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輝く光のその先に

コバルト色に光が照らされて輝く海
白い砂浜
当時5歳の息子は
ここが僕のビーチだよ
ってばぁばに説明していた  

いつの間にか日々は過ぎ
私の母国日本に家族で移り住んで
もうすぐ3年を迎える

娘も2歳
名前はハワイ語にもある名前だけど
彼女はハワイを知らない

ハワイに住んでいたことが夢みたい
あの頃の日々は色濃く
今でも自分達の生活の一部にある

私はハワイでの生活の終盤に
LomiLomi(ロミロミ)を学び始めた
学び始めてからの不思議な浄化
全身の浄化は
体の健康だけでなく
自分の感情との向き合い方に
明らかに変化をもたらせ
自分の意思を強く柔軟にさせた

学校とは別に
大切な基本のロミロミの手技と心構えを学んだ
ハワイの公園で
たまたま会った息子のクラスメイトのおばあちゃんが教えてくれた
彼女はハワイアンの血統を持ち
ロミロミと深い関係のある
薬草療法ラアウ・ラパアウを学び続け 
家族医の存在をする方だった
おしゃべりをしながら
ロミロミをやってもらったらやり返す

出会いのタイミングに驚かされ
感謝と愛で溢れた

私はロミロミをやる方が多くなってしまうので
たまに子ども達にやってもらう
一生懸命やってくれるから
教え甲斐があってまた楽しい
2歳の娘も見よう見まねで
優しくロミロミができるようになった
もちろん遊びながら

兄妹のロミロミ時間

今日は父と30分間のセッション
ロミロミは家族のコミュニケーションのひとつ
小さい頃に
お父さんの肩たたきをした記憶の延長
手技や触れ方のタイミング
エネルギーの感じ方や使い方は
敏感に
一瞬一瞬の流れは
自然に行動として現れていく

ロミロミセッションは
音楽のセッションと同じように
魂が行き交う

父はいつも大袈裟なくらい褒めてくれる
今日は 
素晴らしい!
を何回も言ってくれた
私は父の調子が良くなってくれて嬉しい

友達と泳ぐ息子


親子のつながりは
遺伝子
血筋
などなど
つながってるから
当たり前かもしれないけど
離れていても
テレパシーのように
つながっている

ロミロミは
コミュニケーションのひとつだと思う
ロミロミだけじゃなくて
会話以外にも
コミュニケーションをとる方法は色々とある
私はたまたま
あの時にハワイでこの方法を学んだ

それぞれの人々が
それぞれのやり方で
コミュニケーションをとって
つながっていっている

コミュニケーションは
必要なだけした方が良いと思う

わたしは
離れてしまった輝く海と
つながりたいから
たまに想像して
つながる

あの太陽の下で
目を瞑って
ぷかぷかと浮かび
ひとつになって
輝きを取り戻す

それも自分とのコミュニケーションのひとつ

現実世界は
色々とごちゃごちゃもある
でも
みんな生きて
ひとつに
つながっている

誕生日のキャンドルを上手に消せた娘
私は
その火を見つめる顔に
命の軌跡を感じた

全てのつながりに
ありがとう

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