呼吸と気分、胸を開くことはつながっている
「肺と深い瞑想のためのクリヤ」
このクリヤでは、すべての運動は座って行い、激しい動きや難しいポーズはありません。呼吸が中心です。
クンダリーニヨガでは呼吸はとても重要なものですが、それを感じられるクリヤだと思います。
息を吸うことはエナジーをいれることであり、吐くことは、いらないものを出すことだとされています。
呼吸とともに大きくエクササイズすることで、肺に働きかけ、全身に酸素をいきわたらせるのに役立つでしょう。肺が大きく広がるイメージを持つとやりやすいと思います。
また、腕を動かすことと胸を開くこと、それと呼吸とがつながりとをもって感じられるのではないでしょうか。
レッスンのあと、おそらく気分がすっきりすると思いますが、気分と呼吸がつながったものだという実感がえられるのではと思います。
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精神的な面が強いクリヤでもあります。自分の中の静かな場所につながり、最後は深い瞑想に入りましょう。
クンダリーニヨガは、瞑想が苦手な人におすすめしたいのですが、それは、エクササイズをしながら瞑想状態に入るからです。
急に、じっと座って瞑想をするのは多くの人にとって難しいと思います。雑念がたくさんでてきますよね。
クンダリーニヨガなら、エクササイズをしながら呼吸法をし、いつの間にか、瞑想状態に入っているのが感じられるでしょう。
このレッスンをおこなった生徒さんも
「最後の瞑想は、すごく気持ちよくできました」
「レッスン開始にはざわざわしていた心も、最後には瞑想状態に入れたようです」
とおっしゃっていました。
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終わったあとの生徒さんは、とても表情が素敵なのです。そういう姿をみると、「クンダリーニヨガを教えることはすばらしいことだなあ」とうれしくなります。
私個人に、人をそのようにする力はないですが、クンダリーニヨガを通して、生徒さんにそのような感覚を起こすことができるからです。
クンダリーニヨガには、すばらしい力が宿っていると私は信じています。