ペレカスブック

はじめまして。こんにちは。 読書のおともをつくる書店『ペレカスブック』店主新井です。 …

ペレカスブック

はじめまして。こんにちは。 読書のおともをつくる書店『ペレカスブック』店主新井です。 小さな書店を営みながら(現在移転準備中)町の工場と力を合わせて、オリジナルの製品を作っています。 世界から本と書店が無くならないために。 なんて大きなことを考えながら、小さな仕事をしています。

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    Vermin serial number006 害獣という名のbookcover

    Vermin serial number006 だけの特徴かなりダメージのある部分。肌荒れによる斑点と、バクテリアによる穴があります。首の近くの革でブックカバー上部のシボは大きめ。右下に行くにしたがって、細かいシボになっています。床面は薄いベージュに斑点が入っています。唯一無二のポートレートを持つVermin serial number004 を、是非お迎えください。Verminとは害獣として駆除された鹿の命を無駄にすることなく、最後までいただくプロジェクト。害獣駆除の現場と皮革工場と革職人 と、そして書店が挑戦するプロダクトです。環境や未来について考えるひとひとつのものを永く使いたい ひとに届いて欲しいブックカバー です。・・害獣の命を無駄にせず未来へ繋げる・・現在日本では生態系維持 のため年間数万頭もの鹿が駆除され、廃棄されています。破棄せずに肉をジビエ に皮を革に仕立てるのは、膨大な手間と大きなコストがかかる作業。それでも、あえて。害獣の革を使う。狩猟された害獣の革を製品に仕立て、丁寧に使うことには、意味があると感じませんか。確かに生きていた鹿の命を無駄にせず最後までいただく 。製品として使うことで、現在より良い未来 を考えていく。これがVerminの使命です。・・・唯一無二のブックカバー・・・野生の鹿革には、森での暮らしでついた傷や戦いの怪我の痕、肌荒れや更に保存の工程で穴が空いてる部分があります。Verminではこれらを、鹿が確かに生きていた『命の痕跡』として、できるかぎり避けずに製品に仕立てています。また皮の床面(裏側)も裏地で覆わず、隠さずに仕上げました。ひとつひとつが個性ある唯一無二のポートレイトのようなブックカバー。シリアルナンバーで気になるひとつを、探してください。・・・経年変化を楽しめる革・・・鹿革はコラーゲンの含有量が非常に高く、柔らかい手触りが特徴。簡単なお手入れで、いつまでも柔らかさを保持し、永く使うことができます。自然素材のタンニンで鞣したVerminの革は時間が経つほどに変化し味わいが加わります。・・・シンプルな形・・・あしらってあるのは金色の『ギボシ』と、着脱できる革紐のみ。鹿革の手触りと経年変化を、存分に楽しんでいただける形です。・・・お手入れと修理・・・革のお手入れは肌のお手入れと同じ。クリームやオリーブオイルなどで保湿することで、永く良い状態を保つことができます。Verminには端革をおつけしてあります。クリームの塗りかたなどお試しください。修理はステッチのほつれや装具の不具合のみご相談いただくことができます。水没や日焼けなどはダメージでもあり、その先風合いを増すものでもあります。自分だけの革に、時間をかけて仕上げることを楽しんでいただければ幸いです。・・・Verminの価格・・・Verminが安くない理由は、原価がどうしても落とせないことにあります。傷のある革を仕立てるために、職人に技と手間がかかること。狩猟した鹿は2時間以内に解体しなければならないため、一頭ずつでの狩猟・下山・解体が必要。どうしてもコストがかかり、革そのものの原価が高くなっています。それでも、あえて。コンセプトある害獣の革を使いたい。Verminの想いです。売価 12,600円最終的に、プロジェクトが運営継続出来る売価16,500円にしたい考えです。お試し価格のこの機会に、是非お手に取ってみてください。#Vermin #害獣という名のブックカバー企画制作:ペレカスブックpelekasubook.com(修理ご相談先)pelekasbook@gmail.com340-0014 埼玉県草加市住吉1-12-23協力皮革工場:日東皮革 河合産業 伊藤産業革職人:革信
    ¥12,600
    pelekas book
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    Vermin serial number002

