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悪い感情には快感がある

体に悪いとされているものには快感がある。快感があるからやめられないのだ。

酒やタバコ、甘みに博打に薬、わかっちゃいるけどやめられないものは多い。性欲は良いことも悪いことも含んでいるかもしれない。

そんな中で悪口、怒り、愚痴、イジメ、批判、クレーマー、そういった良くないといわれる感情には快感が含まれている。快感があるからやめられないのだ。

怒鳴りつけた相手が「ごめんなさい、許してください」と言えば不快だろうか。おそらく「こらから気をつけろ!」と相手を征服した快感があるはずだ。

気に入らない相手をイジメている間は快感があり、次はこれをやってやろうとまで思うかもしれない。

仕事のできない相手を説教して出来る人間にさせようとすることにも快感がある。
人間には支配したいという欲がある。それをが満たされると快感だからだ。
性欲も快感を満たすことになるが、存続への欲求である「繁殖」が伴うので人類への利益はありそうだが、個人の欲求も行き過ぎると誰かを傷つけることになるかもしれない。
そうなっても構わないというくらい快感が強いこともある。

そういった快感を乗り越えるには別の強い快感が必要になるものだ。

快感を乗り越える快感とはどういったものなのか。ぼくはある程度説明可能だが普遍的であるかの検証はない。

一つだけ言えるのは、本能に従うのではなく理性に従うということだ。

ここでも哲学は役に立つのだがそこへ進むには抵抗が強い。
これを乗り越えることがぼくの勉強の課題でもある。

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