#マクロード・ガンジ
TCVにやってきたカルマパ17世
2001年11月22日。今日こそは本当のTCVのお祭りである。朝早く起きると、朝食をとらないでムーンライトカフェでチャイを飲んだ後、MALL RORDをテクテクと歩いてTCVへと向かった。途中、チベット人の団体がタクシーに乗ったり歩いたりして続々とTCVへ向かっている姿が見受けられたので、やはり今日はお祭りがあるのである。昨日の閑散とした道ではない。マクロードから40分ほど歩いただろうか、ダル湖の
もっとみるダライラマ即位60周年のイベント
2001年11月20日。タシ・カイラシから聞いた話では、今日から3日間にわたってダライラマ14世の即位60周年のお祭りがあるという。会場はテクチェン・チューリンとTIPA&TCVである。20日はテクチェン・チューリンで祝賀行事が行われることになっている。偶然にも私がダラムサラに滞在していたときこの大イベントが開かれることになった。しかもまもなくデリーに帰らなければならない直前である。これは参加せず
もっとみるダラムサラのグルメ情報
2001年11月12日。ここでダラムサラのグルメ情報をお伝えしよう。まず、ダラムサラに来て初めて入った食堂はツクラカンとナムギャル僧院の入口にあるレストラン(?)であった。名前はあるのだろうが、表示が無かったので覚えていない。現地では寺のレストランで通じている。2階にはIBDというナムギャル僧院が運営しているコンピュータセンターがある。話によるとこのレストランもお寺が経営しているとか・・・
ダラム
再び山へ。その帰りにであった日本のボランティア
2001年11月8日。今日は久しぶりにまた山へ行くことにした。先日、ダワ・ラが持ってきてくれたりんごとバナナを肩掛け袋に入れ、いざ出発。当面の難関はマクロードのバスターミナルからダラムコートまでの上り坂だが、体力的には大丈夫だろう。この日、心に誓っていたのは、途中の茶店でブレイクせず、ノンストップで頂上まで上がることだった。ペースはゆっくり目に、一歩一歩登ってゆく。ダラムコートまでの坂道では野生の
もっとみる発表会と打ち上げパーティー
2001年10月21日。今日はダンスのワークショップの最終日で大勢の見学者の前で発表会を行う事になっていた。このワークショップの最終的な目的はレジュメに書かれていたCo-body(共身体)とSub-body(未身体)のディープ・コミュニケーションだという。Lee氏がダンスによってしかできないディープなコミュニケーションを通して目指しているものとは、人と人がからだを開きあい、もともと生命が生まれたと
もっとみるダンス・ワークショップ
チベット人にCADを教えるボランティアの仕事は、はじめの頃は毎日のようにツェリン・ドルジェとロプサン・ダワ・ラが来ていたのだが、突然、何の連絡のなく来なくなっていた。どうしたのだろう?と思っても連絡先が分からない。そこでNGOの高橋さんに2人が来なくなって1週間が経つという話したところ、
「失礼なヤツらね。私から連絡しておきます」
と言ってくれたのだが、それでも2人は来なかった。設計の仕事は建築家
ダラムサラの山(パート2)
2001年9月12日。この日は朝、9-10-3の食堂のテレビで9・11のアメリカ同時多発テロのニュースをBBCで見て驚いていた。その話はすでに書いたので割愛する。
今回は前回の続きでダラムサラの山の話である。先日はヒマラヤに迫ろうとして、結局、接近することが出来なかったので、改めて、別のルートから山登りをすることにした。選んだルートはQuonium Road(地元ではTipa Roadとして知られ