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変わる

今日の写真は種から育てる水草です。根が張って水を充たしても流されない状態になったならば流木と石を設置してから水を足します。

変わりたいと思っても変われる時でなければ変われないのです。
変わりたくなくても変わってしまう時は変わるのです。

変わりたいは気持ちで事実とは違います。
変われたらそれは事実です。

環境が変わりました。自分は変わらないと思っても環境が変わると自分も変わらないといけないのです。変わりたくないと思っても変わらざるを得ないのです。

毎日毎日、環境は変わっているのです。大きく変われば自分も大きく変わらなければいけないのです。思い通りにならないと思うのは変わった環境にそぐった形に自分が変わっていないのです。

環境が変わっても自分の中で変わらない部分があればそれが信念です。
信念を貫き通しても変わった環境に対応できたならばそれは良い信念だと思うのです。

私は兵法、軍師、戦略などに興味があり勝つための勉強をしてきました。
ビジネス環境の激しい変化についていく為には学んで自分を変化させる必要があったのです。

目の前の問題を一つ一つ確実に潰していく。
後回しにはしない。
先に手を打つ。

忙しい中にいれば、忙しい事が普通になって益々忙しくなるのです。
火に油を注いで燃やし尽くして燃え尽きた心は空っぽになるのです。

燃え尽きる前に逃げ出しました。

環境を変化させたのです。「逃げるが勝ち」とは思っていませんが手に負えないと思ったならば環境を変化させましょう。

勝たなくても良いのです。負けないために争わないこともあるのです。

環境の変化を感じる。今後の環境の変化を予想する。
環境の変化が自分の変化と同調できているのが自然体です。

逃げる事は環境の変化を自分で作ることです。学校から逃げ、会社から逃げ、社会から逃げ、家族から逃げ、自分から逃げる。

環境が変わることで逃げなくても良い環境を掴みましょう。

自分から逃げることで自分を変える事ができるのです。
自分に固執しない事です。自分から逃げるとは自分のイメージを脱ぎ捨てる事です。

私を例にすれば、たぬきのポッさんを捨てていじわるばあさんに戻るようなものです。いじわるばあさんは長谷川町子先生が描かれた4コマ漫画の主人公で実写化した時の配役が青島幸男さんでした。タイトルも「意地悪ばあさん」と漢字表記になっていて「サザエさん」と共に長谷川町子先生の代表作です。

いじわるばあさんの環境とサザエさんの環境が同じであっても結果が異なるのは捉え方が違っているからだと思うのです。捉え方の違いが個性です。

「自分から逃げる」はいじわるばあさんをやめてサザエさんになるようなものです。

難しい事ではありません。

人も環境も変わっていくのです。そしてそれに対応できるようになっているのです。

成るように成る。

#たぬきのポッさん #エッセイ