見出し画像

絵本『だれでものいえへ』ongoing project vol.02

『だれでものいえへ』は、こども食堂のための絵本です。
こども食堂が、すべての町にあるようにとの願いとして。
また具体的には販売することによって、こども食堂に利益が生まれるよう考えている、現在進行形のプロジェクトです。

編集者さんに会いに行く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2024年8月5日

大きなカルトンバッグを下げて、草加から西荻窪へ。
編集者土井章史さんのお店兼事務所トムズボックスへ向います。
ちなみにアポイントは
「土曜日の午前中、でも大雨が降ったら日時を変更させてください」
とお願いしました。

わたしは仕事関係で人に時間をいただいたら、雨が降ろうが槍が降ろうが絶対に、遅刻せずに行きます。
初めての場所だったりしたら時間前に行き場所を目視し、喫茶店などで時間を潰してから時間ぴったりに行くくらい用心深いのです。
だって時間をいただけるって特別なことだから、、、そう思いませんか?
でも、原画を持っているとなったら話は別です。最近の雨って激しいし、、、。
そんなお願いを、土井さんは快く受けてくださいました。
あ、あと大きなカルトンバッグは電車で結構邪魔になります。
電車が混んでいる時間を避けてアポイントするのも大事かも!折れたら大変だし!

心配をよそに、当日は快晴。約束の時間に無事トムズボックスに辿り着くことができました。
トムズボックスは絵本の専門店ですが、美術やカルチャーの本が棚にぎっしり詰まっていて、端からじっくり見ていくと、必ず掘り出し物に巡り会えます。
それからトムズボックスのZINEや、特製の絵本作家のピンバッチなどもきらめいていて、コーナーには土井さんが手がけた最新の絵本の原画もあって、絵本好きなら顔がホクホクになってしまいます。

前回の掘り出しもの絵本
嬉しすぎるうーー!

「来たね。作画は順調に進んでいるかな」
カウンターで迎えてくれる土井さん。
笑顔ですが伝わってくるのは優しさだけでなく、、さぞ作画に苦しんでいるんでしょう?、、、というふうなナナメの観察眼があるように感じられたのは、わたしの穿(うが)った見方でしょうか、、、。
「行き詰まっています」
わたしの声はくるしげで、絞り出すようにカスれています。
(でしょうね)、、と、土井さんが声に出さずに言ったのが聞こえたのも、、、わたしの気のせいでしょうか、、、。

さて、いよいよ絵を見ていただくことになります。

つづく
2024/08/09
ペレカスブック新井由木子
記事の制作公開は、編集者土井章史さん、クライアントこども応援ネットワークPineさんのご了解をいただいています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

リアタイでは土井さんのアドバイを受けて作画爆進中
作画の悩み事が解決した!

ペレカスブック
埼玉県草加市の小さな書店(実店舗は2023年5月にクローズ。新店舗持てるように奮闘中です)
店主はイラストレーター・デザイナーの新井由木子
独特にぼちぼちと働いています。

いいなと思ったら応援しよう!