敦子

はじめまして。 はじはたあつこと、申します。 妊娠、出産、養育の実践中です。 もし…

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はじめまして。 はじはたあつこと、申します。 妊娠、出産、養育の実践中です。 もしも興味もってもらえたら ちょこちょこ覗いてみてください! よろしくお願いします。

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わたしが「ふつうに結婚」を選ぶことかできない理由

    • センセーショナルな言葉は麻薬

      自分の大切な人を失うという経験をしたことがありますか。ある人もいるだろうし、ない人もいるかもしれません。 わたしは身近な人を数人失いました、それから時間が経過していますが今でもその人を夢に見たり、街で偶然見かけたような気がすること、眠れなくなったりすることがあります。今考えるとそれは「うつ状態」とか、「精神的に不安定」とかいう話ではなく、おそらく当たり前の健康的な反応です。 わたしは専門家でも何でもありません、いち当事者で、いち"ざわざわしている人"です。ここ最近SNSや

      • 違和感ーインフルエンザー

        インフルエンザにかかった。わたしではない、子だ。第一子は2歳、0歳の第二子は9ヶ月。会社勤めなので、子達は保育園に通っている。 第二子の保育園で「インフルAが出たんです…気をつけてくださいね」と言われたのは2019年12月21日のこと。ちょうど発表会の日で、同じ保育園のママさんも「うちも昨日から熱があるの」と漏らしていたし、うちも昨晩からすこし熱が高かった。その日は機嫌もよかったのでうちで見ていたけれど、翌日になってどんと40度台まで上がった。嘔吐もあるし下痢もあった、それ

        • わたしの旧家族を紹介します

          わたしには父親、母親、弟がいます。 両親はわたしが若い頃に離婚していて、母親は現在では再婚しています。 これが生まれ育った家族というものです。 いわゆる核家族で育ちました。 父の話をします。 長崎の五島列島・福江島で介護をしながら、畑で働いています。 たまに野菜を送ってくれたり、親父ギャグのようなものが行き過ぎて暗号のようなメールを送ってきてくれたりします。 使っている携帯はガラケーですが、わたしが数年前に贈った格安SIM入りのタブレットでLINEやFacebookを楽

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        わたしが「ふつうに結婚」を選ぶことかできない理由

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          医療まじすごすぎやばす

          退院当日の朝。 結局のところ微熱も治らないままだし血液検査の結果もさほど良くはないのだけど、もうこれからは自宅療養で様子を見続けるしかないないとのこと。 血液検査の結果で気になる部分があるので引き続き様子を見ていくこと、肝臓の腫瘍についても炎症のない時に要精密検査とのことであんまりスッキリする退院じゃない。でも、退院おめでとうわたし。 実は今日は、同じ部屋のあと3人の患者さんも退院になるようだ。昨日のお昼にそれがわかっていたので、同じ部屋の人がたまたまお見舞いでもらって

          医療まじすごすぎやばす

          入院から退院までの経過報告

          今日はちょっと長くなるけど、一連の入院のことについてまとめておこうと思います。 わたしは大阪市内に入院しています。熱が出てからは18日目。入院してからは10日目。 原因はサイトメガロウイルスに感染したことによる肝炎で肝機能障害を起こしたとのことだった。あまりにも重症化して長引いたことに、医師もびっくりしていた。 かなりマニアックな血液検査もしてくれたようで、抗核抗体というものの数値も高いので自己免疫疾患の疑いもあるとのこと。念のため今後も様子を見ながら受診するのが

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          突然ですが、自己紹介をします

          今更ながら、自己紹介です。 わたしのことをよく知っている人もいれば、知らない人もいて、会ったことのある人もいれば、会ったことのない人もいます。 そんな人に対して、自己紹介をする機会を作ろう作ろうと考えていたのですが、なかなかできなかったので今回は改めて自己紹介をしようと思います。 わたしは はじはたあつこと申します。大阪市内に住む33歳の人間です。 普段は0歳と1歳の子の養育に携わっています。子の父親の人とは一緒にも住んでおらず結婚もしておらず、この先

          突然ですが、自己紹介をします

          わたしの話はいつも同じ

          ということで、彼女は本当にすごい。 結婚していたこともあってか意見も合うし、好きなお笑いの話も合うし、理想の相手だ。 わたしがこう思えるようになったのも、今のタイミングだったからに違いない。もう少し若かったら、子がいなかったら、全然違う判断になっていたと思う。 年を重ねるとはこういうことなのだ。 素晴らしい出会いに感謝するとともに、もちろん彼女の両親や家族にも感謝する。 そしてもちろん、わたしは子の父親である彼の両親や家族にも感謝している。

