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【平和ビジネスへの道】#24 LGBT絵本 And Tango Makes Three

こんばんは!かほりです。

今日は朝大好きなパン屋さんに行きました。テンションが上がって、パンを買って食べ過ぎ、一日中満腹…大変生産性の悪い一日になりました。

いつも忘れてしまうので「パンはお腹の中で膨らむ」という教訓を、壁に張り出しておこうと思いました。。。

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さて、今日はLGBT絵本についてご紹介します。

世の中には、性的マイノリティが一定数存在します。以下、各国における性的マイノリティの割合(2020年最新の調査結果)

LGBTの割合は?日本と世界でグラフ化。[2020年最新の調査結果]_グラフ画像

宗教や文化の違いからなかなかカミングアウトが難しい部分もありますが、近年自分のことを性的マイノリティと認める人は増加傾向にあるといわれています。しかし、まだまだ世の中の理解は十分ではなく、偏見・誤解は多いです。

そんな中、アメリカ・カナダ・ロンドンなどで様々な賞を受賞し、ベストセラーになっている子ども用絵本And Tango Makes Threeがあります。この本は、アメリカ ニューヨークのセントラル・パーク動物園であった実話が元になっています。

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ざっくりあらすじはこんな感じ。

ペンギンの同性カップルであるロイとシロ。周りのペンギン家族を見て、自分たちも子どもを望みます。そんな状況を見た飼育員から1つの卵を与えられた2匹は、協力して卵を孵化させ、念願の子どもを持ちます。子ペンギンはタンゴと名付けられ、3匹は家族として幸せに暮らします。

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家族・愛にはいろんな形があるのだ、ということをチャーミングに示してくれる絵本です。本のタイトルは「it takes two to make a Tango」(直訳タンゴは一人じゃ踊れない)ということわざから来ています。

私がいいなと思ったのは、この本を保育園や幼稚園で先生が子供たちに読み聞かせをしているということ。アメリカやイギリス、カナダでは日本よりも養子縁組が一般的なので、お父さん、もしくはお母さんが2人の家庭も多く存在します。また、これは日本でも同様ですが片親の家庭だって存在します。

小さいときに読み聞きするお話は、その後の価値観に大きく影響を与えます。こんな形の家族・愛・幸せがある、ということを絵本を通して自然に知ることで、自分や他人の環境を固定概念に当てはめたり、偏見を持ったりすることが少なくなりそうです。

私にも性的マイノリティで、将来家庭を望んでいる友達がいます。日本ではまだまだ実例として少ないですが、強くその道を進んで自分の幸せの道を切り開いていって欲しいですし、周りの価値観もどんどんアップデートされていくといいな、していかなきゃな、と思います。

この本にご興味がある方は、日本語版も出版されているのでぜひご覧ください!

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ちなみに、この前セクシュアリティ分析をやってみました。私のセクシュアリティはこれ!と言い切れる人もいれば、グラデーションのようにいろいろ混じっている人もいます。

自分を一歩深く知るために、一度トライしてみてはいかがでしょう?

それでは、今日はこの辺で!

Peace!

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