俺、“弱さを見せられる強さ”ってやつを、手に入れちまったかもしれねぇ

episode1 ちょっと苦手な先輩@売店

　昼食を買いに売店に行ったら、先輩とばったり会ってしまった。自分の結婚式に、私は呼ばず私の同期だけ呼んだ先輩。（この書きぶりよwww 私、結構嫌だったんだね……😂）
↓めっちゃ昔のこの記事で、チラッとその話も触れております😂

同期贔屓だし😒というのもあり、これまでだったら、とりあえず媚びへつらいスイッチオン！で対応していた相手。
　話の流れで、本社に出向してなかなか帰ってこない、共通の知り合いの話題になった。

「やっぱMを本社に送っちゃダメですね〜帰ってこなくなっちゃうから」
「え、俺Mだけど、普通に帰ってきたんだけど笑笑」
「先輩は与えられる痛みに満足できずに、自分で更なる過酷な環境を開拓したいタイプのMなんじゃないスか」

最近自我強めなので、ポロッと本音が出てしまった。あっ、と一瞬思ったけど、まあ元々そんなに懇意の先輩じゃないし、もういいやーと思った　ら。

「お前…久しぶりに話したのに、結構エグいこと言うな…」

そういう先輩の瞳は悦びに輝いていた。
「メシ奢るわ、なんでも好きなもの買いな！！」

ええ、この流れで！？😳
（まじで正真正銘のMだ……）

　そこまで仲良くない先輩に対して、お前は普通の痛みに満足できない贅沢なMだなんて、一昔前は絶対言えなかったよ。失礼かな？とか不躾かな？とか考えちゃってさ。「ええ〜〜、ウフフフ（精一杯面白がってるフリ）」くらいのリアクションが関の山だったと思う。

　初めてなーーーーんにも気を遣わずに本音で話したら、なんとお昼をゴチになってしまった。🍱

episode2 活躍する同期への嫉妬心

　「シマトの同期、頑張ってるよ〜」と言うチャットと共に、先輩（売店先輩とは違う人です）からURLが送られてきた。URLを開くと、東京本社に出向中の同期の華々しい活躍が、おしゃれな写真付きでWebメディアに掲載されていた。片田舎で、誰にでもできる事務処理をしている自分とはまるで大違いだ。
　私だって、本当は彼女と一緒に東京に行くはずだった。だけどそのタイミングで妊娠したから、本社出向はナシになったのだ。かたや彼女はまだ子供もおらず、これから結婚式を控えている身。頭のてっぺんから爪先までピッカピカ。
　重ねて運が悪いことに、今日の私はここのところ一番の忙しさ。

同期のことは大好きなのに、
素直に喜べない自分に超絶★自己嫌悪。

ああ、なんでこんなのこのタイミングで共有してくるんだよ！！！

　心が暗黒に飲み込まれながらも、

「わーありがとうございます！！同期として誇らしいです✨✨✨」
「今日はちょっと業務が立て込んでいるので難しいですが、後でじっくり読みますね〜‼️」

と頑張って返信。
先輩から返事はなかった。

　夕方、「やっぱりこのモヤモヤした感じは耐えられない、私、本当にこれで終わっていいの？」と自問自答。
やっぱダメだ。
これじゃ、前の鬱々とした私のまんまだ。。

「…などと善人らしいお返事をしましたが、正直、自分と比べちゃってとても焦ります」

送った！！！！もうヤケクソの気分で。

送信ボタンをカチッと押した瞬間、なんかすごいスッキリした。本当の気持ちを隠さず言えたんだ！！と思うと、それだけでメンタルのグラグラがピタッと止まった。　

　しかも、先輩から速攻お返事が来た！
「だいじょぶよwメディアに取り上げられると、それっぽく見えるよねw」「困ったことは俺に聞けば、本社行かなくてもダイジョーブ！」

