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つらい環境にしがみつかない。

 感情を無にしたくなるような、心を閉ざしたくなるようなそんな毎日であれば、きっと環境のせいでしょう。しかし、そうした環境に居続けなければ、生きていけない。そうした環境で生きることが、生きるということである。と知らず知らずに思って、しがみついている状態かもしれません。

感情がないロボットになろうとする前に。

 現実が、つらくて、心を閉ざし、感情も感じないようにして、まるでロボットのように、生活することを望む前に、その環境から、抜け出す、距離を置くことを考えましょう。心を閉ざして日々を送ると、後から振り返ったときには、何も残りません。感情を無にしているので、楽しかった記憶は1つも出てきません。

誰かにとって有利な環境に身をおいているだけ。

 今、与えられた環境は、絶対ではありません。その環境から離れることを選ぶときに、批判する人がいるとすると、その環境が、絶対だと思いこんでいる場合か、その人にとっては、有利な環境であるからに他なりません。わざわざ不利な環境を選んで、そこで頑張って過ごす必要はないのです。

希望を見つける。

 環境を変えるという選択肢があることは、希望を見つけることでもあります。人生、少しでも前を向いて生きることができるためには、希望が必要です。現在の大変な環境に身を置き続けることは、おそらく、この先も希望が持てないような環境ということでしょう。それは、希望を捨てることになり、生きる意欲を捨てていくことになります。

他の環境を知ってからでもいい。

 人生とはつらいものだから、生きる意欲を捨てる、もしくは、無感情で心を閉ざして生きることを先に決めるよりも、他の環境という希望を抱き、実際に他の環境を知ったり、経験したりすることが大切です。もし他の環境で、生きる楽しさを知ることができれば、人生観が変わることになります。

つらい環境を特定する

 苦しめられている環境は、家庭かもしれませんし、学校のクラスかもしれませんし、学校の部活動かもしれませんし、友達との交流かもしれませんし、職場かもしれませんし、住んでいる地域の雰囲気かもしれませんし、住んでいる国の雰囲気かもしれません。どこが、自分を苦しめているのかを把握して、そこから、どういう対策を打てればよいかを考えましょう。

他者のせいだけど、他者のせいだけにしない。

 たしかに、その環境を形作っている他者のせいで、苦しんではいるのですが、他者のせいだと声高に叫ぶだけでは、何も変わりません。他者のせいという理由があれば、自分に責任はないので、責任から逃れるためにつらい環境にしがみつくことを選択してしまうからです。他者のせいというのは、そうですが、他者のせいだという理由で、つらい環境にしがみついていては、結局自分がさらに苦しんでしまいます。

環境を変えるための日々を積み重ねる。

 つらくてどうしようもない状況であれば、今すぐ環境を変える方が良いでしょう。まだ余裕がある場合でも、もし、同じ環境に居続ければどんどん状況が悪くなることがなんとなく見えているのであれば、日々、環境を少しづつ変えるための行いをしていきましょう。少しずつ自分に有利な環境を整えることは、余裕につながります。余裕があれば、周りの人にも優しくできます。不利な状況に身をおいても、優しさは発揮されにくいです。

外に助けを求める。

 環境を変えるときには、その環境にいる人からの反対、抵抗を受けることがあるかもしれません。そんなときは、内で、中では、解決できません。外に助けを求めましょう。世界には、手助けをしたい人たちがたくさんいます。そうした人たちの力を借りて、環境を変えていきましょう。

1番の恩返しは、自分が幸せに生きること

 環境を変える過程では、これまで助けてくれた人や大切にしてくれた人たちとも距離を置くことになるかもしれません。感謝を伝える、恩を返す場面がなくなってしまうかもしれません。そうした心残りは持つかもしれません。しかし、誰だってそういう経験はあるはずです。そして、そうした人たちへの1番の恩返しは、新しい環境で自分が幸せに生きることでないでしょうか。こちらが助けた立場だとしても、相手には、それを望むものではないでしょうか。

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