ダッシュ!!
皆さんは最近いつダッシュしただろうか?
僕は今日、今さっきダッシュした。
それは当然だ。
なぜなら大学でサッカー部に所属し週5日以上サッカーをしているからである。サッカーをしてれば必ずと言っていいほどダッシュする。逆にダッシュしない選手に対しては他の選手から仲間であっても冷ややかな目を向けられるほどだ。
まあスポーツなんだから当たり前のことだろう。これを見てる多くの人がそう思ったのではないだろうか。
自分もそう思う。だからダッシュについて考えてみたい。
何が言いたいかというとスポーツ以外で全力疾走するシチュエーションがあるのかどうかということである。
個人的にはもうこの年齢になればスポーツ以外でのダッシュは無いと思う。
スポーツをしていない人は20歳、いや18歳くらいでダッシュする機会を失う。かなりの遅刻症で毎日駆け込み乗車をしているような人は別だが、普通に生活しててこの先ダッシュすることは無いように思う。
実際、父、母を見ていてもそうだ。父はダッシュすることもありそうだが、まず2人がダッシュしている姿を見たことがない。20年間生きてきて生まれてから一度もないのだ。
僕は小さい頃からサッカーを始め、毎日当たり前のようにダッシュしてきた。その頃サッカーを始めていなかったらもしかしたら生まれてから今までまともにダッシュする機会がなかったかもしれない。仮に小さい頃から文化部で家で遊ぶのが好きだったら多分ダッシュとは無縁だっただろうと思う。
ダッシュしないことが悪いとかそういう話じゃなくてシンプルに生まれてから死ぬまでダッシュしないでも生活ができるのか気になっただけである。
シンプルにダッシュしなくたって生きていける。僕はそう思う。現状サッカーの時以外、今もてる力全てを出したダッシュをする機会はない。日常生活で走る機会があっても電車に乗り遅れそうだから少し走る、授業に遅れそうだから少し走るくらいでフルでダッシュしているとは言えない。
多分これは僕だけじゃない。気になって友人に聞いてみた。ダッシュを最後にしたのはいつか?と。答えは部活をやっていた時。それは、中学、高校の時以来ダッシュしていないということである。
自分もサッカーを辞めれば確実にダッシュする機会はない。そう考えると少し寂しいものだ。走ることが好きなわけではない。なんならサッカー中もどうやったら走らないで済むか考えるくらいだ。そんな僕でもこの先ダッシュしないと考えると一抹の寂しさを感じる。
今回ダッシュについて考えてみて思ったことがある。それはスポーツを続けてきてよかったということだ。スポーツしていなかったら走りすぎて気持ち悪くなることもなかっただろうし、走りすぎて足を攣ることもなかっただろう。こういった貴重な経験をできたのも続けてきたおかげだし。人よりも長く大学までスポーツやっていてよかったなと思う。
いつかサッカーを選手としては辞める時がきても体を動かすことはやめたくない。少しでも体を動かし、たまにダッシュする。それが僕にとっての喜びになるのではないかと思う。
ここまで色々書いてきたけど、結局何が言いたいかというと、
ダッシュってキツすぎ。
では、また。
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