Shiori

He’olina leo ka ke aloha 🌺 Collaborative Ar…

Shiori

He’olina leo ka ke aloha 🌺 Collaborative Art Studio Tag me @songbirdcagedin2020 on Instagram

マガジン

  • Hale

    Hale means house in Hawaiian

  • おじいちゃんとわたし

    戦後おじいちゃんはどんな想いで生きていたのだろう。 軌跡を紐解く魔法ストーリー。

最近の記事

始まり

While spring flowers were showing their faces, this particular flower caught my eye in the setting sun. The flower seemed to be leaning into the light, making itself shine even more. 春の花々が顔を出す中、夕陽に当たるその花が特別に目に入った。その花は光に寄り添うようにして、自身をさらに輝かせて

    • 輝く光のその先に

      コバルト色に光が照らされて輝く海 白い砂浜 当時5歳の息子は ここが僕のビーチだよ ってばぁばに説明していた   いつの間にか日々は過ぎ 私の母国日本に家族で移り住んで もうすぐ3年を迎える 娘も2歳 名前はハワイ語にもある名前だけど 彼女はハワイを知らない ハワイに住んでいたことが夢みたい あの頃の日々は色濃く 今でも自分達の生活の一部にある 私はハワイでの生活の終盤に LomiLomi(ロミロミ)を学び始めた 学び始めてからの不思議な浄化 全身の浄化は 体の健康だ

      • Magenta

        The Bougainvillea fascinated me when I saw it in Hawaii for the first time. Now I’m looking at the azaleas at my home where I grew up and thinking about the bougainvilleas. The vivid magenta gives me a sense of nostalgia. It makes me hopefu

        • +10

          2022 Spring

        始まり

        マガジン

        • Hale
          11本
        • おじいちゃんとわたし
          7本

        記事

          蝶のポーズ

          主人が朝淹れてくれた白湯にレモン 朝みんなでコップに一杯何かを飲む 主人はハーブティーかアールグレーの紅茶 息子はカモミールティー 私は白湯にレモン、白湯又はマザーズミルクという母乳に良いハーブティー しかし、大抵私は温かい一杯を飲め干せていない 日々があっという間に過ぎる いつか呼吸が浅くて、自分はどうしてこんなに焦っているのかと思った 友人がオンラインで陰ヨガを教えているのでクラスを受けることにした アメリカで受けていたリストラクティブヨガ、yin yo

          蝶のポーズ

          母の胸中

          ハワイから日本に移住、帰国して1年3ヶ月。 妊娠、息子の入学式、英会話教室設立、ヒーリングルームをたまに開けて、実家の手伝い、出産、子育て。 毎日がすごい速さで流れていく。 子どもたちともっとゆっくりと過ごしたい。 学校から送られてきたネット上で選ぶタイプの写真達。 パソコンで見ていると、ひとつの写真が目立つ。 爪を噛む癖がある息子。 それを授業中にしている。 真ん中にいる彼。 他の子とは違う彼の姿に。 やめてくれ〜と思ってしまった。 やる前に10秒数え

          母の胸中

          朝チャイ

          朝6時。 スパイスと紅茶を煮たたせて、チャイを作る。 息子にじゃがいもと玉葱の味噌汁、卵焼きを作りながら。 一度に違う作業をこなすことは主人にはできないと思う。だから、彼の作る料理の作業に失敗はあまりない。 私には失敗がある。 多々ある。 時間をかけて煮たたせたチャイも、コップに注ぐ時にこぼしてしまった。 途中、重ねられたタッパーが崩れる音を聞くし、丁寧な暮らしとは程遠い。 適当な暮らしがわたしにはちょうどいい。 チャイは黒砂糖を入れた。ちょっと甘みが欲しいかなとい

          朝チャイ

          Mamma

          空気の温度が日々下がっていくのがわかる。 ここ最近、家の中にイトトンボを見つけては外に出してあげる。命を落とした子も部屋や車で見かけ、どこから来たのかなと思う。 昨夜見つけた子は、照明の周りを突くようにして飛んでいた。その音を息子は少し怖がりながら、トンボは蚊のように吸わないから大丈夫と私に宥めなれながら眠りについた。 今夜も主人が読み聞かせをしてあげている時に、そのトンボの羽音が部屋に響く。 息子は学校で一生懸命楽しく過ごしたようで、その音にも気づかず、力果てた様子で眠りに

          お産で叶った夢

          栗の時期になってきた。 母がお友達から栗を貰った。 母は膝を悪くして、栗を扱う余裕がないわ。 と笑って言う。 今日はお医者さんに診てもらい、薬を処方され、かなり楽になった様子。 膝が痛いのに、仕事をして、娘の手伝い、孫をお風呂に入れたりとよく動く。 妊娠した時に、助産師さんが言っていた言葉。 あくびや疲れは赤ちゃんからのメッセージですよ。 わたしはその言葉がすごく気に入った。 そして、わたしは、体の痛みは自分自身からのメッセージだと思う。 母に休息が必要。

