ポールよこやま

令和5年度札幌白石倫理法人会会長 株式会社SCWトリニティ代表取締役 札幌市在住  こ…

ポールよこやま

令和5年度札幌白石倫理法人会会長 株式会社SCWトリニティ代表取締役 札幌市在住  このnoteは札幌白石倫理法人会の役員・幹事の方々に少し僕のことを知ってほしいと心に思い描きながら書いています。 が、その他の方々にも何か小さなヒントになればいいなと思っています。

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ともに喜びともに泣く

若いころ(30代くらいまで)は何でもできると思っていました。 そこそこ自分は優秀だと思っていたのです。 自分は、それなりに頑張ってきたのだから、だからこそ結果が出ないのは自分のせいだと思っていたし、同様に他人にも厳しい目でみていました。 苦しんでいる人たちのことこんな風に見ていました。 「彼は、彼女は努力が足りないのだ。」 この考え方は、少々危険です。 さらにこの考え方は 「努力が結果を生み出す」という絶対的な価値観に支配されているから、裏返しで嫉妬心のようなものが現れます。

    • 心の燈火を高く掲げよう

      令和6年度札幌白石倫理法人会は(9月で年度が替わります)  「心の燈火を高く掲げよう」 というスローガンを設定いたしました。 皆が、より能動的に、明るい光を希望を未来をてらすようになりたいのです。そんなリーダーを目指していきたいという想いを込めています。 高く掲げれば掲げるほど、 届く先は遠くなります。 燈火という漢字がつかわれたとき、このときのともしびはそもそも高く掲げるときに使うと知りました。 「火が登る」 ということです。 こんな話をすると、 みんなで顔を上

      • 眩しくて目が開けられない

        こんにちは。 ご無沙汰しておりました。 発信したい思いはたくさんあるのに、 形にするためのまとまった時間が取れずにいました。(言い訳) この数か月、 僕の中で処理しきれれない事が山積みになっている気がします。 例えば、仕事についてですが、 海外に出張に行ってきました。準備と残務で追われていました。 のんびりしていたのですが、同行者の不測の事態で、自分一人に行かなくなって、羽田空港第3ターミナルでやっと、ミャンマーとは?とかそんな情報を見るようになったり。 何十年かぶりの

        • 見たくないものに向き合えない癖

          広島に来ています。 長い間、向き合えないものがあります。 今回の広島訪問の目的はいくつかあるのですが、 数年来にわたって商品の試作をおねがいしている石原さんとの打ち合わせです。 働くということをテーマに 会社を運営しているつもりですが、 附柴さんがファシリテーターを務める研修に参加して 天を仰ぎました。いあ、天井をながめました。 ある問いに答えられなかったのです。 自分は何をしてきたのだろう? 勉強会のあと、附柴さんにもいいましたが、 会社、たたんじゃおうかな。 そう思

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        ともに喜びともに泣く

          知らないことは気がつかない

          ちょっと苦手なことに取り組んでいます。 それなりに仕事をしていると、苦手なことにぶつかることの方が多いし、初めてのことにぶつかることが多いのです、最近はちょっと取り組み方が変わってきました。 明るく立ち向かうのです。 (褌をはいて、腰に手を置き、視線の先から荒波がどっぱーんと 襲っているようなイメージ。明るくないか。。。) と言いつつ、どうしても明るくなれないこともあります。 いま、立ち向かっている一つに、「就業規則の修正および従業員への説明」。というのがあります。 就業

          知らないことは気がつかない

          迷走する自分と世界を受け容れる勇気

          さまざまな取り組みをしていると 思い通りにならなかったり、 思い通りにならなかったり、 思い通りにならなかったり、 思いがけないことに見舞われたり、見舞われたり、見舞われたり。 そんな時に しっかりとした自分の芯がある人に出会うと すごいな、うらやましいな。と思ったりします。 ここ数か月、 仕事の上で、ミスが続き、そこに急なお話が重なってきたりして、 ミスのリカバー中に、さらにせっかくいただいたお話を 雑に扱ってしまったりする自分がいて とっても苦しいなと思ったりします。

          迷走する自分と世界を受け容れる勇気

          期待

          世間では、かなり盛り上がっていたWBCのお話、というよりむしろ大谷選手に関連する話です。うちの妻も、試合のある日は、スマホにかじりつき、実況中継を僕にしてくれていました。 ただ、世間が盛り上がれば盛り上がるほど、なんか気持ちが冷めていく自分がいます。なるべくぼくにコメントを求めないで欲しいなともおもっていました。熱く盛り上がっている部分に水を差すようで、申し訳ないなと思うのです。昨年から、テレビをほとんどつけなくなりました。 昨年、総理大臣が射殺された事件がありました。悲痛

          職業倫理という言葉と向き合って

          今、職業倫理の研修の依頼が来ています。月末に100人弱の方々の前でお話する予定なのですが、様々な職種の人たちの前でお話しするという話。 ただ、職業倫理というテーマの割に、多様な仕事が一堂に会すると、一般的でおもしろくない内容になりそうで、ちょっと自信がありません。 職業倫理って何か頭の中を整理してみました。 なんとなくそれぞれの職業において大切にするべき倫理感。 いろんなことを整理している中で思い出されました。実話です。 就職支援セミナーをしていたある人が、 出入りし

