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日々の呟き 思いつき

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ふと浮かんだ言葉の備忘録
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2022年4月の記事一覧

わたしがEMグラビトロン農法を学ぼうとしたわけ。

わたしがEMグラビトロン農法を学ぼうとしたわけ。

EMとはEffectively (有益な)Microorgnisms(微生物群)。
つまり、良い働きをする微生物たち、乳酸菌や酵母、そして光合成細菌を集めたもの。有機物を発酵に導き、人間と自然界が心地良い関係を築き、有益な働きをしてくれる菌の集合体です。

乳酸菌が発酵を助け、光合成細菌は主に太陽の光を生命力に転換し、酵母もまた発酵と旨味を醸します。

この三者が揃うと、あらゆるものが美味しくなっ

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大地の再生と人間社会の再生。そのために穴を掘り、風のように草を刈る。

大地の再生と人間社会の再生。そのために穴を掘り、風のように草を刈る。

ドキュメンタリー映画『杜人』公式サイト

ようやくこの映画を観られた。

造園家であり、また『環境再生医』というお役目を担う矢野智徳さんの『大地の再生』活動を3年半かけて追いかけたドキュメンタリー『杜人』。

あちこちから矢野さんのことを耳にしながら、現場のボランティアにも行く機会を逃していた。話に聞く彼の自然界との向き合い方にいつか触れたいと思っていて、現場ではないけれど、何か今必要なことがそこ

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今年も田んぼが始まります。コロナ禍で生まれた小さなコミュニティの仲間と共に、再び一万粒の種を蒔きました。

今年も田んぼが始まります。コロナ禍で生まれた小さなコミュニティの仲間と共に、再び一万粒の種を蒔きました。

桜が散ると我が家は田んぼの準備が始まります。
ここ数年は、東京の郊外にある我が家のガレージで水田プールを作り、そこで館山の田んぼに植える苗を育てています。ご近所のご理解を得つつ、今年も種蒔きが完了しました。これもコロナ禍のギフト。人は窮地に立つと、できるうる限りのことを工夫して新しい試みをすることができるものです。
自宅ガレージでの苗づくりについては2年前の日記より。

種蒔きをする前には、種籾の

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根っこを知る旅①*沖縄 ヤハラヅカサの 浜下りに、祈り舞う。

根っこを知る旅①*沖縄 ヤハラヅカサの 浜下りに、祈り舞う。

4月1日〜5日に沖縄へ旅してきました。
今回の旅の目的は沖縄地方に伝わる『浜下り(ハマオリ)』の日に
琉球の始祖アマミキヨが降り立ったという神話が伝わるヤハラヅカサで
祈り、舞うということ。

旧暦の3月3日、新月の後の大潮の海に入り、身を清め、
健康を祈願する沖縄の年中行事の日。
今は、家族連れで潮干狩りしたりする習慣となっているそう。

しかし、この浜下りの神話は女性達の禊の物語でもあり
本意

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