    sold outVermin serial number002 だけの特徴革の表面にできるシボが均一に入り、更に折り返し部分のシボは大きな網目状なマチエールが重ねられています。一部に肌荒れの痕跡が小さな穴になって残る。革の床面(裏側)は、ダークな色合いに一部斑点が入っています。唯一無二のポートレートを持つVermin serial number004 を、是非お迎えください。Verminとは害獣として駆除された鹿の命を無駄にすることなく、最後までいただくプロジェクト。害獣駆除の現場と皮革工場と革職人 と、そして書店が挑戦するプロダクトです。環境や未来について考えるひとひとつのものを永く使いたい ひとに届いて欲しいブックカバー です。・・害獣の命を無駄にせず未来へ繋げる・・現在日本では生態系維持 のため年間数万頭もの鹿が駆除され、廃棄されています。破棄せずに肉をジビエ に皮を革に仕立てるのは、膨大な手間と大きなコストがかかる作業。それでも、あえて。害獣の革を使う。狩猟された害獣の革を製品に仕立て、丁寧に使うことには、意味があると感じませんか。確かに生きていた鹿の命を無駄にせず最後までいただく 。製品として使うことで、現在より良い未来 を考えていく。これがVerminの使命です。・・・唯一無二のブックカバー・・・野生の鹿革には、森での暮らしでついた傷や戦いの怪我の痕、肌荒れや更に保存の工程で穴が空いてる部分があります。Verminではこれらを、鹿が確かに生きていた『命の痕跡』として、できるかぎり避けずに製品に仕立てています。また皮の床面(裏側)も裏地で覆わず、隠さずに仕上げました。ひとつひとつが個性ある唯一無二のポートレイトのようなブックカバー。シリアルナンバーで気になるひとつを、探してください。・・・経年変化を楽しめる革・・・鹿革はコラーゲンの含有量が非常に高く、柔らかい手触りが特徴。簡単なお手入れで、いつまでも柔らかさを保持し、永く使うことができます。自然素材のタンニンで鞣したVerminの革は時間が経つほどに変化し味わいが加わります。・・・シンプルな形・・・あしらってあるのは金色の『ギボシ』と、着脱できる革紐のみ。鹿革の手触りと経年変化を、存分に楽しんでいただける形です。・・・お手入れと修理・・・革のお手入れは肌のお手入れと同じ。クリームやオリーブオイルなどで保湿することで、永く良い状態を保つことができます。Verminには端革をおつけしてあります。クリームの塗りかたなどお試しください。修理はステッチのほつれや装具の不具合のみご相談いただくことができます。水没や日焼けなどはダメージでもあり、その先風合いを増すものでもあります。自分だけの革に、時間をかけて仕上げることを楽しんでいただければ幸いです。・・・Verminの価格・・・Verminが安くない理由は、原価がどうしても落とせないことにあります。傷のある革を仕立てるために、職人に技と手間がかかること。狩猟した鹿は2時間以内に解体しなければならないため、一頭ずつでの狩猟・下山・解体が必要。どうしてもコストがかかり、革そのものの原価が高くなっています。それでも、あえて。コンセプトある害獣の革を使いたい。Verminの想いです。売価 12,600円最終的に、プロジェクトが運営継続出来る売価16,500円にしたい考えです。お試し価格のこの機会に、是非お手に取ってみてください。#Vermin #害獣という名のブックカバー企画制作:ペレカスブックpelekasubook.com(修理ご相談先)pelekasbook@gmail.com340-0014 埼玉県草加市住吉1-12-23協力皮革工場:日東皮革 河合産業 伊藤産業革職人:革信
    ¥12,600
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    Vermin serial number004 害獣という名のbook cover

