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自ら人に言う

30代になりたての頃、

「自信という言葉を分解すると、うと書いているのだ。だから自信がなくても自分から言っていれば、自信になってくる。」

そんなことを教えてくださった方がいます。

何か、新しいことを始めたりするときに、つい言い訳がでてしまいます。
それを何とか、乗り越えて発信すると、自信につながってくるのだそうです。

僕には悪い心の癖があって、
油断すると、
言い訳モードに入ります。

つい、合理的なことを求めてしまうので、
大体は、
こんなことやっても無駄だな。
という考えに陥るのです。

若いころ(いや、今もか・・・)僕は、
やってもやらなくても変わらないのだったら、
やったことにしておこう。
そうやって、逃げたことも少なくありませんでした。

大学院修了後、すぐに結婚して、
そしてすぐに子どもが生まれたのでそれを言い訳にしていました。
家族優先という理由を仕事に対しては思っていたし、
家族に対しては、たまには息抜きを。
みたいなことをしてきたような気がします。

いつしか、
言い訳ばかりで何かに真剣に向き合って、がむしゃらに
やってみることから逃げている自分が、作り上げられました。

それでも、そこそこのことをそこそこの結果が仕事でも出せたし、
まあ、円満だと思っていましたし、
やろうと思えばできる。
なんていうプライドもあったから

傷つくことから、思いっきり逃げたり、
失敗することを、避けるための無難な方法ばかりをとるだけではなく、
あろうことか、
周囲に対しても、
「うまくやろうよ、頭使いなよ」
「こうやったら、このぐらいの結果は出せるよ。」

という言葉の投げかけをしていたような気がします。

これは、厄介ですね。
本気でやろうと思っている人、何かに大きくチャレンジをしようとしている人、この人たちの足を引っ張ってきたかもしれません。自分だけではなく。
後輩を遠回りさせてしたかもしれません。
まず、こんな風に優しい言葉で、理解者のような感じだけども、自分の本当にしたい事やりたい事の妨げになる人(かつての僕)は、避けた方がいいかと思います。時には厳しいことをいうかもしれませんが、本当の応援者と走りましょう。

最近、特に倫理法人会で、
いろんなことを様々、取り組ませてもらって、
どんなことでも、チャンスととらえ、その機会を最大限に利用する姿勢に
少しずつなってきているような気がします。
そこからずれているときちんと僕の成長を意図してアドバイスしてくださる方が周りにたくさん増えてきました。
とてもありがたいことです。
僕ぐらいの年になってくると、普通に生活していると何も言ってくれない。

あぁ、これが、
「ハイ、喜んで」ということなのかな。
なんとなく、そう思ってきています。

さて、何かを取り組むためには、まず自分から人に言ってみませんか。
自分から言うことで覚悟をする。
回数を重ねて自信をつける。

失敗は恐れずに。

※心配事の9割は起こらないという研究もあるそうですが、ちょっと根拠や調査対象が怪しいので論文探し中・・・・



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