私たちは想像以上。＃プチエッセイ

窓を開けて寝るのが好きです。
どうも、コーシです。

あんまりに長すぎても愚痴っぽくなりそうだから端的に、ユーモアも含め軽いノリで書いてみる。
でも今日は少し鬱憤を晴らすことを目的にさせてください。すんません。

こう言う時は結論から言うのが掟だ。

最終的に私が言いたいのは「誰だよ。」です。心の中に最大限にリアルなAwichを住まわせて言いたい。世間に対して、「お前だれ？」と。

最近SNSに対して強く思っていることがある。それは世間と個人の乖離がなくなってしまうのではないか、と言うことだ。

要するに、「なんでお前はそんなに分かっている口を利けるんだい？」と言うことなんですよ。
Twitter（現X）のなんだかよく分からない、リスクを犯さない自己啓発的なアカウントが、困っている人に対して今にも沈みそうなオンボロ船を見た目だけそれっぽくしただけの助け舟を出している。あたかも、私はこの海の風も波も熟知しています、みたいな顔つきで、言い草で。

さらにタチが悪いのは、困っていたり現状に辛さを感じてしまう人をターゲットにしているところだ。藁にもすがる思いでいる人間はSNS上の彼らにしがみつくのは現代において避けようが無いことだと思う。
形式的にでも一人になりたく無いのが、辛い時の人間だ。僕だってそうなってた時がある。

でもSNSで”あいつら”を見かけた時は、こう反芻してほしい。

なんだい？君は世間なのかい？世の中なのかい？

そいつらは、「世論」とマジックペンでデカデカと書かれた盾でしっかりと自分をガードしながら、エゴの塊という名の手榴弾をこっちに投げてきている。

もう最近その様がどうしてもどうしても嫌なのよぉ！もう！なんなのよ！

みなけりゃいいとは思うよ、そりゃそう。現にそう言うアカウントは片っ端からブロックしたんですけどね。
正直嫉妬もある。こちとら世間と自己の間に冷たい風や深い谷や広大な砂漠で、日々嫌になっていると言うのに、彼らはSNSという魔法でその距離を悠々と飛び越えている。ルサンチマンと言われて仕舞えば何も言い返せない。

ただ、一人でも多くの真人間の皆様に「”あいつら”のいいねだけはすんな！」と言いたくてここに書いてしまった。
最近、初めて話をした人に”あいつら”を感じてしまって、もう悔しくて悔しくて。本当に全然泣いた。その帰り私はちゃんとビックマックをがっついた。

”あいつら”の投稿にいいねをするくらいなら、私のエッセイ読んで「なんだこいつ」と睨みつけてスマホを閉じ、自分自身の内面に集中してほしい。
みんな、誰もが思っているより深い。想像以上に何かしらがある人間だと思う。

”あいつら”だけでなく、自分以外の人間に簡単に理解できるような個人じゃない。人の言うことは大いに参考にさせてもらって、自分の深いところで息をしたい。

　フクダコーシ　しそとツナ缶。
　Instagram @f.kohhhhhshi_（アート投稿中！）
　Twitter @FKohhhhhshi