ゆらぎ、たおやかな社会 第三章 「 天 」
執筆:ラボラトリオ研究員 杉山 彰
事実には、いつも正反正の二つの事実があるのです。
正しい事実と、正しい事実の反対の正しい事実です。正反正です。
誰もが正しくて、誰もが正しいのです。
このことを解決するための争いは、永遠の争いとなります。
それは目的の無い、次の目的を決してうみださない、無です。
お互いが、お互いの存在を無くしてしまうまで
争う問題になっていくのです。
それを、死といいます。
言葉が、この地球に生きる、すべての人たちの
〈真の心(まんなかのこころ)〉となって、
〈間の心(あいだのこころ)〉となって、
〈結の心(むすびのこころ)〉となって、
あきらかにされて伝われば、
その言葉は、やがて、波のように、大きくうねるように広がっていきます。
言葉は言の波です。
そして、言の波は、こころの小さな粒の子でもあります。
こころの、小さな粒の子は、やがて、太陽の光の波と重なり合い、
重なり合わされ、位の置(いのち)を変えてやがて、光の子となります。
光の子は、言の葉でもあります。自然の恵みのなかで成長し、
花を咲かせ、実を結ぶ、気と木になるのです。
そしてさらに、その気と木は、大気になり、大木になります。
地球に生きるものたちの、すべてのエネルギーの気と木になるのです。
地球のあらゆるところに花を咲かせ、実を結んだ気と木は、
やがて種に帰ります。主に還ります。
種は、自然の雨や風によってどこかに運ばれ、
違うところで、違うときに、新しい生命を誕生させることになるでしょう。
私たち人間は、決して一人では生きていけないのです。
しかし、私たち人間は、一人で生きていかなくてはならないのです。
そのためには、心がゆらぐときには、まず、そのゆらぐものが何かを、
絵や図形を描いてみることから始めなければならないのです。
絵や図形を描いてみたら、その揺らぐものがあきらかになってきます。
あきらかになれば、何をしたらいいか、その目的が見えてきます。
最終章・第四章「決」に続く・・・。
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【杉山 彰(すぎやま あきら)プロフィール】
◎立命館大学 産業社会学部卒
1974年、(株)タイムにコピーライターとして入社。
以後(株)タイムに10年間勤務した後、杉山彰事務所を主宰。
1990年、株式会社 JCN研究所を設立
1993年、株式会社CSK関連会社
日本レジホンシステムズ(ナレッジモデリング株式会社の前身)と
マーケティング顧問契約を締結
※この時期に、七沢先生との知遇を得て、現在に至る。
1995年、松下電器産業(株)開発本部・映像音響情報研究所の
コンセプトメーカーとして顧問契約(技術支援業務契約)を締結。
2010年、株式会社 JCN研究所を休眠、現在に至る。
◎〈作成論文&レポート〉
・「マトリックス・マネージメント」
・「オープンマインド・ヒューマン・ネットワーキング」
・「コンピュータの中の日本語」
・「新・遺伝的アルゴリズム論」
・「知識社会におけるヒューマンネットワーキング経営の在り方」
・「人間と夢」 等
◎〈開発システム〉
・コンピュータにおける日本語処理機能としての
カナ漢字置換装置・JCN〈愛(ai)〉
・置換アルゴリズムの応用システム「TAO/TIME認証システム」
・TAO時計装置
◎〈出願特許〉
・「カナ漢字自動置換システム」
・「新・遺伝的アルゴリズムによる、漢字混じり文章生成装置」
・「アナログ計時とディジタル計時と絶対時間を同時共時に
計測表示できるTAO時計装置」
・「音符システムを活用した、新・中間言語アルゴリズム」
・「時間軸をキーデータとする、システム辞書の生成方法」
・「利用履歴データをID化した、新・ファイル管理システム」等
◎〈取得特許〉
「TAO時計装置」(米国特許)、
「TAO・TIME認証システム」(国際特許) 等
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