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ユトリノヒトリ

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ゆとり第一世代の私の過去を小説にして綴ってゆきます。続き物になっておりますので【01】からどうぞ。THE ユトリ!ちょっとだけフィクション物語!
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#ゆとり世代

ユトリノヒトリ【06】 #六甲山と洞察力

ユトリノヒトリ【06】 #六甲山と洞察力

ユトリノヒトリ【05】こちら▶︎▶︎

ガールズバーで働くようになって数日後、私もリカちゃんもお休みの日に、2人で遊ぶことになり、お昼過ぎにランチを食べに梅田で集合した。

ランチと言っても、HEPの近くにあるケンタッキーで待ち合わせして、そのままそこで食べることになった。

そしてリカちゃんが舞台の台詞の練習をするかのような棒読みで話し始めた。

「今日アツシと遊ぶんですけど、マコちゃんもジョー

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ユトリノヒトリ【05】 #ガールズバー

ユトリノヒトリ【05】 #ガールズバー

ユトリノヒトリ【04】こちら ▶︎▶︎

「ちょっと!ウチには全部話して下さいよ!」

アキの私に対する敬語が中々消えないなぁ…なんて思いながら、梅田にあるHEPの近くのファーストキッチンで携帯を気にしながら、行き交う通行人をチラチラと見てる私に何度も聞いてくる。

あぁ、何て話そう。
どう説明すればいい?

簡単に説明すると私は、ドライブに行ったあの日から毎日メールや電話をしていたのだ。

誰と

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ユトリノヒトリ【04】 #ドライブと敗北

ユトリノヒトリ【04】 #ドライブと敗北

ユトリノヒトリ【03】▶︎▶︎

あれからすぐにまた携帯が鳴った。

私は一呼吸置いてから通話ボタンを押す。

電話に出ると、彼は嬉しそうに話し始めた。
最初に言われたのは、電話を一方的に切らないで欲しいということ。それから、無理に喋らなくていいから話を聞いて欲しい。

私は結局、無言を貫く訳にもいかず、相槌は打ったけど、それ以上の反応はできなかった。それでも彼は他愛も無い話をずっと続ける。

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ユトリノヒトリ【01】 #23歳くらいがオバさん

ユトリノヒトリ【01】 #23歳くらいがオバさん

朝日が差し込むカーテンを勢いよく開ける。

眩しい。あぁ……夜ちゃんと眠れるって良いもんだなぁ。もうオールなんてできないな。

そんな事を考えながら鳴る前のアラームを止めて、パソコンのチェック。

リビングから淹れたてのコーヒーの香りがする。香りだけで目が覚める気分だ。そう思いながら飲みかけのミネラルウォーターを乾いた喉に、一気に流し込む。

そして、もう一度眩しい朝日を浴びたくてベランダに出てみ

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