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【10minutes チャレンジ 100日連続更新達成!】地域包括ケア(病棟)というシステムから、セラピストに求められるものを考えてみた

皆さん、おはこんばんちわ。

兵庫県で常勤PTとして働きつつ、
整体院と講師業を週末起業したり、
もっと家事や育児ができて
人生幸せになる男性を
増やすべく
情報発信をしている、
2児のパパこと
中井 宏俊(なかい ひろとし)です。


無事に100日連続更新を達成!


読んでくださっている皆さん、

♥いいね、をくださった皆さん、

ありがとうございます。


そんな今日の記事も

昨日のTwitterから。


そもそも地域包括ケア病棟とは

何なのか?

役割としてどういったものなのか?

そこから見ていきましょう。


地域包括ケア(病棟)とは?


こんなページを見つけました。

https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no179/#:~:text=%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%8C%85%E6%8B%AC%E3%82%B1%E3%82%A2%E7%97%85%E6%A3%9F%E3%81%A8,%E7%97%85%E6%A3%9F%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82&text=%E6%80%A5%E6%80%A7%E6%9C%9F%E3%81%AE%E7%97%87%E7%8A%B6%E3%81%8C,%E3%82%B9%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%AB%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

厚生労働省では、地域包括ケア病棟の3つの機能を使って、その架け橋になるよう定義しています。
1つ目は、高度急性期病院などから患者さんを受け入れる機能。入院患者さんの重症度や看護必要度の設定を行います。
2つ目は、受け入れた患者さんを今後、介護施設や在宅での生活が行えるように支援する在宅・生活復帰支援の機能。
3つ目は、施設や在宅で療養中の高齢者が、急に具合が悪くなってしまった時に緊急で受け入れる在宅療養支援としての機能です。

これらの機能を

回復期リハビリテーション病院、

リハビリ専門病院のように

大規模な病院でなくても

似たような役割を

病棟機能として

提供出来るように

した形です。


つまり中小規模の

一般的な規模の

病院でも

施設基準を満たして、

その機能を、役割を果たす

ことができるというわけです。


セラピストとしての関わり方の違い


そして、Twitterで私は

こう続けました。


多分、転院前にそこのドクターや

セラピストから、

「リハビリ専門病院で頑張ってください」

みたいな説明を

されてきている患者さんが

結構いるような印象なのです。

実際そう説明されてきた

という患者さんも担当したことあります。


回復期リハビリテーション病院は

最大で180日入院ができます。

しかも、セラピストは

PTOTSTが揃っていて

人数も多い。

さらに、1回の介入で掛けられる

時間も40分~1時間と長い。

これがPTOT(+ST)で行う。

1日で最大3時間の介入が

行われる。

運動器疾患の患者さんへの介入なら

2時間が最大かな?


一方、地域包括ケア病棟。

入院期間は最大60日。

セラピストの数は

回復期リハビリテーション病院と

比べると圧倒的に少ないことが多い。

介入は1日1回、40分~1時間が

ベースになる。


セラピストとして直接関われる時間(量)は

少なくなるわけです。

だから、というわけではないですが、

セラピストとしては

回復期リハビリテーション病院に

所属するセラピストと比べると

より質が求められます。

私が今の病院に入ってから

よりレベルアップ出来た(と思う)のは、

職場のそういう意味での

環境のお陰もあるかもしれない。


話を戻すと、セラピストとしての

介入が回復期リハビリテーション病院と

比べて、長く取れないからこそ、

病棟でのケアやキュア、

生活支援、退院時や退院後の生活の

綿密な想定。

これらをセラピストだけで

完結するのは無理ですよね。

だからこそ、

リハビリテーションとして

患者さん、家族さんも含めた

医療・介護職が一体となって

目標に向かって

進んでいける仕組みや

関係性が大事だし

必要になっていくのです。


「回復期リハビリテーション病院でもそれは必要だしやってる!」

というご意見もあると思う。

出来ている所もあるのは

存じ上げてるし、

それはすごいことだと思います。


入院期間がより短い中で、

退院時の心身の状態を想定し、

退院後の生活を予測し、

介入をしつつ

着々と準備を進めていく。

期間が長い回リハにはない

難しさとやり甲斐があるし、

セラピストに要求される能力が

多岐に渡ることが

何となく理解いただけるかと思います。


治療技術に特化しているだけではダメ。

頭でっかちな知識特化だけではダメ。

コミュニケーション能力だけではダメ。

これはどのステージに属していても

セラピストとして必要なこそですが、

私が高いレベルでの

ゼネラリストを目指している理由が

少し垣間見えると思います。

全てが高いレベルであれば、

どのステージでも、

どんな患者さんでも、

どんな疾患でも、

どんな環境でも、

患者さんや家族さんの

リハビリテーションの一助になれる。


そう信じているからです。


地域包括ケア病棟がある

今の環境をセラピストとして

有り難く、感謝しつつ、

これからも成長していこうと

考えています。

そんな私の発信に

これからも注目していただけると

幸いです。

オンラインでの勉強会や

セミナーも企画します。

発信内容もブラッシュアップしていきます。


今後もよろしくお願いいたします。

100日間、ありがとうございました!

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