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平日昼間のサウナに集結するおじさん達が、みんな幸せそうな件。


本来なら、汗水垂らして働いているのが普通であろう平日の真っ昼間から、サウナに入るという至福の時間を過ごしながらこの記事を執筆している。

今の仕事は不定休かつ、土日は確実に働いているので世の大半の人とは休みの感覚が合わなくなっている。

そして、月に一度愛知の心療内科を受診するために帰るんだが、職業病&個人の趣味でどこかしらのサウナに行き、リフレッシュ&勉強をするようにしている。

今日訪れたのは、今池にあるアペゼという施設。


愛知にいる頃、一度だけ行ったことがある施設で、どうしてもすぐ近くのウェルビーに行きたくなってしまい約2年ぶりの来訪となった。

ウェルビーは言わずもがな、大人気サウナ施設として名古屋の顔とでも言うべきであるが、アペゼはアペゼで、なんとなく場末感というか昭和チックな感じがほどよく残っている。(施設の老朽化で5月から8月までリニューアル工事らしい。あまりオシャレ路線に走って欲しくないのが個人の本音。)

サウナピアや大垣サウナなど、昭和から頑張ってきた施設には新規の顧客と共に、同じようにして年齢を重ねてきた熟練のサウナーたちがいる。そして、その熟年サウナーたちは平日の真っ昼間に集結することが多いんじゃないかと最近は予想している。

今もレストルームでこの記事を書いているが、クラブにいるかのような轟音を鳴り響かせるイビキの合唱、タンが絡んでいるのか突然ガーッ!と言ったおじさん特有の爆音がそこかしこで起こっている。

これも、この施設の味なのかもしれない。

嫌なら他に移れと言わんばかりに、一切やめる気がなさそうなもんだから、なんか清々しく思えてきてしまう。

そしてこの人たちを見回してみると、なんだかみんな幸せそうな雰囲気をしている。羨ましいくらいに。

昼間からサウナ入って酒飲んで爆睡、起きたらまたその繰り返し、、ここに至るまで相当な試練を乗り越えてきたであろうおじさんたちが、みんなサウナではとろけそうな顔をしている。

あー、この人たちは自分がどうしたら至福なのか?それを分かっているんだなと。

そりゃ辛いことだってたくさんあるけど、こうして自分のご機嫌をちゃんと取れるような、かっこいい先輩たちの姿をしっかりと目に焼き付けて、自分で自分のご機嫌を取れる大人になりたいな。

別にサウナじゃなくてもよくて、何か自分にばっちり合うものが誰にでもあるはず。

それを探して体験するのが、人生なんじゃないかとも思えてきた。


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