や、や、優しい……

　それ以来、ことあるごとに私の仕事ぶりというか、もはや仕事とも言えないような瑣末なことまで、チャットでお褒めの言葉を送ってくださったり。

　この件（TOKYOの同期の活躍を素直に喜べなくて自分がいや…）は、後日超シゴデキな女性の先輩とゴハンに行った時にも吐露してみた。先輩はどちらかというとTOKYOの同期と同じ、バリバリ活躍している側の方だというのに、「その気持ちもすごく分かるし、共感できるよ」と言って寄り添ってくださった。HEAVEN…👼

自分が思ってたより、人間は面白くて優しくて温かい

　勇気を出して本音を表に出さなかったら見えなかった世界。綺麗じゃない本音を表に出していいんだ！ってしみじみ実感できた出来事でした。そもそも、本音を表に出せた！！ということ自体、私にとってはめっちゃ新鮮な成功体験！！自己肯定感も上がりました✊✨✨

　本音を出していい、と分かったら、なんだかホッと肩の力が抜けたような。お二人の先輩について、「ああ〜ほんとに面白くて優しい人たちだな〜ありがたいな〜」と、素直に感謝を感じることができました。（チョロい）

逆に、本音を言えないと、勝手にどんどん人間不信になっていく

　この件を振り返って本当に怖いのは、エピソード2の方ですけど、もし勇気出して本音言えてなかったら、私、この先輩のことちょっと嫌いになってたと思うのですよ。

東京に行けなかった私にこんなもの送りつけてくるなんて、とか、今繁忙期なのに、とか。

先輩はただただご好意で共有してくれただけなのに。頼まれてもないのに、自分で勝手に善人ぶっただけのくせにね🙄ヤーー…怖い！！
　あれ？てかエピソード1の売店先輩のこともさ、私がこれまで本音で話せなかったから、勝手に苦手意識持ってた…説…？？？（自滅する音）（すぐ自滅するヲタク）

ッ… 先輩ッ… すいませんでした……！！！！

　どうやら、人は素の自分を出せないと、相手を逆恨みする傾向があるらしい。そういう意味では、一番近い人間＝家族にも思ったことを素直に言えない環境に置かれている／置かれていた人は、人間社会を生き抜くデフォルト設定が、相っ当ハードモードになってると思う。。🙄🙄

というわけで（？）、ほんのり人間不信な皆々様、ちょっとずつで良いので、本音を表に出す練習をしてみてはいかがでしょうか。。！！今でも良い本音は普通に出されてると思いますけど、重要なのはそっちではなく、

・綺麗じゃない、むしろ汚い
・大義名分も論理的な根拠もない

やつです。🫠

これが、“弱さを見せられる強さ”って、コト……！？
コクっ…
（すぐちいかわになろうとする）

　最初はもうめちゃくちゃ抵抗あると思います。私も脊髄反射で「イイ人」のリアクションをしていた人間だから気持ちはすごくわかります。でも、人は思ったより気にしてません。気にしてないどころか、むしろ本音で話した方が「面白いね！」とか、「気持ちわかるよ…」とか。おそらく人間誰しも、実は思っていることは似たようなことなのです…！！！

　まあ、見せていい弱さはどこまでなのか？は、私もこれから学んで行かないとですね。とりあえず私にとっては、まず弱さを見せられるようになった、これがすごい成長ですわ。
　正直言うとね、こんなこと小学生くらいでとっくに履修済みなんだろうな〜みたいなコミュ強で世渡り上手な人が、本ッ…当に羨ましくてたまりませんが、よそはよそ、うちはうちです。無駄に他人と比較せず、私は私の人生を良くすることだけをひたすら考え続けたいと思います✊

…最近とんとファッションから離れがちですね😅💦
そろそろセルフジェルネイルの進捗記事と、パーソナルカラー診断を受けてからその後のよもやま話も書きたいと思っていますので、また懲りずに遊びにいらしてください！！🕊💖

ではまたっ！🧚‍♀️🌟