          わたしの話はいつも同じ

          個人的なことを発信する理由

          彼女と子連れで病院に行く日の前日「よかったら迎えにいきますよ、子連れだと大変でしょう」ってめっちゃ優しいやん。子連れで全然ひかへんやん。 その日はゆっくりランチして、一緒に公園で遊んだりして。心配していた「関わり方」も、めちゃくちゃ安心な方向性。 数日後には「立会いもしませんか?」って言って告白した。 そんなこんなで立会いもして、同居も始めて、なんともうまくいってる。 入院時だって物理的なこと以外にも精神的に本当に助けられてる。やっちゃんの言う通り、た

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          とにかく誰かのせいにしたい

          ここ数年「誰かのせいにするエネルギー」についてずっと考えている。わたしもかつてそうだったし、今でもそういう部分があることに違いはない。 誰かから自分に向けられるものでもっともよくわかりやすく感じたのは、これまで数回テレビに出たときに直接送られてくるメールや、SNSなどで目にする批判のようなものに目を通すようになってからだ。 パッとみると、わたしのせいで、わたしに対して怒り狂っているように見えるのだけど、実は全然そうじゃないっぽい。 とにかく自分自身がしんどく

          とにかく誰かのせいにしたい

          忘れられていた約束

          とうとう2月も最終。最後の水曜日のことだった。 毎月最終週の水曜日は車で遠方に行く仕事を受け持っていることが多い。その日も東大阪に車を走らせていた。 その道すがら友人から1通のメール。「今日行こうって行っていたビアンオフ会なんですけど、ごめんなさい仕事が入って行けなさそうです><」 …おお、忘れてた。 まあしかしあのベテランの集まりじゃ、出会いもできないだろうしなあ…うーん、まあしかし食事の出る集まりだしなぁ。最後の希望だと思って行ってみるか。

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          子連れ狼、婚活市場へ出る

          まあ婚活といってもわたしの場合は比喩表現みたいなもので、「結婚」が目的なわけではない。あくまで「子の養育」がメインなので、一緒に子の成長に携わることができる人なら相手がカップルでもいいし、愛だの恋だの情念だのと別にややこしいことになることも望んでいない。 しかしながらはじめはネタ作りみたいなもんかなと思って、いろんなところに出かけてみた。 個室婚活パーティー 婚活カフェ 街コン 国際交流パーティ バツイチ再婚子連れ応援パーティ レズビアンオフ会 友達の主催するイベント 友

          子連れ狼、婚活市場へ出る

          子との暮らしの魅力

          0歳と1歳との暮らしというのは、なかなか刺激的だ。0歳はどんどん見え方が変わるし、1歳はどんどん話すようになる。 なかなかに面白い、これはなんと呼ぶべきなのか。 わたしが子と暮らしたいと思ったきっかけはたくさんある。 かつて高校で働いていたとき生徒と暮らしたいと思ったし、小学校で働いていたとき生徒と暮らしたいと思ったし、保育園で働いていたとき園児と暮らしたいと思った。 子たちと関わっているとき、わたしはものすごい発見がたくさんある。 だけど、それは「自分が生んだ子」

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          やっちゃんのダンナ

          2017年9月 第1子を出産したわたし。 お産がとても楽しかったからか 生命を生み出すことの不思議さにハマったからか 産後3ヶ月でまた妊娠したくなり なんと1年も経たない 2018年7月 第2子を妊娠していた。 同じころ、友人のやっちゃんが結婚した。 やっちゃんはわたしよりも10歳年上だけど なんだかそんな風に思えないまぶだちだ。 やっちゃんは結婚には否定的なタイプだったけど 激烈な出会いがあり、周囲の勢いもあって一気に結婚した。 もう本当に、おめでとうやっちゃんって

          やっちゃんのダンナ

          愛する人と満ちたりた人生の事

          今日は一年で一番大切な日。昨年の今日、わたしは出産した。それまで、9月12日は何でもない日だったのだけど、今年からはとんでもなく最高に大切な日になった。 ひかりさんを盛大に祝う準備をする。今日は声かけてあるけど、みんな覚えてるかどうか、誰が来るかはわからない。だけど、いつもより豪華に、ちらし寿司、手巻きずしの具、茄子の揚げびたし、鶏のむね肉のサラダ、手作りの豆腐と鶏ミンチの餃子、スープ…こんなに一体だれが食べるの?!っていうぐらい作っている。 作ってる途中に、メッセージが

          愛する人と満ちたりた人生の事

          わたしは、さえちゃんママの名前を知らない

          わたしはさえちゃんママの名前を知らない。そう、そうなんだ。 「自分のことを、産まれてきた子の前でなんと自称するか」は、わりと大きな問題だった。 区役所や保健センター、今まで名前で呼んでいた人までもが「あのね、お母さん」と切り出すようになった。別に名前で呼んでよ!と懇願するわけではないけれど(時には自己申請することもあった)、今になっては名前で呼んでくれていたころが懐かしいとさえ思う。 保育園に入所して、同じ月齢クラスのママ友ができた。みんなはわたしをひかりちゃんママと呼

          わたしは、さえちゃんママの名前を知らない