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ずるくて良いのです。後出しジャンケンが許されているのが人生です。今日の写真はにぎり寿司です。

ずるいとは、人を出し抜いて得をする事です。悪賢い、小賢しいとも言いますが、それは出し抜かれた人が思うだけのことです。ずるい人に「ずるい」と言われるようになれば良いのです。

今の地位、財産、立場が自分の努力では無く引き継がれたものであれば、それを引き継ぐ為に気を使うのです。先祖が落ちぶれて自分の代で今の地位や財産、立場を築いた人はそれを維持して引き継ごうとするのです。

個人の力で築き上げたものでは無いのに社会に還元しないで一族のものにしてしまうのです。社会に還元しないで自己利益にするのはずるいのでは無く利己主義です。

賄賂は個人に還元することです。寄付は社会に還元することです。利益を得る為にするのが賄賂。利益が出たので社会に役立てるのが寄付や税金です。

社会に役立てるための税金を個人の利益のために使うのはおかしいのです。

税金のかからない控除額は文化的な生活が送れる最低限の金額としなければおかしいのです。税金の控除額は、事業所には必要経費として色々認められていますが、個人の基礎控除額は、48万円です。所得税は所得から必要経費を省いた額にかかる税金です。その必要経費とは文化的な生活ができる金額のはずですが、なぜ年間48万円で生活ができると思っているのでしょうか?

国民一人当たり赤ちゃんも年寄りも基礎控除、扶養控除を120万円にしてもらえないでしょうか?

それ以下で生活している家族がたくさんいるのです。4人家族であれば世帯480万円の控除になりますが、月給18万円の派遣社員ボーナス無しでしたら年収216万円です。夫婦で働いても432万円です。そこから社会保険、税金が控除されたら都会では家賃を滞納してしまうのです。

田舎の家賃の安いアパートでは仕事が無いのです。時給千円以下で日に8時間週6日勤務で月26日働いて208,000円以下になります。1週間の所定労働時間は40時間となっているので月給で支払われるのは173時間分173000以下です。

又、最低賃金が都道府県により異なるので889円の和歌山の場合は153,797円になります。1週間の所定労働時間を超えないように勤務時間は1日7時間が5日勤務で5時間の日を1日設けます。

会社は月給制から日給月給に、そして時間給で働かせて支出を抑えるのです。社員から外注に仕事を回すのです。

社会はずるいのです。個人も負けずにずるくなりましょう。
一般個人は社会に貢献できているのです。最低賃金を上げさせましょう。所定労働時間を守りましょう。サービス残業などしない、させない。

そして会社員(サラリーマン)は自滅するのです。

#たぬきのポッさん #エッセイ #スキしてみて

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