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タイでの気分日記

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タイで生活する中で感じたことを残しています。 2019.05~2020.03
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本当に必要なものとは?

もし今家が火事になって、今すぐ家を飛び出さないといけないとしたら。危ない人たちに追われ、家まで迫られ、今すぐ部屋の窓からとびださないといけないとしたら。 極論、何を持っていきますか? 先週、大切なものがつまったバックを約4時間手放した日があった。 正確に言うと、先生の家に荷物を置いて学校をふらついていたら、先生が出かけてしまい、荷物を締め出されてしまった。そのバックの中に何が入っていたかというと、パスポート、公用携帯、財布、鍵類、パソコン、等々。そう、手放してはいけない

本当の友達とは

タイに来て初めて日本に帰りたいと思った。 きっと生理前によくありがちな情緒不安定的なものと、久しぶりの両親とのテレビ電話のせいだろう。 それにくわえ、帰国するまでのカウントダウンも始まっている。最近特に実感がわいたのが、買い物の時。今までは安くて多いもの買っておけば心配いらないだろうという考えが、よくよく考えたらあと3か月くらいだし、多少お得感はなくても無駄のないように小さめのサイズを買おうと思うようになった。 さて、前回のnoteに書いた通り、LINEの友達整理をした

ナチュラル

きちんとしたnoteを書くのは久々な気がする。 タイで生活していると、生活の一瞬一瞬に感情が芽生えることが多く、それらをこれからどのような形で残していこうかと最近よく考える。 ここ2日間、先生のご実家にお世話になってきた。先生のご実家に行くのは約半年ぶり。以前来たのは私がここにきてまだ間もない5月の中旬である。 アクシデントがあり帰り着いたのは予定より大幅に遅れた午後7時前。アパートに入るための小道の前で車をおろしてもらい、顔を出し始めた星空を眺めながらアパートまで帰っ

いいタイトルが思いつかない

ナンロンの星空は本当に言葉で表せないほど綺麗である。 約2ヶ月前、ジムに通うようになってから、ジム帰りに自転車をこぎながら空を眺めるようになった。 日を重ねるごとに表情を変える月の様子を見たり、その月を覆う雲の流れをぼーっと眺めたりしながら、ナンロンの空に見とれていた。 特に今日の空は格別であった。 今日一日で流れ星を3回みた。一回は友達と。二回目は歩きながらふと空を見上げた瞬間に。三回目は寝る前に星を見に行った時。 流れ星を見るたびにお願いをし忘れる。お願いごとはあるの

雲の上

雲の上の世界、雲の上の存在、雲の上にいる人 って言うけど、みんなどんなイメージを持っているんだろう。 タイに来て初めて現地から一人で飛行機にのった。空港までは大雨だったり曇りだったりで、もやもやした天気だったのに、離陸して15分後には、飛行機の窓から光が差し込んできた。 私が初めて飛行機に乗ったのは、記憶の中だと高校一年生の夏休み。一人でだったか兄と一緒だったかは忘れてしまったけど、鹿児島から、当時東京にいた兄の家に遊びに行った。 あれからもう数え切れないほど

楽しんでなんぼ

タイに来て初めて傘をさした。 いつもはギッラギラの太陽が顔を出し、洗濯物も一時間で乾くのに、珍しく2日経ってもビショビショである。 タイに来てから、香りや風景、気候に敏感で、これからに触れることによって昔の記憶が蘇ることがよくある。 昨日は雨が急に強くなり、傘に響く雨音を聞いて、東京にいた頃のバイト帰りの雨の夜を思い出した。 なぜかわからないけれど、以前書いたミラクルに加え、この現象も本当によく起こる。 また、最近はまっていることの一つにpodcastsがある。今まで全く

タイのミラクル🌟

タイってほんとミラクルが多い。 気持ちの面もそうだし、日々起こる出来事もそう。 たぶんここにきてすぐはそれらに気づいていなかったんだろうけど、気づき始めてからはもう思い出せないくらいのミラクルを経験した。 それこそ、この記事を書いている時も、日本にいる部活の同期から久しぶりにテレビ電話がかかってきた。日が暮れる時間でなんだか気持ちも空もどよーんとしてきた時だったから、急にそんな空に光が射したかのような感覚を覚えた。その同期とはダーツ友達としてよく渋谷のSEGAに行っていた

不安との戦い方

この1週間、自分にはめずらしく、もやもやと悩んだ。なにをしても、もやもやがなかなか晴れなかった。 でも、一ヶ月ぶりに連絡を取った友達がきれいさっぱり解決してくれた。 彼女は大学の友達で、私が一年だけ住んだ大学の学生寮のルームメイトであった。性格は真逆だが、彼女はとても勤勉で、成績も良く、常に志を高く持っており、でも一方で繊細なところもあり、ひっくるめるととにかく素敵な女性なのである。彼女の物事の考え方や日々の時間の使い方などは、私は尊敬するばかりである。 そんな彼女が得意

自分らしさとは

"自分らしさ"ってなんなんだろう。 最近ふとした時によく思い浮かぶ疑問である。 "自分らしさ"ということに疑問を持ち始めたのは就活の時期だった。短期間で、生まれてから今までの生い立ちを振り返る自己分析をしてみたり、すぐそこに迫ったSPIテストの勉強をしてみたり。そうしているうちに、なんで大学4年生で就活をして、卒業したら会社に勤めないといけないんだろうと思った。 これが悪いことではなくて、大体の人が歩むこの道に、なんで自分ものっていっているんだろうと思った。 この考えにた

いただきもの

2週間ほど前に、久しぶりに両親とテレビ電話をした。 いつも通り近状報告をしていると、急に母から祖母の家を取り壊すことになったと告げられた。 母方の祖父が亡くなって17年、祖母が亡くなって5年が経つ。祖母が亡くなってからは祖母の家は空き家で、兄が少し住んでいたり、たまに母が様子を見に行ったりという感じであったが、なんせ母が幼少期の頃に建てられた家であったため、老朽化も進んでいた。 祖母の家は市内の中心地のかなりいい場所にあり、周りはここ数年で見違えるように開発が進んでいる

今なにをやるべきか

久しぶりに、2010年に放送された水原希子の情熱大陸をみた。最近はネットでしばしば情熱大陸をみている。YouTubeで情熱大陸と検索したら一発でヒットした。 9年前、中学生の時、私は自宅のテレビでオンエアを見た。その時彼女はまだ19歳で、この放送をキッカケに私は水原希子のファンになった。 あれから9年、数々のブランドのモデルを務め、自身のブランドまでプロデュースするくらい大きくなった彼女の存在を少し忘れかけていた部分もあったが、9年ぶりに偶然ヒットした情熱大陸が私の熱を再び

はじめまして

タイに来て一ヶ月半以上が過ぎた。 このNoteは、何かの記事を読むためにインストールしたのが始まりで、随分前からインストールしていていたのだけど、書く書く詐欺でずっとほったらかしにしていたので、いい加減書いてみることにした。 書くことにはもともと興味はあったのだけど、なかなか行動に移せずにいた。 今回やっと記事を書くこと至ったのには理由がある。 慣れというものは怖いもので、タイでの生活の新鮮さというのはこの一ヶ月で早くも薄れつつある。初めてこの街に来た時の驚きや感動は、