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関西人 ツイッター中心

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最近の記事

定義、プレッシング・ビルドアップ

定義という言葉の意味…概念を定める …ある物事を端的に伝えるための説明 かと(改めてネットで調べました) それを踏まえると、後ろを余らせながらプレッシングをかける際の守備をフォーメーションで表すこと(4-1-4-1に対して4-3-1-2で守る…など)は、「定義」ではなく解決策や今の現象を示しているもの 相手に合わせてどこを一人で二人分を中間で管理する(-1にする)かというのが「定義」になるのではないかと考えます。 解決策の功罪 解決策が限られている場合、時間が無い場合

    • 2024徳島以外のいくつか(元徳島選手など)

      神戸vsFC東京まず選手のレベルが高い。強度とスピード、そのなかでの技術 国内最高峰の試合を見ている感じはある。 宮代選手 すべての点(+PK)に絡んだのだが、それはすべてバイタル付近から。 半歩ずらしてのシュートは今日本で一番ではないかと 大迫選手の一列下でプレーするというのは国内でこれ以上無い自分が活きる場所ではないだろうか。 ただしインテリオール気味に左右を山口選手と分け合うところがあるのは気になる。 本多→広瀬→宮代…と宮代選手が左サイドで最終的にパラレラの動き

      • 解決策の提示(アナリティコ、グローバル)

        解決策…アナリティコ、グローバル ※あくまで補助的な用途がメイン(年代にもよる) ①3vs2+1 1GK(グローバル) ・数的優位の優先順位 ・ボールの置き場所 ・ディレイ ・GKとの連携 ・サイドチェンジ(パス&コントロールの質) ・距離の調整により様々なカウンターに対応 等 ②3人組クロス(アナリティコ) ※配置やゴール前の入り方は事情による ・パス、ランニングの質 ・前から奪いに行った後のサポートの意識づけ 等 …前回の②3エリアゲームのフィニッシュとの結びつけ(最

        • 文脈から練習すること

          文脈を考慮した練習メニュー(システミコ) ※レベルや進捗に応じて以下考慮 ・人数やコートの大きさ ・ルールによる制約(エリア、リスタート等) ・ゴールの数と位置(何を想定する) ・心理的負荷の調整(時間、リードの有無等) ・アナリティコやグローバルとの併用 ①5(+1)対6  2GK ・数的不利からの守備 ・ポジティブ・ネガティブトランジション ・カウンターとボール保持の切替 等 ②3エリアゲーム ・エリアごとの解釈を含めたビルドアップ ・優位性のある場所を共有 ・スペー

        定義、プレッシング・ビルドアップ

          2024J2開幕 徳島vs甲府②

          ここからは戦術とその落とし込み…指導と練習に関わる部分について触れていきます。 しかしこれは実際に確認できない部分が多く推測に推測を重ねたところがありますので、 あくまで参考として皆様が様々な可能性を考えていただくための叩き台となれれば幸いです。 的にどのように辿り着くか「的」については前回述べたとおり 今期は前から奪い、そしてショートカウンターを仕掛ける機会を逃さないことではないかと考えています。 もちろん相手を分析し臨機応変に戦い方を決めていくなかでは、時としてJ1で

          2024J2開幕 徳島vs甲府②

          2024J2開幕 徳島vs甲府①

          徳島vs甲府 先にポストで触れたが、なかなか厳しい船出となった。 前半の至る所で間に合っていない状況が見られたこの試合 ・前からの連動した守備が見られない ・ノア選手など前の選手にボールが入った後のサポートが続かない ・ゴール付近に入ってくる甲府の選手を捕まえられない 攻守ともに後手にまわり 吉田監督が今期掲げたキーワードである「スピード」を良い意味でチームとして体現できている様子は見えなかった。 果たしてこの試合では何をやりたかったのか。 後半にビルドアップが落ち着

          2024J2開幕 徳島vs甲府①

          最近の指導(と少し徳島ヴォルティス)

          徳島の試合が暫くないこともあり、最近思ったことを久々にnoteにまとめてみました。 ゴールと低学年低学年は蹴ることへの関心?点を取る欲求?が強いことが多い。 ボカボカとゴールに向かって無理やりにでも蹴る傾向が強いので、 運ぶ判断やボールに沢山触らせる時間を増やすために蹴り込めるゴールを設置せず、ラインゴールや小さい複数のゲートゴール(いずれも通過すれば一点)を設定したりその配置を4ゴール制にしてスペースを意識する練習を日々取り入れたりしている。 これは一般的な流れではない

          最近の指導(と少し徳島ヴォルティス)

          雑感…

          ドリルの影響? 日本が初めてW杯に出始めた時に課題に上がったもののなかに 「コンタクトスキル」 「プレッシャーを受けたなかでの正確な技術」 というものがあった。 これは指導内容に判断要素の薄いドリル形式がメインであったことが影響していたのだろうか。対人形式でのトレーニングに欠けているゆえに「相手が居なければ上手い」という評価が聞こえていたのだろうか。 情報の取捨選択 最近まで…今もその指導バランスは議論にあがるなか特に育成年代は悩まされているように感じるが、そのな

          雑感…

          2023の徳島と日本サッカー(完結)