    Vermin serial number004 だけの特徴革の表面にできるシボが、細かい部分からマットな部分まで、全体にグラデーションとなっています。革の床面(裏側)は、一面に斑点も無くマットです。折り返し部分に傷があります。皮を線状に貫いたこの傷は鹿が生きている時に雄同志の争いでついたものと思われます。裏面に職人による補強があります。唯一無二のポートレートを持つVermin serial number004 を、是非お迎えください。Verminとは害獣として駆除された鹿の命を無駄にすることなく、最後までいただくプロジェクト。害獣駆除の現場と皮革工場と革職人 と、そして書店が挑戦するプロダクトです。環境や未来について考えるひとひとつのものを永く使いたい ひとに届いて欲しいブックカバー です。・・害獣の命を無駄にせず未来へ繋げる・・現在日本では生態系維持 のため年間数万頭もの鹿が駆除され、廃棄されています。破棄せずに肉をジビエ に皮を革に仕立てるのは、膨大な手間と大きなコストがかかる作業。それでも、あえて。害獣の革を使う。狩猟された害獣の革を製品に仕立て、丁寧に使うことには、意味があると感じませんか。確かに生きていた鹿の命を無駄にせず最後までいただく 。製品として使うことで、現在より良い未来 を考えていく。これがVerminの使命です。・・・唯一無二のブックカバー・・・野生の鹿革には、森での暮らしでついた傷や戦いの怪我の痕、肌荒れや更に保存の工程で穴が空いてる部分があります。Verminではこれらを、鹿が確かに生きていた『命の痕跡』として、できるかぎり避けずに製品に仕立てています。また皮の床面(裏側)も裏地で覆わず、隠さずに仕上げました。ひとつひとつが個性ある唯一無二のポートレイトのようなブックカバー。シリアルナンバーで気になるひとつを、探してください。・・・経年変化を楽しめる革・・・鹿革はコラーゲンの含有量が非常に高く、柔らかい手触りが特徴。簡単なお手入れで、いつまでも柔らかさを保持し、永く使うことができます。自然素材のタンニンで鞣したVerminの革は時間が経つほどに変化し味わいが加わります。・・・シンプルな形・・・あしらってあるのは金色の『ギボシ』と、着脱できる革紐のみ。鹿革の手触りと経年変化を、存分に楽しんでいただける形です。・・・お手入れと修理・・・革のお手入れは肌のお手入れと同じ。クリームやオリーブオイルなどで保湿することで、永く良い状態を保つことができます。Verminには端革をおつけしてあります。クリームの塗りかたなどお試しください。修理はステッチのほつれや装具の不具合のみご相談いただくことができます。水没や日焼けなどはダメージでもあり、その先風合いを増すものでもあります。自分だけの革に、時間をかけて仕上げることを楽しんでいただければ幸いです。・・・Verminの価格・・・Verminが安くない理由は、原価がどうしても落とせないことにあります。傷のある革を仕立てるために、職人に技と手間がかかること。狩猟した鹿は2時間以内に解体しなければならないため、一頭ずつでの狩猟・下山・解体が必要。どうしてもコストがかかり、革そのものの原価が高くなっています。それでも、あえて。コンセプトある害獣の革を使いたい。Verminの想いです。売価 12,600円最終的に、プロジェクトが運営継続出来る売価16,500円にしたい考えです。お試し価格のこの機会に、是非お手に取ってみてください。#Vermin #害獣という名のブックカバー企画制作:ペレカスブックpelekasubook.com(修理ご相談先)pelekasbook@gmail.com340-0014 埼玉県草加市住吉1-12-23協力皮革工場:日東皮革 河合産業 伊藤産業革職人:革信
    ¥12,600
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革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡008

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絵本『だれでものいえへ』ongoing project vol.03

『だれでものいえへ』は、こども食堂のための絵本です。 こども食堂が、すべての町にあるようにとの願いとして。 また具体的には販売することによって、こども食堂に利益が生まれるよう考えている、現在進行形のプロジェクトです。 --編集者さんにアドバイスをもらう-- さて、いよいよ編集者 土井章史 さんに製作中の絵本を見ていただきます。 扉絵から順番にページを進めると青い海の町のページ。 びゅうと風が吹いていますが、、、 「これは風のつもりなの?よくわからないな」 「これは描き

