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留学を終えて

こんにちは、ふうかです。

先日(だいぶ前)、無事にリトアニアから帰国しました。

リトアニア到着直後にいろいろ、留学開始から本当にいろいろあり、現地の大学の先生含めいろんな大人に迷惑をかけてしまいましたが、無事に、全ての単位を取得して留学を終えることができました。支えてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

留学は、心の底から「行って良かった」と思える経験になりました。ぶっちゃけ、大学の授業は日本でも学べる内容だと思うのですが、大きく異なるのが教授の「教育者としての思想・姿勢」だと思いました。同じことを学んでいても、彼らと共に学んでいると、勉強に対するモチベーションや課題の成果、学びを通しての成長の実感が大きく異なります。
リトアニアの大学で出会えた先生方は、まさにわたしの教育者としての憧れや教育の理想を体現する方々であり、これからも彼らから学びを得たいと思うほどでした。
たった4人の学生しかいない留学生クラスに入っていたため、少人数だからこそ成り得る教授と学生の関係なのかも、と思いましたが、その疑問をぶつけてみても彼らは一切ブレずに、最後までわたしの理想の教育者でした。その姿勢に心から感動しました。

わたしが日本で学んでいたときは、わたしの理想の教育は机上の空論なのかも、と思わずにはいられない日々でしたが、自身の教育哲学を遂行する大学の先生方から学んでいながら、保育園で何もできないわたしを客観的に分析できたことで、教育をつくっているのは理論じゃない、わたし自身だと自信を持てるようになりました。
いくら理論で教育を唱えていても、現実で教育を生み出すのはわたし。だからこそ、理想でもなんでも、諦めない限り絶対にかたちにできると自信があります、かたちにしたもん勝ちです。
頭でいろいろ考えるより、行動や経験から学ぶことが多いわたしは、今年はどれだけ実践の場を増やせるかにかかっていると思います。
この学校行っといで〜的なおすすめの学校や学びの場があればぜひ教えてください!


さらに、リトアニアで半年間過ごして各国の留学生と交流できたおかげで、「外国」の捉え方がシンプルになり、将来の身を置く環境も地球規模になりました。
留学前は日本しか視界に入っていませんでしたが、というよりも、外国での生活・就職が非現実で考えもしませんでしたが、リトアニアでの生活を経験した今は「外国といえど同じ地球だしね」と考えることができるようになり、選択肢がぐんと広がりました。
日本人だからと日本に執着しすぎず、また外ばかり見ることも避けつつ、どこが自分にとって適切な環境なのか、どこだと自分がやりたいことを最大限可能にできるのか、日々自分自身と向き合うことを忘れずに考えながら、また4月から学びを続けたいと思います。

また、驚くべきことに、留学先大学の先生と帰国前にお話しする機会をいただき、保育園実習のことや将来のことをお話しさせていただいた中で、

「在学中に、今度は留学というかたちではなくて、インターンシップというかたちでここに戻っておいでよ!
大学のこととか奨学金のこととか、いろいろ確認したら連絡して!」

と言っていただくことができ、毎日を精一杯、自分にできることを一生懸命考えながら頑張った、わたしだからこそ得ることができたご褒美だと思いました。
なので、在学中にもう一度リトアニアでのインターンシップができるよう計画をしているところです!

大学生活はあっという間に折り返しでびっくり〜


言語とか、宗教とか、差別とか、戦争のこととか、たくさんの未知に出会って、そのぶん必死に思考して言語化してまた思考してを繰り返したので、今のわたしは留学前のわたしと比べて少しだけ、周りの人に優しくなれる気がします。
「どうして学ぶのか」は人それぞれですが、わたしは、学べば学ぶほど、困難を乗り越えれば乗り越えるほど、周りの人に優しくなれる、寄り添うことができるようになっているという実感があるので、どんな辛くて苦しい経験も本当の意味で自分の財産になると言えます。
「わたしのどんな経験も、周りの人に優しくするため、支えるためにある」という学び・経験への思いは、留学前からずっと変わっていません。
これからも、誰かのためを思って学び続けることを誓います!!

改めて、この留学に行くまでの間にたくさん支えてくださった方々、留学中に出会った最高の友達と大学の先生方、留学中のふうかを支えてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

毎日毎日、リトアニアに戻りたくてたまらないです。
戻れるものならいつでも戻りたいです🇱🇹
それくらい大好きです。

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