          職業倫理という言葉と向き合って

          ねだるな、勝ち取れ

          20代のころ、 「祈っていてもタクシーは止まらない。」 そういって教えてくれた先輩がいました。 確かにその通りで、手を上げないとタクシーは止まってくれません。 いまはアプリで呼ぶのでしょうか? 数年前出張中、土砂降りの中タクシーをアプリで呼びながら、目的地にとぼとぼ向かっていたら、目的地についてしまったという覚えがあります。 話がそれました。 欲しいもの手にするのに適切な行動をしなきゃ、望む結果が得られない。 そんなことをその先輩は教えてくれたのだとおもいます。 本日は

          ねだるな、勝ち取れ

          リスキリングという言葉

          いま、現在小さな(いや、大きな?)ミッションでDX化の導入を検討しており、ちょっとした壁にぶつかっています。 様々、情報収集をしている段階なのですが、その中で、リスキリングという言葉を目にし、耳にすることが増えてきました。 最初、この言葉を聞いたとき、リスクをとることをリスキリングというのかなと勝手に思っていたのですが、どうも文脈が合わない。 そして、あんまり解説もないので、ちょっと調べてみました。 いやぁ、おととしぐらいから結構使われているんですね。知らなかった。(とい

          リスキリングという言葉

          小さく感じた良い兆し

          最近、ネットを見ない人たちでも たぶんテレビでも面白おかしく取り上げている あのニュースがあります。 振り返ってもいつ読んでも、共感できるようにしたいと壮大な夢を描いているのであんまり時事ネタは触れないようにしようかと思っているのですが、 結構、話題になっていますのでね。 今回は便乗したいと思います。 いわゆる?Z世代のペロペロ事件ですね。 回転ずしを勝手に食べてレーンに戻したり、 醤油ビンをべろりとなめてそのままにするとか。 箸をわしづかみにしてべろりとなめて戻すとか。

          小さく感じた良い兆し

          ポジティブな気持ちを伝えよう

          最近、SNSだけではなく、様々なところで人の欠点を指摘したり、 望んでもいない相手に正義を押し付けたりする事例を散見しているのですが、そのせいもあってか。 SNSのコメント欄のデフォルトに ポジティブな気持ちを伝えよう。って薄い文字で出てきました。 気持ちはわかるけど、悲しい感じになりました。 15年以上前のこと、 バリバリの新卒採用担当として前線で仕事をしていた時です。 ある時から、大学の食堂に 「ごみを片付けよう」と出てくるようになりました。 ごみを片付けようとい

          ポジティブな気持ちを伝えよう

          かえられないものを受けいれる

          僕の会社はSCWトリニティというのですが、 SCWはSerenity Courage Wisdomの三つの言葉の頭文字をとっております。 前にも書いたと思いますが、三つの単語が出てくるニーバーの祈りというものがあります。ニーバーという牧師が初めて唱えたといわれているのですが、どうも、アメリカでは、ニーバーの祈りというよりはSerenity Prayer(静寂の祈り)といわれているようです。 ニーバーの祈りをどうしてもどうしてもコンセプトにしたくて数年前、社名を変更しました

          かえられないものを受けいれる

          エコバッグとリングプル

          最近、「ペットボトルのキャップを集めるという活動をしているので、横山さんもお願いします。」という旨の依頼がありました。 「はい。喜んで!」 と言いましたが、 心の中は、「え?いまさら?」 という感じでした。 僕は、オルタナという雑誌と長くかかわってきました。 環境活動に近い立場でそれなりに情報が入ってきています。 様々な情報を取り扱っているときに、感じたのは、 「象徴的な活動と実を伴う活動とは全く違うのでは。」 ということです。 どこかで過去に何度か書いていますが・・

          エコバッグとリングプル

          伝えたいことを伝わることは違う

          クリスマスが終わって、少し余裕ができてきました。 でも、実際に自分がしたことを振り返ると 何が忙しいかってわけでもない、 ただ心がそわそわしていただけな気がします。 「忙」 この漢字で、心を亡くすと よく聞きますが、 僕の12月は、 なんだかあちこちに心の欠片を落としてきてしまった気がしてて、 今になっていくつかのトラブルが発生しています。 丁寧に生きたいものです。 今月、札幌白石倫理法人会のモーニングセミナーのテーマは コミュニケーションです。今回はコミュニケーションの

          伝えたいことを伝わることは違う

          こんなときは部屋のあかりを消して

          たとえば、こんな書き出しがあったとします。 「こんな時は部屋のあかりを消して・・・」 そんなふうな言葉に出会ったらその後どんな展開を予想しますか? 恋人とのひと時で、 なにかこれから起こりうる「良きとき」を想像するかもしれません。 今は、クリスマスシーズンですから、 僕は教会のキャンドルサービスも思い出しました。 満月の時、部屋のあかりを消したことないですか? 大学センター試験が迫ってくるこの時期、「蛍雪の功」という話も思い出します。中国の「蒙求」という書物に由来が

          こんなときは部屋のあかりを消して