          お産で叶った夢

          自分を癒す時間を作る

          自分の凝りや疲れを解すために、出掛けない日曜日は午後3時に入浴タイムを習慣にしている。 今回は実家の玄関先にあるラベンダーと共に。 ベースのククイオイルに精油のラベンダー、フランキンセンス、ゼラニウムと少しだけローズマリーを合わせてマッサージオイルを作る。 湯船に浸かる前にオイルマッサージをしていく。頭から爪先まで自分の滞りを呼吸と共に感じながら、手で自分の水分や血液を感じていく。首や肩や脚の骨周りは重点的にゆっくりと。 全部洗い流した後は、穏やかな温度の湯でしっかり

          自分を癒す時間を作る

          癒しのソープストーン

          妊娠後期33週3日を迎える。 数日前から呼吸が浅くなり、肩が上がり気味になっていることに気付く。これは怪しいなと自分の身体を観察し始めた。 子宮で胃が圧迫されて、とにかく胃の不快感を感じる。胸の皮膚が伸び、痒みも少し出てきている。ホルモンバランスの変化で感情も変動的。珍しくずっと、横になりたい日もある。 助産師さんに、あくびや疲れは赤ちゃんからのメッセージと聞いた。自分の必要以外の仕事をしているので、自分に集中して、生活のリズムをゆっくりにした方がいいなと思った。 昨日

          癒しのソープストーン

          お蚕さま

          暖かい陽射しが気持ちいい。 生まれ育てられたこの地で、春を感じるのはいつぶりだろうか? 小さい頃から、春になれば毎年花粉症に悩まされて薬を飲んでいた。 今年は久しぶりにハワイから日本に戻り、冷えた身体になっていて花粉症になりそうな気がしたので、民間療法を調べてみた。 色々と方法があるようだけど、桑の葉茶が気になった。近くのお店で手作りの桑の葉茶を見つけたので早速買って飲んでみた。少し手で潰してお湯を入れると細かい茶葉も急須の底に落ち、湯呑みに注ぐと茶葉も一緒に底に落ちる。

          お蚕さま

          妊娠とレイキ

          妊娠9ヶ月 新しい命を自分の中に感じる 胎動が増え、最近は肋骨辺りまで蹴るので子宮の可能性に驚きを隠せない。 1人目の息子の後、2人目不妊と言うのか、普通に次の子ができてくれるかなと思ったのにできない。6年経ち、生理がない月があり、妊娠と思わせるつわりが始まった。 しかし、その命は成長できず、流産。 ロミロミの勉強中だった私は、自分を癒そうと、ワイキキクリニックのアンティに会いに行き、伝統的なハワイの本物のロミロミというものに触れる。彼女の優しさ、他人に自分の内を話

          妊娠とレイキ

          Big hands

          お義父さんにラベンダー、フランキンセスとゼラニウムを入れたククイオイルの匂いを嗅いでもらう。 一緒にゆっくり呼吸をしていく。 レイキとロミロミの祈りや精神を念頭に入れ合わせ、手を当てていく。腕の関節炎も持つ彼の両上腕と足を看る。上半身が暖かく、足は冷たい。浮腫みも見られる。気をつけてゆっくり触診する。手のひらの親指周辺に緊張が強く見られる。 自分の手がかなり冷たかった。そのことが義理父の身体の状態にとても良い熱と冷の連鎖になった。 気持ち良い。 その感覚を表現しても

          Big hands

          My grandpa-in-law

          今日は11月11日。ベテランズデー。戦争を終え、全ての退役軍人の人々を称える日。私の義理のおじいちゃんはアメリカ人である。私のおじいちゃんと同じように戦争に行った。この手紙は1944年にイタリアにいた時に書かれた。彼は三日前に100歳になり、お祝いをした。彼は今も元気で食事を3回しっかり摂り、おばあちゃんと78年の時を一緒に過ごしている。 この手紙はおじいちゃんが、戦時中にイタリアから家族や町の人たちに送った手紙である。100パーセントのおじいちゃんの愛を感じる。 ”Ea

          My grandpa-in-law

          海を見つめる椰子の実

          一番大きく見えるフララップ島が、群青色の海の色に白い砂浜の輪郭に囲まれて、緑一色と見えていたのに、フララップ島に第一歩を踏み閉めて驚いた。大発の着く附近の椰子の木は、爆弾で傷つき、葉は折れて色があせ、そんな木に二、三個の椰子の実が、しがみつくようにぶら下がっていた。その下には大きな弾こんに水が浸かり、中には割られたり、傷ついた椰子の実が浮かんでいた。そんな光景を目のあたりにした時、孫呉でえがいていた赤道直下にはきたけれども、椰子の木陰でてくてく踊るなんてもっての外で、これが戦

          海を見つめる椰子の実