとこない人もいるし、興味を持たない人もいるでしょう。
だけど、一部の人は、心がグラグラと揺れ動いたり、そんな自分に驚いたりという経験をしているようで、そういう感想をいただきます。
「どうして私のことを知ってるの?」「マイちゃんの気持ち、すごく分かる」「これは、私のこと」という声。
「ジミー」にピンとくる人には、何か共通点があるようです。
心のどこかに、ある種の純粋さを保持しているというか、大人なのに「マイのような部分」「ジミーのような部分」を心に住ませている方なのかもしれません。
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「ジミー」のサイン会や読書会などのイベントは、「ジミー」にピンときている人同士で出会う機会になるでしょう。
それは、職場や近所だからという理由で出会うのとは違い、全く思いもよらないような素敵なものになるのでは、と思うんです。
何かの「近さ」を持った人たちと出会える場。
サイン会に来てくださった方同士で、笑顔で話されているのを見ながら、ふっとそんな未来の可能性を感じました。
年齢や性別や社会的立場でなく、「心」が近い人と出会えたら、とても素敵ですよね。
皆さん、柔らかな笑顔でしょう?
お一人お一人とお話する時間がとれてよかったです。
来てくださった皆さん、ありがとう!(この日のツーショット写真も今度のせたいので、ダメだったらコメント欄で教えてくださいね)
今回が無理だった人も、また別の機会に会いましょうね。
私だけでなく、その場に来た他の人とも、出会って欲しいな。
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