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知らないことは気がつかない

ちょっと苦手なことに取り組んでいます。
それなりに仕事をしていると、苦手なことにぶつかることの方が多いし、初めてのことにぶつかることが多いのです、最近はちょっと取り組み方が変わってきました。
明るく立ち向かうのです。
(褌をはいて、腰に手を置き、視線の先から荒波がどっぱーんと
襲っているようなイメージ。明るくないか。。。)

と言いつつ、どうしても明るくなれないこともあります。
いま、立ち向かっている一つに、「就業規則の修正および従業員への説明」。というのがあります。

就業規則ってくまなく読んだことあります?

僕自身人事に長く携わっているのですが正直、「くまなく」といわれると。。。皆さんどうですかね。

就業規則はだれでも見られるところに保管する(みられる状態にしておく)ことになっていますが、僕の知っている範囲内では、きちんと見ている人は少ないような気がします。

ただ、今回はいままでと様子が違います。。
なぜなら、その作業が途中参加だから。
一から書きながら、確認しながらやるのはいいと思います。
ところが、今回のケースはちょっと違います。
およそ出来上がったものが、手元にポンと届いて、
「確認してほしい。気づいたところがあれば教えてほしい。」
とのこと。

何かをはじめるときに、ゼロからスタートすることは
案外好きかもしれないです。それに向けて情報収集を行い、仮説を立てて、検証しながら、軌道修正を行い形を作っていく。
これは得意なのだと思うし、その中で発生した不測の事態についても
何を準備していたか、していないかをわかっているだけで違います。

一方で、全くよくわからないままタスクが
目の前に落ちてくると
これは、ちょっと試練だなぁ。と思います。

さて、冒頭の仕事をしていることで、
一つ気がついたことがあります。
というか、「気がつかないことに気がついた」のです。

自分自身で、無関心でいたこと、知らなかったことは、
何度繰り返しても
気がつかないということがたくさんあるということです。
でもどうして、そこに気がついたかというと、
いくつかの部門をまたいでチェックを行っている中で、
質問があがってくるのです。
そうすると、ほとんどが僕のしらない視点からのことでした。
いかに、自分の常識が小さいか。
当たり前すぎて、気がつかないか。

たった一つの仕事を通じてだって
こんなに見落としがあるのだから、
世の中にはたくさんの見落としがあるのだろうな。と思います。

これ、気がつけるようになるといいですね。
チームで、なにかをやり取りするときには、
互いに声かけあって、
お互いに気がつかないことがないか
確認できるといいですよね。これがね。自分にとって当たり前のことは気がつかないし、知らないことも気がつかない。
だけど、ほんの少しだけ丁寧に仕事をすると拾い出せるものもたくさんある気がします。
そして、その気づきの中にすごい宝物があるかもしれません。





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