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『だれでものいえへ』は、こども食堂のための絵本です。 こども食堂が、すべての町にあるようにとの願いとして。 また具体的には販売することによって、こども食堂に利益が生まれるよう考えている、現在進行形のプロジェクトです。 編集者さんに会いに行く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2024年8月5日 大きなカルトンバッグを下げて、草加から西荻窪へ。 編集者土井章史さんのお店兼事務所トムズボックスへ向います。 ちなみにアポイントは 「土曜

絵本『だれでものいえへ』ongoing project vol.01

『だれでものいえへ』は、こども食堂のための絵本です。 こども食堂が、すべての町にあるようにとの願いとして。 また具体的には販売することによって、こども食堂に利益が生まれるよう考えている、現在進行形のプロジェクトです。 編集者さんに会いに行く準備 2024年8月4日 作画のお話をするって言ってたのですが、3日に編集者さんのところへ行ってきたので、まずは絵を持っていく準備のお話を。 絵本の絵には文字が入る部分があるので、作画もそれに合わせてスペースを作りながら進めます。 そ

絵本『だれでものいえへ』ongoing project

絵本『だれでものいえへ』 ongoing project 『だれでものいえへ』は、こども食堂のための絵本です。 こども食堂が、すべての町にあるようにとの願いとして。 また具体的には販売することによって、こども食堂に利益が生まれるよう考えている、現在進行形のプロジェクトです。 応援していただけたら、とてもうれしいです。 よろしくお願いいたします! はじめまして。 埼玉県草加市で小さな書店ペレカスブックを営みながら(実店舗は2023年5月にクローズ。新店舗を持てるよう奮闘中で

革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡016

第1章閉幕 人間としての重さと軽さ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新井さん とてもセンシティブな告白をさせてしまいました。 でも、誰しも意識下で自分のプラスになる方に、磁石が鉄に引きつけられるように動いているものではないでしょうか。 中にはこの人何なん?て思う方ともお仕事はしないといけない訳ですが、その場合大抵相手もそう思っているかもしれません。 何回かやり取りをしているうちに「お、この人シャイだったんだわ」とか趣味やペットの話とか共通項が見つ

革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡015

動物=ペットと思うと/棲み分け・結界/祈りと呪文 人間関係において偏屈で弱い/目的地に行きたい強欲 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新井さん、大変良い言葉をありがとうございました。 U-TaaaN LEATHER(*)は「祈り」の1つの形だったのですね。 とてもとても腑に落ちました。 *https://soka-leather.jp/projects/u-taaan-leather/ このプロジェクトを始めたときは、私たちの仕事で社会の課題が

革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡014

なぜ草加で鹿なのか/林家つる子さんの寄席に行きました/河合産業までは自転車で8分くらい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新井さん 落語の余韻を愉しんでいたところ、ビジュアルでも新井さんデザインのつる子師匠グッズ、とお江戸八百八町の緞帳。 お腹いっぱいどころか、ますます落語が聞きたくなりますね。 今、変換の際に「落語が利きたくなります」とでてきて、あららと思いましたが、実はこんな世界に本当に落語が「利く」「効く」かもしれないなと。 前回の書簡でも世

革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡013

落語って!/桂やまと師匠/町屋のディープな居酒屋/ブラックニッカハイボールの夜/林家つる子さんの落語に行きましょう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新井さん、 「継ぐ本」気になりますね。 新井さんから熱意もって聞く時を楽しみにして、今あまり調べたりしないようにしますね。 またお仲間ご紹介いただけるのも楽しみです。 また、日曜日の午後 桂やまと師匠の独演会からの、町屋のディープな居酒屋タイムが最高でしたね。 ごくごく庶民的なおつまみで、ブラックニッ

革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡012

「好き」もなかなか選びきれない/選択のシュミレーションを物語の中で/読書によって現実の立ち位置を観測/『継ぐ本』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新井さん こんにちは ヨシナシゴトから、だんだん核心に迫ってきた気がします。 「好き」があって、それを認めて、応援してもらう環境って必ずしもみんな享受できる訳ではないですね。 新井さんは「好き」を続けてこれてよかったですね。 私も親には「好き」を今思えば、誘導されたようなところもあるけれど、応援してもらっ

