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もう消費者を侮らないで!2022年世界消費トレンドレポート

消費者をなめたらあかんで!

国際的市場調査会社ユーロモニターインターナショナルは、消費者動向を予測し、今年度1月17日『世界の消費者トレンドTOP10』を発表しました。

10項目とか言ってるけど結局この3つに分けられると思うのでそれについて書いていくね。

 

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多様化

まず、バックアッププランナーという聞き慣れない言葉ですが、これは

入手困難な状況においてもお気に入りの製品やサービスを手に入れるため、代替手段を求めて行動する消費者のこと。コロナ禍でのサプライチェーンの混乱による供給不足を目のあたりにし、サブスクリプションやプレミアム価格を払ってでも購買する傾向がある。ということなのです。まぁ、この行動はつまり購入や消費の広義での多様化ともいえます。つまり、ユーズド品愛好家、自分らしさの項にもつながるのではないでしょうか。ま、どんな方法でも手に入れようという人の欲求はとどまることを知らないことでしょう。。ユーズド品マーケットに多くの人が抵抗感なく売買をするようになった裏には、もちろん環境への配慮、そして、経済的な理由も外すことはできないと思います。そして自分らしさと言うのは人権にも繋がり、マイノリティやWokeismの寛容的社会へつまり、その分振り子のように社会はルッキズム強化へ。。ということになりそう。まさに多様化。それに耐えうる足腰を鍛えましょう。多様化は楽しいことではありません。マジョリティであると信じているあなたの寛容性を試す機会です。

デジタル化

そして、このデジタルシニアの登場はやはり世の中のデジタル化、DXというか、簡単に言うとIT化。これは、資産管理メタバース移行やテレワーキングの地方と都会のいいとこどり働き方改革にも通じるよね。要するに、この4つの項はデジタル化という一言でまとめられると思う。

環境と人権

そして最後は絶対的な気候変動や環境。EUタクソノミーが金融やエネルギー関連だけではなく、かなり身近なところまできているということの現れだと思います。もうこれは企業として対策を貢ずべきではなく、やらないと生き残れない所まで来てるからでしょう。

このように社会がクリーン化していくのが嬉しいような、でも半分怖いような気がするのは私だけかしら。いろいろと可視化される変化トレンドが今年も見られそうですね。

まとめ

今までは消費者と言うと「移り気」という形容詞がよく使われてきましたが、これからの時代は「環境に厳しい」「企業の価値観で判断する」消費者の形容詞になりつつあるのを感じますね。

消費者はどうせ何もわかってないから・・・という視点ではもう商品は売れない。消費者は新しい商品を見るとサッサと成分やトレーサビリティ株価をググりアナリストの評価を読む。そんな時代が本格的に

今までずっとアップル一辺倒だったけど、ちょっと変えてみた。。という方も多いです。自分を疑う、自分の今までの価値観を疑う、、この戦国時代・・・ますます大変!


食品分野での参考資料まで。。。


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