          疑問のなかにも期待は捨てずに見守っていったW杯終了までの活動を中心に自分なりに振り返りたい(ウルグアイ戦までに間に合った!) 五輪後の続投判断について決してチームづくりとしてうまくいっているとは思えなかったが ・直前での変更で最適な人材がみつかるのか ・これまでの失敗を糧に成長できる可能性 この二点も踏まえての続投ではないかと自分のなかで一旦納得させていた。 協会が発信した続投への考えはもちろんこのようなこれまでを否定するものではなくまた根拠に疑問を感じる「信頼」とい

          2023の徳島と日本サッカー(完結)

          2023の徳島と日本サッカー④

          代表の位置づけとは ここからは代表チームについて触れていきたい。 代表チームは一番の広告塔としてその内容と結果でサッカーの魅力を発信し普及面で貢献することを大きな目的の一つとして各大会に臨んでいるのではないかと考えているのだが、 最近の代表チームの活動については選手の頑張りに驚かされる反面、その周囲のスタッフに留まらないJFAの組織としての目的・目標に疑問を感じてしまっている。 東京五輪の影響力 このことについて最近で一番強く感じたのは東京五輪前後の時期である。

          2023の徳島と日本サッカー④

          2023の徳島と日本サッカー③

          言葉の意味チームを語るうえで出てくるコンセプトという言葉 同じような意味として「戦略」などもあるかと思うが 短く分かりやすく外部に、そして特に差別的優位性という意味を含めたその言葉は サッカーチームにおいて目的に向かっていくなかでの一貫した考えとして発信されるにしっくりくる。 ・「スポーツ」のなかでなぜ「サッカー」なのか ・なぜ「徳島」なのか ・なぜ「日本」なのか 発展に向けて他との違いを探していくなかで独自の価値を見出し掘り下げていくこと、発信していくことは重要な

          2023の徳島と日本サッカー③

          2023の徳島と日本サッカー②

          徳島の航路 徳島はリカルド・ロドリゲス監督からポヤトス監督とスペイン路線を継続 新たな監督もつい先日スペイン人のラバイン氏に決定した。 「スペイン路線」「ポゼッション」「パスサッカー」とも表現されるそれらはある面ではその通りでもあるが 岡田強化本部長が過去話している 「国籍は問わない」 「魅力的なサッカーをして成長できる」 「ボールを大事に」 「組織的に」 「攻撃的に」 「徳島ヴォルティスを通じて世界とつながっていく」 …というところにマッチするスタッフとし

          2023の徳島と日本サッカー②

          2023の徳島と日本サッカー①

          2022年11月 徳島ヴォルティスのJ2残留とポヤトス監督への続投オファーからの退任 日本代表のW杯でのベスト16敗退とドイツ・スペイン撃破 チームづくりの文脈のなかで 披露するサッカーに興味を持ちそれを継続する意思がみえる徳島ヴォルティスと代表チームのW杯での対戦相手にフォーカスしたこれまでの継続を感じない采配への転換に様々なことを考えさせられている。 徳島は意図せず監督が変わるなかでも目指す方向性を継続したなかで発展へ向かえるのか 日本代表はW杯で見せたような本番

          2023の徳島と日本サッカー①

          2022徳島ヴォルティス振り返り③

          3回目は守備を中心に 最少失点とは 35というリーグ最少タイの数字を記録したわけだが、これについてはまず前回以前に述べたように 「ボールを保持する時間が長い=相手の攻撃機会が減る」 というところが大きな要因であると考える。 そしてこれについては昨期を経てDFラインに前の選手が降りてきて数的優位をつくる「サリーダ・ラポルピアーダ」を許容した?ことが大きいのではないか。 意図の有無(守備面への影響も狙っていたか)はともかく、監督が継続したことによる優位性が今期一番表れていた

          2022徳島ヴォルティス振り返り③

          2022徳島ヴォルティス振り返り②

          保持の先にある崩し 昨期を土台づくりと考えていたとしてもいなくとも、今期の結果に関わる大きく抜け落ちた要素として考えている。 もしくはこの崩しの部分については、元々個に任せる考えがあったのだろうか?  昨期も崩しについては岸本選手の突破や宮代選手のシュートアイデアに依存していた部分が大きく、 彼らが抜けた後に残るものが無く再構築が必要なのは当然であった。 特にバイタル付近で起点になりつつ他の選手が探せていない・産み出せないシュートチャンスを作り出す宮代選手の穴は大きく感

          2022徳島ヴォルティス振り返り②

          2022徳島ヴォルティス振り返り①

          残念な結果に終わってしまった徳島ヴォルティス …しかし楽しませてもらったことに感謝し、引き続き彼らを尊敬しながら少しずつ勉強を兼ねて振り返らせてもらいたいと思います。 戦績から 【徳島ヴォルティス】 13勝(14番目)23分(最多)6敗(最小) …48得点(13番目)35失点(最小) ※自動昇格チーム  【アルビレックス新潟】 25勝(最多)9分8敗 …73得点(最多)35失点(最小) 【横浜FC】 23勝11分8敗 …66得点49失点 リーグ最多の引き分け数と最小

          2022徳島ヴォルティス振り返り①