サウナ日記1-2: 冷水恐怖症、【シングル】にいきなり立ち向かう…身体に起きた驚きの変化とは!?
※前回の投稿の続編になります。
良ければそちらも読んでみて下さい◎
【前回からの続き/サウナは克服、いよいよシングルへ】
高温無湿の乾式サウナとは違い
スチームたっぷりのテントサウナはわたしに合っており、
サウナへの苦手意識はすっかり払拭された。
しかし問題は水風呂だ。
やはりいざとなると恐怖心が勝ってしまい、
目の前の【シングル】を見つめる事しかできず、立ち尽くしていた。
そうしている間に先輩方はプールから上がってしまい、中には誰もいない状態になった。
あれだけかいていた汗はどこへやら、
風にさらされた肌はすっかり渇き、
せっかく温めた身体が冷え始めてるのを感じた。
…ええい、ままよ!!
意を決して、片脚をそーっとプールに入れてみる。。
…
…
…
痛い!!!!!
笑えるくらい冷たくて、もうめちゃめちゃに痛かった。
サウナマスターを無言で見つめる事しかできない。笑
『頑張って!!いけそうだったら片脚も入れてみよう!!』
サウナマスターYさんの温かな応援。
「あとちょっと!腰までいけたらすごいよ!!!」
「えらいぞ!もう一歩頑張れ!!」
気付いたらインフィニティチェアでととのい中だった先輩方も、
自分のリラックスタイムそっちのけで応援してくれた。
誰一人無理強いはせず、
見下しもせず、
優しさ100%の声援だった。
それらに背中を押され意を決し、一気に腰まで浸かった。
…
ぎぃぃぃ~~~~~~~~ちべてぃ~~ェ~~~
寒さのあまり口元が強ばった。
形状はガリガリ君のそれだっただろう。
(おいしいよね、ガリガリ君)
ガリガリ君は15秒を過ぎたあたりで限界を感じ、プールから飛び出した。
アドバイスに従い、すぐに下半身を乾いたタオルで拭く。
上半身が冷えてきているだろうとの事で、外気浴をスキップし2セット目に入った。
【2セット目/下半身に起きた変化】
テントサウナの中では先輩方が先程の頑張りを讃えてくれ(全員やさしい村出身に違いない)、
小さな達成感を感じた。
しばらくしてテント内の温度が再び上がり始めたところで、
早速身体に変化を感じることになる。
さっきの水風呂のおかげでギャンギャンに冷えていた下半身の感覚がおかしい。
手で触れているのに、何からも触れられていないように感じる。
薄い甲羅にでも守られているような感覚だ。
そして寒くもなく、熱くもない。
一方上半身の感覚は先ほどと変わらずで、二の腕の外側はうっすらと冷たかった。
やばい。。下半身が【ととのい】に向けて一歩リードしている。。
まさかの上下バラバラの進捗状況にテンパるわたし。
「あの~。。下半身の感覚が明らかにおかしいです。。感覚がまるで無いんです。。」
『良い反応が出ているよ!上半身が冷えているだろうから、これを使ってみよう!』
【ヴィヒタの登場】
「なんですかこの葉っぱは??飾りかと思っていました!」
『これはヴィヒタと言って白樺等の若葉を束ねたもので、
温まりが足りない箇所を叩いて刺激するためのものなんだ。
血行促進になるから、少し背中を叩いてみていいかな?』
「お願いします!」
ヴィヒタで背中や肩、二の腕をバシバシやってもらったら、
かゆみが出てきた!
下半身に追いつけと言わんばかりに、上半身も変化を見せ始めている。
サウナおもしろ~~!!!!
何度かロウリュもやってもらい、身体が着実に温まっていく。
二種類のアロマ水を交互にかければ、香りの変化もありなんとも楽しい。
『よし!それではそろそろ出ましょうか!』
マスターの合図でまた一斉にテントから飛び出した。
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次回、ついにシングルと真っ向勝負!
恐怖を乗り越えた先に待っていた、未知なる体験とは。。。
つづく。。
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