革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡011

いいんだよ何が好きでも/革づくりの奥深さ/生き物の最後のメッセージ/命を再起動/命の痕跡/肉を食べる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新井さん 「The Cell」ですね。怖いの結構すきかも。今度見ます。 芸術の定義もあいまいで難しいですが、 『好き』がたくさんあると確かに人生豊かになるのかも。 『好き』は新井さんがおっしゃるように、色々な体験や環境から生まれてくるのでしょう。 体験格差なんて嫌な感じの言葉も最近聞こえてきますね。(嫌だけど言い

革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡010

皮革作りは料理に似ている/化学なのです/皮は最初真っ白/芸術の到達点のその先 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新井さん、こんにちは。 私たち、おサルさんチームだったのですね。 「猿男」は笑えますね。 こうしてカッコ付けて文字で起こすと映画のタイトルのようにも思えてきます。 「町で生きるための生命の芸術の必要性」 うん、長いけど言いたいことはわかります。 お金か、芸術かではなく、経済社会にあって、「生きる意味」を芸術に求めることは、例えば、義務

革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡009

皮革の仕事に携わる河合泉と 本屋を営む絵描き新井由木子の たわいもない『ヨシナシゴト往復書簡』 vol.09 昔、膠工場があった/皮革とはなにか/もっと言語で/生命の芸術の必要性みたいな ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新井さん 膠でそんなに盛り上がるとは。 弊社(河合産業)でも昭和30年代に製造していたらしく、当時の青写真なんかが残っていました。 とにかく人海戦術で、活気があったでしょうね。(今もそこそこ元気でやっておりますが) しかし

革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡008

皮革の仕事に携わる河合泉と 本屋を営む絵描き新井由木子の たわいもない『ヨシナシゴト往復書簡』 vol.08 蕎麦呑みの会/そろそろ革の話を/膠を旅する/国書刊行会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新井さん この間の蕎麦屋飲み、とっても楽しかったです‼ 学生の時、読んだ本、聞いた音楽、共通点もあったりして嬉しかったです。 ほろ酔い加減で帰りの草加駅までの道のりも気持ちよかったですね。 革の仕事も、もう8年以上関わらせていただいておりますが、

革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡007

皮革の仕事に携わる河合泉と 本屋を営む新井由木子の たわいもない『ヨシナシゴト往復書簡』 vol.07 回文組み替え/人間性出ちゃう/浮気よりこっちの方が怖いかも ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新井さん おかえりなさい 桜もすっかり葉桜となってしまいました。 八重桜とかまだ楽しめるところもありますし、これからツツジや藤の花がきれいですね。 さて、早速2編も回文を仕立てるなんてさすがです。 『わたしのお尻技クッキーキック触りし尾の下は』 こ

革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡006

皮革の仕事に携わる河合泉と 本屋を営む新井由木子の たわいもない『ヨシナシゴト往復書簡』 vol.06 回文って知ってる?/フィネガンズウェイク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新井様 少し時間がたってしまいすみませんでした。 子ども食堂のボランティア、パインの仕事、 とても素敵です。 思えば、私も3人の子どもを成人まで育ててきましたが、地域や周りの方にどれだけ助けられたことか。 それをご恩返しするというより、今の子育てしている方への助け

革屋と本屋のヨシナシゴト往復書簡005

皮革の仕事に携わる河合泉と 本屋を営む新井由木子の たわいもない『ヨシナシゴト往復書簡』 vol.05 プチ呪いレベルアップ/子ども食堂の手伝い/宿題を忘れる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 河合さんへ プチ呪い一生鼻の下の蝿5匹って、命に関わるレベルじゃないですか! しかも心もだいぶ抉(えぐ)りそうで、秀逸だと思いました。 更に輪をかけて、当人が嘘をついたらその時点で、蝿が鼻の穴にもぐる呪いをおかけします。 まったく、自分の手を動かして正当